1998年のHBO製作の映画『トゥー・リブ・アゲイン』を見ました!!

トゥー・リブ・アゲイン (字幕版)

この映画はHBOの製作であまり有名ではないですが評価の高い一作ですよね!

採点

あらすじ

娘を事故で亡くした元ソーシャルワーカー。しかし彼女はは実の母親に16年間も監禁され続けていた女性の件を担当することで徐々に本領を発揮していく…

以下ネタバレあり

冒頭警察が少女を保護して家まで送る。彼女はかなり暗い影を持っているようだ。

ソーシャルワーカーのアイリスは娘を事故で亡くして以来田舎に引きこもっており馬の調教をしていたが同僚に誘われて街に出ることになる。

アイリスは16年間母に監禁されている娘の件を担当することになる。

アイリスは家の中に入って部屋に入ると彼女は部屋の隅でうずくまって震えていた。

彼女の名前はカレンで母はカレンを外に出そうとしない。カレンは保護されて怯えながら外に出ることになる。

カレンは様々な治療を受け、カレンは過去のことから病院が苦手で気が滅入ってしまう。

カレンは鏡を見て突然叫んで鏡を叩き割り奇声を上げてうずくまるなどかなり苦しんでいる。

カレンはかつて高校では快活な少女でみんなの人気者だった。

カレンは病院で薬を勝手に探し出そうとして拘束される。

アイリスは様子を見に来てそこで亡くなった人が運ばれるのを見てトラウマを思い出す。

実はカレンは監禁された上ドラッグ漬けにされていたのだった。

カレンには母が面会に来る。そして彼女のゆがんだ教育を知る。

そしてアイリスは施設に任せるより自分が預かると申し出る。

カレンはアイリスの家に来て生活をすることになる。

カレンはアイリスの話を聞かずにテレビに見入るなどかなり症状が重い。

アイリスはカレンの伸びきったぼさぼさの髪を散髪して鏡を見せる。

さらにシャワーを浴びせるが服を着たままシャワーを浴びていた。

そして服を脱がそうとすると抵抗して座り込んでしまう。

カレンはアイリスの家でピアノを一人弾いている。そこでアイリスの亡くなった娘であるジーナの写真を見つける。

彼女は交通事故でジーナを失ったことを語るがカレンは逃げ去る。

アイリスはカレンに積極的に話しかけているがそこに母親がやってくる。

彼女はアイリスにジーナを失ったからカレンを奪ったと罵る。

そして家に帰るとカレンがどこかに姿を消していた。カレンは同僚と共に探すと翌朝探すことになるがカレンは深夜に戻ってきてアイリスに助けを求める。

カレンは翌朝パンケーキを素手で食べてアイリスは審問会があることを告げる。

アイリスは彼と共にスーパーマーケットに赴いて生活の基本を教える。

カレンは昔の同級生と出会いカレンは彼女の娘に見とれている。

カレンは時々アイリスと話すようになり化粧もし始める。

しかしベッドメイクを教えるとうまくいかずに投げ出してしまう。

彼女はまた母親に閉じ込められる妄想に囚われてアイリスは傷の深さを知る。

アイリスはソーシャルワーカーとカレンのこと、カレンの母について話すがカレンは自分のせいだと塞ぎ込む。

カレンとアイリスは仲を深めてカレンはアイリスの馬の出産も手伝う。

カレンはかなり立ち直ってきて馬の子供の世話をしていたがそこに母親が会いに来る。

彼女はカレンを連れ去って車で逃げていく。しかし警察は取り合ってくれず州立病院に入れられたカレンとアイリスは会うことができない。

カレンはドラッグの治療をしておりフェンスの外からアイリスは必死に呼びかける。

アイリスは保安官に協力を求めてカレンと面会することになる。

カレンは目が座っており話がほとんど聞こえていない。

審問会が始まり母はドラッグを投与していた言い訳を始める。

カレンは審問会で人生を取り戻したいと語りそして判事はすぐに退院するように命じてカレンは自由を勝ち取る。

カレンは一人暮らしを始めてアイリス達は彼女の家を訪れてカレンは笑顔を見せている。

そしてアイリスとカレンは二人で広大な自然を歩く中幕を閉じる。

所感

グレートな作品ですな…

すごく重いなと思ったのはカレンが元は快活な女性だったということ。あまりに過保護な親が間違ったことをして人生を奪うのはもはや親とは呼べませんな。

まぁあの母親がストーリーに関与してくることはわかってましたけどかなりあれはしんどい。自分に悪気がないからこそあの年齢から変えるのは無理ですな…

最後はハッピーエンドで本当に良かったけどどんな人でもクスリは怖いなと思いました。どんなことがあったとしても自分の中で消化する。これが何よりかな。

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