2007年の映画『幸せのレシピ』を見ました!!
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演のヒューマンドラマです!!
採点3.9/5.0
なかなか素直になれない人たちに見てほしい映画ですね!映画としてもすごくテンポが良くてわかりやすいストーリーなので万人ウケすると思います!
あらすじ
マンハッタンの高級レストランの料理長のケイトは姉が交通事故で亡くなったため、姪のゾーイを引き取る。
さらに仕事場には堅物なケイトの真反対な陽気なニックが副料理長になり…
以下ネタバレあり
ケイトはボスの命令で、セラピーで料理のことを語り続けているが、なぜセラピーに来ているかは知らない。
高級レストランの料理長としてバリバリ働くケイト。クレームが来ても自分の主張を通して客が逃げてしまう。
ケイトは姉のクリスティーンと電話している。隣人のショーンにディナーに誘われるが断るケイト。またもセラピーで話しまくって料理を振舞っている。
その日の料理中にクリスティーンの事故死を聞かされる。病院に駆けつけたケイトはゾーイの無事を知る。
ショックを隠しながら仕事に取り組むケイトだが、クリスティーンの手紙を見て涙を流してしまい、支配人から1週間の休暇を命令される。
ケイトはゾーイの見舞いに来て、ケイトが引き取ることを告げる。
ディナーを作るケイトだが、ゾーイは部屋に入ってしまう。
レストランの様子を見に来るケイトだが、厨房でふざけたことをしている新しく雇われた副料理長のニックと出会う。
ゾーイの子育てに四苦八苦するケイト。セラピーで苦労を話し自分の料理を食べないゾーイの不満を漏らすが、セラピストに母の味を求めていると指摘される。
シッターを雇うケイトだが彼女はガラが悪く、ゾーイも嫌そうだ。
ニックと仕事を始めるケイトだが、ニックを見た目で判断してしまう。
お調子者のニックにイライラするケイトは業務を分担して干渉を減らす。
イライラしながらニックと会話をするケイトは自分の立場を奪わせないと言うが、ニックはキョトンとしている。
ニックはケイトと働きたいからここに来たと言い、辞めることを告げる。支配人が求めたため、ニックとは残ることになるが、わだかまりはあるままだ。
ケイトはゾーイを翌日の夜レストランに呼ぶことになる。
厨房で座っているゾーイはニックと話してケイトは怪訝そうな顔をするが、ニックが渡したスパゲティを食べるゾーイを見てニックに感謝を告げる。
ゾーイは食材の仕入れにも付いてくる。
ケイトは同僚の出産にも協力するが、そのせいでゾーイの送り迎えを忘れてしまう。
めっちゃ拗ねるゾーイに謝るケイトだが、ゾーイはヘマは少しだけだと告げて厨房についてくる。
ゾーイは先日の埋め合わせにニックとケイトの家で料理を振る舞うようにケイトに求める。
ゾーイはニックに懐いており、ニックと一緒にピザを作る。
実はケイトへの贈り物で3人は料理に加わっていなかったケイトにピザを振る舞う。
ゾーイが寝た後ニックと話すケイト。ニックはケイトにティラミスを作ってきており、いい雰囲気になった2人はキスしかけるがニックは帰ることになる。
ケイトはセラピーでニックのことを話しており、ゾッコンだが愛想をつかされないように警告を受ける。
学校でゾーイの居眠りが多いことを指摘されるケイト。深夜までレストランにいることを指摘される。
また店に連れていけないことを告げるケイトだが、ゾーイは自分が邪魔なのかと聞き、拗ねて逃げ出してしまう。
追いつくもののママの方がいいと言われてショックを受ける。
その後も拒絶されてしまうケイト。
業務後もニックと話してルールごとが多いとやんわり指摘される。
2人はケイトの家の玄関でキスをしてニックは帰る。
しかし、ゾーイはクリスティーンとの思い出のビデオを見ており、涙を流していた。
ケイトはゾーイの気持ちを察して一緒に寝る。
ケイトはゾーイの学校と共にしばらく仕事を休んで一緒に過ごすことになる。
ニックはケイトを欠いた厨房で四苦八苦しながらも成功を収めて支配人からずっと働かないかと打診される。
ニックはその夜ケイトの部屋を訪れてケイトに目隠しをして料理当てゲームをする。キスする2人は関係を持つ。
3人は共に過ごすことが多くなり、幸せなひと時が過ぎていく。
職場に戻った2人だが、支配人はケイトを追い出そうとしており、ニックばかりを褒めてケイトとニックの関係に亀裂が入り始める。
ニックは支配人からケイトの代わりになってほしいことをすでに告げられており、ケイトと喧嘩になってしまう。
ニックは留守電で支配人の打診を断ったことを告げ、辞めてしまう。
しかし、ニックの代わりは見つからずゾーイにもニックはどこか聞かれる。
ゾーイは拗ねてしまい、家出してしまう。ケイトはニックと合流してゾーイを探すことになる。
ケイトは自分を追い詰めて母親でなければダメだと語る。
ゾーイはクリスティーンの墓に来ており、母を忘れてしまいそうで怖かったと語る。
ニックとケイトは話し、ニックはサンフランシスコで店を持つことになったと告げる。
さみしそうなケイトだが、らしさを取り戻して客のクレームに怒りで対応して店を辞める。
ケイトはニックの元を訪れ、これまで自分ルールでしてこなかったことをやめてニックを引き止める。
2人はお互いの厨房を線引きして、客の目の前で愛し合いながらゾーイのウェイトレスの手伝いもあって一緒に店を持つ。
店の名前はケイト&ニック&ゾーイの店で、ゾーイが自分の名前を最初に付け替えているシーンで映画は終わる。
所感
ブラボーなんじゃないでしょうか…
ケイトはいわゆる自分の殻に閉じこもるタイプでそれを悪いとも思っていないカタブツさん。
自分も結構そういう気があって、気に入らないことがあると表情にはが出てしまったりすることがあります笑。
そんな彼女を変えたのがゾーイとニックなんですけど、ゾーイを思う気持ちがすごく強かったと思います。
最初は慣れない子育てに投げやりな気持ちだったものがゾーイをほっとけない気持ちが芽生えてそのことから気持ちに余裕ができてニックとの関係も発展していったのかな。
自分もよく口が悪いとか気難しいとか言われるんですけど、これでも相手のこと特に身内のことは思ってるつもりで、もっと素直になれたらいいのになって思います…