2017年の映画『バリー・シール アメリカをはめた男』を見ました。

採点 3.4/5

 

実話を基にした作品ということでなかなか見ごたえのある内容でしたね。

内容的にもとっつきやすく万人受けする映画だと思います。

 

あらすじ

民間の航空会社でトップクラスの操縦の腕を持つパイロット バリー・シール(トム・クルーズ)。

彼はCIAにスカウトされ麻薬組織と接触するが、その過程で麻薬組織に協力し、多額の金を稼ぐようになる…

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シールは民間航空会社のパイロットとして働いている。バーでスーツの男(シェイファー)に話しかけられ、キューバに葉巻を密輸させて金を稼いでいることを見抜かれる。

シェイファーは中米での計画のためシールの力を借りたいと言う。シェイファーはCIAだった。

 

シェイファーはシールに高速の小型機を与え、シールは妻に新しい仕事を始めると告げる。しかし妻は乗り気ではない。

シールはフライト予定の民間飛行機から降りてしまう。CIAとしての活動が始まる。

 

シールは高速機で南米、中米の国の上空を飛び、危険を冒しながら写真を収め活躍する。

ある日左翼に被弾した彼は墜落しかけるが持ち前の技術で無事生還する。

 

シールはシェイファーと食事している。子供が生まれたシールは民間会社を辞めたことを伝えておらず昇給の交渉をする。

パナマでは共産側にも情報を流しては報酬を受け取っていた。

 

1980年コロンビアでシールは何者からに連れ去られる。連れ去られた先で男にアメリカとの航路を知り尽くしている点を買われコカインの密輸を依頼される。

破格の報酬と引き換えに彼は引き受けるが、滑走路の延長を依頼するが受け入れられずブツを持って着陸するのではなくある地点でブツを投下することを提案する。

 

シールは短い滑走路で命がけのフライトをなんとか成功させる。アメリカに到着した彼はルイジアナでブツを投下し密輸は成功を収める。

 

多額の報酬を受け取り、密輸業者達の祝福をコロンビアで受けるがコロンビア軍が屋敷に乗り込んできて銃撃戦になる。

銃を突きつけられ、捕まる。会いに来たシェイファーだったがシールのことを麻薬業者だと呼び、シールの家に家宅捜索が入るがなんとかしようと語る。CIAも彼の腕を買っていたのだ。

 

自宅に戻ったシールは家宅捜索を免れるためルイジアナからアーカンソーに引っ越すと家族に告げる。家族は不思議に思いながらも付いて来ることになる。

 

アーカンソーのど田舎に引っ越してきた一家。

不満そうな妻だが外にシェイファーを見つけ車に乗り込む。シェイファーはシールに広大な飛行場を与える。そこで彼はニカラグアの戦争に協力するため武器を運ぶよう要求される。 

 

帰宅するシールだが妻に問い詰められる。

航空会社を辞めたが得た大金を見せる。そして口外しないことを条件にCIAの仕事をしていると告げる。

 

ニカラグアの解放軍に武器を届けるシール。

しかし、身ぐるみをはがされブーツなどを奪われる。本当に武器を渡す相手が彼らなのか疑問に思う。

 

そこにコロンビアで協力していた麻薬業者と再会し、コロンビアに銃を、コカインをニカラグアに運びパナマ経由で米国に粉を密輸して報酬を得るようになる。

 

手が回らなくなったシールは助手を雇いパイロットチームを編成する。

ある日アーカンソーでシェイファーに会うシール。助手を目撃されてしまう。

彼はシールの土地を借りてニカラグアの解放軍を訓練したいと言う。助手を目撃された彼はニカラグアから人々を連れてくることになる。

 

シールはアーカンソーに球場を開くなど地域貢献も始め、人々の信頼も勝ち得ていく。

 

1982年には密輸の仕事で大儲けしているシール。妻も協力し、金の洗浄も行い順風満帆だ。妻もコロンビアに呼ぶなど公私ともに絶好調なシール。銀行にも金を入れまくる。

 

1986年

妻の弟JBが自宅に訪れる。彼は根っからの不良のようだ。妻はここで働くように告げる。

彼は喧嘩っ早くトラブルを多く起こしてしまう。仕事にもやる気がない。

 

シールの自宅にはカネが運び込まれ続け、隠す場所がなくなってしまう。

JBは勝手に金を使い車を買ったりしている。

シールはJBに金を盗んだことを咎める。

 

1983年フライト中に麻薬取締局に見つかってしまう。彼らはあいてが高速機であることを逆手に取り低速でフライトし逃げることに成功する。

 

ある時低速機に乗り換えてきた軍に追尾されるがシールは低空飛行し道路に着陸し民家に激突する。コカインまみれになった彼だが自転車で逃走する。

 

このことが新聞に載りシェイファーに知られてしまうが、仕事は継続していた。

 

JBはアーカンソーで車のトランクから金を出しているところを保安官に目撃されてしまう

金がはみ出たケースを持って店に入り、保安官に気づき逃走するが捕まってしまう。

 

ニカラグアにいるシールにもこのことが妻から伝えられる。

アメリカで電話しているシールを警察らしき人物が見張っている。電話の相手は麻薬組織だ。

彼らはシールにいいから俺たちにJBの始末を任せろといい、電話を切ってしまう。

 

JBを迎えに来るシールだがパスポートと金と航空券を渡し、ボラボラ島に行くように指示する。JBは車を乗り換え、金を送らないと住所を知らせるといい、暴言を吐く。それにキレたシールは追いかけるがJBは車を発進させる。

車は爆発しJBは死ぬ。

シールは何も知らされておらず、動揺するが車を茂みに隠し家に帰る。

 

シェイファーはニカラグアに送った銃の半分がコロンビアに流れていたことを上司に指摘されている。彼はシールの土地で訓練兵をニカラグアへ帰している。戦わない彼らに銃はやらないということだ。

これからどうなると聞くシールにシェイファーは連絡を待てという。

 

シェイファーは事務所でシールに関するものすべてを燃やすように指示している。

シールは飛行場、自分の土地にある証拠品をすべて運び出そうとしている。その最中複数の組織やFBIがなだれ込みシールは連行される

 

シェイファーの電話は番号は消されていた。

3つの組織がシールの身柄を求めていた。

しかし、シールは無罪となり釈放される。CIAの協力かと思ったがそうではなく、彼はホワイトハウスに連行される。

 

彼は共産国の麻薬取引を立証するために証人として呼ばれたのだった。

こうした彼はホワイトハウスの依頼で運び屋として舞い戻ることになる。

 

公職としての初フライト時

家族も笑顔で見つめている。シールはかつての仲間達とともにフライトをし、現地に到着するが、そこでは軍隊が待ち構えていた。

 

銃を突きつけられ、跪くシールの前に麻薬組織の仲間が現れる。彼は撃ち殺せというがこれはジョークだった。

 

かつての仲間に挨拶するシールだが、彼らは気が立っていてよそよそしい。

しかし、また受け入れられた彼は組織がブツを機体に入れ込む様子の撮影に成功する。

 

このことによりニカラグア政府が麻薬取引に関与していることが立証される。

裏切ったことが組織に知られるシール。

 

彼は家族とともにアイスを食べに行き、普通の幸せを噛みしめる。

シールは今身につけているものは押収されないので自分が捕まっても家族はしばらく暮らせるとし妻はそれを受け入れる。

やがて彼の資産は全て押収された。

 

ちがう場所に移れば安全だというシールに妻は一緒にいたいと言いだし、装飾品も外してしまう。シールは妻に少し刑務所に入るが心配なのは妻だという。2人は抱き合う。

 

家族はバトンルージュに移る。

シールの裁判が行われるも1000時間の社会奉仕で済む。つまりほとんど無罪だ。

 

その頃組織はシールの暗殺を企てている。

シールはバトンルージュの自宅でテープを撮影し、保存している。

 

車のエンジンをかけようとするシールだが、暗殺の恐怖から周りを遠ざける。

毎日違うモーテルで泊まり、毎日社会奉仕を行う。そんなある日の夜モーテルに帰ったシールの車に何者かが近づき、銃を向け発砲する。

 

シールはテープでアメリカは最高の国だと語っている。

 

翌日シールの車からはテープが押収される。

シェイファーはシール殺害のニュースを聞きイランでニカラグアの解放軍を訓練すると言っている。彼はその後昇格したそうだ。

 

家族はその後ルイジアナに戻り妻はケンタッキーで働くが装飾品は身につけている。

 

所感

 

よく出来た作品だったと思います。

実話を基にしたということですが、サクセスストーリーからの最後の転落劇は中々落差が大きかったなと。

個人的に一番印象に残っているのはJBの死と逮捕ですね。

天才的な犯罪者でも捕まるきっかけは身内だったりしますもんね。

 

てゆーか、あんなに飛行技術あるなら金もって家族と高飛びすればいいのにってのは安直なのかな?
 
 

おすすめの記事