2015年の映画『ピクセル』を見ました!!
宇宙人がゲームのキャラクターになって侵略してくる新感覚SF映画ですね!!
採点3.6/5.0
思ってるより面白いし、カッコいいシーンも多いです!結構見ごたえもあるので是非見て欲しい一本ですね!
あらすじ
宇宙人との交流を昔からのゲームで文化を伝えようとするプロジェクトが持ち上がる。
しかし、宇宙人達はそれを侵略と捉えてドンキー・コングやパックマンなどに変身して地球を侵略し始める。
この事態を解決できるのは昔ながらのゲームオタク達だけだった…
以下ネタバレあり
冒頭チャリンコを飛ばすオタクっぽい少年時代のサム。友人のビッグと開店したゲームセンターに行き、パックマンなどのゲームをしている。
サムはゲームの天才でパックマンを楽々攻略。他のレトロゲームも攻略して世界ゲーム大会に出ることになる。
オタクのラドローとも話して彼の初めての友達になる。さらに取り巻きの女たちを引き連れる小人症のエディとも話す。
この大会の様子はNASAによって宇宙に映像を流され異星人たちに地球の文化を伝えることになる。
決勝はエディとサムのドンキーコングで決着をつけることになる。エディが勝利してサムをけなしてサムはゲーム界から去る。
大人になったサム。大統領となったビッグと話すが彼はヘマばかりしている。
その頃グアムに宇宙人が地球のゲームを駆使して侵略してくる。
サムは電気工として働いており少年の家に修理に行き、美人な少年の母パッテンに驚きながら働く。
サムは修理終わりにパッテンにサインをもらおうとするが、彼女は父が浮気相手と出て行ってしまったためクローゼットの中で酒を飲んで泣いていた。サムはパッテンの話を寝転がりながら聞いている。
サムも元妻の浮気で別れたらしく、2人は少し良い雰囲気になるが、パッテンはキスをしようとすると拒否して怒り出す。
敵襲に気づいた軍は迎え撃つが敵の正体がわからず太刀打ちできない。
サムはビッグにホワイトハウスに呼ばれてその途中またもパッテンと車で会う。後ろから車で来た彼女は軍の中佐だった。
パッテンは大統領室に呼ばれたサムにびっくりする。
サムは映像で襲撃を見て分析する。ビッグは安全保障会議で襲撃をゲームの仕業だと仮説を語る。するとサムが来てゲームの仕業だと語るが退室させられてしまう。
サムの車に乗った勝手に乗っていたラドロー。彼のオタク部屋で彼は政府のデータをハッキングしており、彼は異星人が地球を襲撃しているメッセージを読み取っていた。
このことをビッグに報告していると、インドのタージマハルが襲撃される。
サムとラドローは政府に協力することになり、パッテンのチームに入ることになる。
サムとパッテンは口論してしまう。ゴリゴリの軍人達の前でめちゃくちゃキレてしまうラドロー。サムは軍人達にレトロゲームのやり方を教える。
イギリスで異星人達を迎え撃つサム達。ラドローは軍人に今後一切言葉を発するなと言われてしまう。
センチピードで襲撃してくる異星人。パターンを覚えられない軍人達は苦戦して、サムがハイスコアで乗り切る。
レベル2になりビッグが2人に指揮権を譲るように言われてラドローとサムが2人で戦い、街に出たモンスターをサムが追いかけて撃退する。
戦いに勝利してパッテンもパーティでサムを見直している。
異星人は3回勝った方の勝ちで、今2-1で勝っているとメッセージを送ってくる。
ビッグは逮捕されて落ちぶれていたエディを招集することになる。サムを馬鹿にするエディだが、ワガママな要求をして協力することになる。
ニューヨークで迎え撃つことになるサム、ラドロー、エディの3人。パックマンを迎え撃つことになる。
イワタニ教授の協力を受けてそれぞれ車に乗り込む4人。パックマンとスタート位置につくがパックマンの生みの親のイワタニがパックマンと話そうとするがパックマンに片手を食べられてしまう。
3人になったがうまく追い込んで一体目に勝利する。二体目はパッテンの指示通りに動いて追い詰めるが、パワークッキーで形勢逆転されてしまう。ラドローの車がやられるが、エディが助けに入り、二体目を撃退する。
3体目はエディが車ごと川に突っ込んでしまい、サムだけとなってしまう。サムはパワークッキーを食べたパックマン相手にバックで下がり、パワーアップの期限である10秒数えてわざと食べられて撃退する。
みんなにヒーロー扱いされるサム。サムは祝勝会にパッテンを誘う。ドレスを着てきたパッテンは外でサムに戦いが終わったら他の仕事をすれば良いのでは?と語るが、サムは過去のゲーム大会の敗北を引きづっており、チャンスを逃し続けていることを語る。
その時異星人から連絡があり、地球人がルールを破ったため12時間以内に地球を滅ぼすと告げてくる。実はエディはサングラスの裏にチートコードを書いていたのだった。過去のゲーム大会でもこの技でサムを破っていた。
パッテンの息子のマティが拉致され、サムは戦利品の異星人から送られてきたQバートから情報を得て敵の母船が地球に攻めてくることを教える。
ホワイトハウスの周辺が襲撃されてサムとパッテン、ラドロー、Qバートは母船に乗り込むことになる。ピンチとなってもビッグが助けに来て合流する。
4人は特殊な銃を持ってゲームのキャラ達を撃退していくが、ラドローが恋していたゲームキャラに襲撃される。
母船の下でパッテン、サム、ビッグは異星人のボスに招かれて母船に入って最後の戦いに挑む。
ラドローは追い詰められるが、愛を告げると美人のゲームキャラは武器を捨ててラドローとキスをして結ばれる。
そこにエディが現れてズルしなくても勝てると証明するため共に戦うことになる。
サム達はリアルドンキーコングのステージに挑むことになる。樽をジャンプして進むが、Qバートがやられてしまう。
人質のマティはサムが真のドンキーコング王者であると告げてサムはキャラになりきってQバートも復活するが、助けに行ったパッテンが追い詰められてしまう。
サムが助けに入って、ラドロー達も敵が多くて追い詰められてしまう。
サムはドンキーコングにハンマーを投げつけて見事にゲームをクリアする。
人質のマティ達を救出して街のゲームキャラ達も消え去るが、ラドローの恋人も消えてしまう。
エディはサムにズルしたことを謝り、ラドローが悲しんでいると、Qバートがラドローの恋人のゲームキャラ、レディ・リサに変貌して2人はキスをする。
サム達4人は世界の英雄だと評されてサムとパッテンはキスをして結ばれる。異星人達は去っていき、大団円の中映画の幕は閉じる。
エンド後子供ができているラドローとレディ・リサ。子供達は全員Qバートだった。
所感
すげぇ面白かったですね…
登場人物達のキャラが立っているためかすごく入ってきやすかったですし、物語の筋書きも良くできていて秀逸な映画でした。
オタクが世界を救うことが触れ込みですが、個人的に好きだったのはパックマンとの戦いでサムがわざと食べられて撃退するシーン。アクション映画でよく見られるような光景でしたが、良く構成できてるなと思いましたね。
ちなみに主演のアダム・サンドラーはロンゲスト・ヤードのようなスポーツ映画、50回目のファーストキスなどのラブストーリーもできる本当にいい俳優さんですね。ミシェル・モナハンもミッション・インポッシブルでしか見たことなかったけど、いい演技してました!