1986年の映画『スタンド・バイ・ミー』を見ました!!
この映画はスティーブン・キングが原作で短編集に入っていた物語。リヴァー・フェニックスが一躍有名になった映画で青春映画としてとても有名ですよね!
採点4.5/5.0
とにかく素晴らしいです。人間関係に悩んだ時に見てほしいな…
あらすじ
1959年のオレゴン州の小さな町でおとなしい少年のゴードンと仲間たち四人は列車に惹かれて行方不明になった少年の死体を見つける旅に出る。
ヒーローになるために野ざらしにされている死体を見つけに行くゴードンたちは2日間のこの冒険で生涯忘れ得ぬ体験をすることになる…
以下ネタバレあり
冒頭大人になったゴードンは新聞に載っている弁護士のクリスが刺殺された記事を見て車で思いにふけている。
1959年の夏ゴードンは12歳の少年だった。オレゴンのキャッスルロックに住んでいたゴードンはクリスとテディと秘密基地でカードゲームをしている。
そこに太っちょのバーンが入ってきて数日前に列車に引かれて亡くなった少年のブラワーの死体のことを話す。彼は家の地下で兄たちがその死体を見つけたことを知り、まだ置き去りになっていることを知る。
4人は家の裏でキャンプをしたことにして親に内緒で死体を探す旅に出ることになる。
ゴードンは数ヶ月前に兄が事故で亡くなっており両親はまだ気持ちが沈んだままだった。
ゴードンは生前の兄のデニーから帽子をもらうなど仲が良かったようだ。
ゴードンの父はクリスのことをよく思っておらず忠告されるがゴードンはクリスと合流する。
クリスは拳銃を持ってきており父から盗んできていた。
しかし中に球が入っており2人はびっくりしてその場から逃げ去る。
ゴードンは兄の帽子をクリスの兄のグループにとられてしまい彼らはかなり悪ガキで体の小さなクリスたちを力で制する。
4人は線路まで出て線路伝いに旅に出ることになる。
4人は線路を歩きながら食料を持ってないことで言い合いになりお金を出し合う。
そしてそこに列車が来てテディは肝試しとして列車が来てもギリギリで避けようとしてクリスが助ける。
テディは怒り出してしまうがクリスと仲直りして旅を続ける。
クリスの兄たちは盗んだ車で走っておりバットなどを持ち出している。
4人は柵を越えて廃車置場にたどり着いて先に進んでいく。
ゴードン達は食料店にたどり着いて店主はデニーを知っていた。デニーはフットボールの選手で家族から多くの期待を受けておりゴードンは蔑ろにされていた。
ゴードンは食料を買うと犬に追われて柵からなんとか逃げ出す。
そしてその犬の飼い主からテディの父親のことを馬鹿にされてテディは怒る。
テディをなだめる3人は先に進んでいく。テディの父親は戦争で怪我を負い精神病院に入っていたのだった。
悪ガキ軍団はブラワーのことをラジオで聞く。テディとバーンは踊りながら線路を踊りながら進んでいきクリスとゴードンは話しながら歩いている。
クリスはゴードンに兄のことで頭がいっぱいだと話し、物を書く才能があると指摘する。
4人は桟橋に出て下は海となっていふ線路を歩く。バーンは高所恐怖症のため這って進むがその後に続くゴードンはどうしても遅れてしまう。
しかし後ろから列車が来ておりバーンは走ろうとするがこけてしまう。
なんとか走りバーンとゴードンは轢かれかけるがなんとかスレスレで助かる。
4人はキャンプしてタバコを吸いながら野宿をする。そしてゴードンは4人の未来を語る
バーンにはめちゃくちゃ太ってる将来でパイ食い競争に出ている未来を語る。そして嫌味な相手にゲロを吐いている未来を語る。
しかしキャンプをしていると狼の雄叫びが聞こえてくる。
4人は1人見張りをつけることにして交代で眠ることになる。
ゴードンは眠っていると夢でデニーの葬式で父にお前なら良かったと言われる悪夢を見る。
クリスに大丈夫かと聞かれてクリスも給食代をせしめたのは家庭の事情だと話す。
4人は朝また歩いて先を急ぐ。しかし4人は森の中を進むことにして線路から逸脱する。
悪ガキ達はリーダーにブラワーのことを話す。リーダーのエースは車でブラワーの死体探しに仲間を引き連れて行くことにする。
4人は森の中のぬかるみに入って沼を泳いで進むことになる。
しかしその沼にはヒルがいて4人は必死にヒルを引き剥がす。しかしパンツの中に入っていたヒルを引き剥がしたゴードンは手についた血を見て失神してしまう。
放心状態のゴードンを見た3人は帰ろうと話すがゴードンは死体を見つける旅を続行する。
エースは体走りながら正面から来る車から逃げないなどかなり無鉄砲だ。
4人はついにブラワーの死体を見つける。ブラワーは線路から少し離れたところに横たわっていた。
ゴードンはブラワーになぜ死んだのか語りかけておりゴードンは父が自分を嫌っていると泣きながらクリスに話す。
しかしそこにエース達が来る。クリスは自分たちが先に見つけたと話し譲らない。
エースは死体を渡すか殴られて奪われるか選べと話す。
エースはクリスにナイフを取り出して脅すがそこにゴードンが空に向かって発砲する。
ゴードンはエースに銃を向けて逆に脅してエースはタダでは済まさないと話して去っていく。
そしてゴードンは死体を持ち帰らないことを決めてブラワーの死体に布をかぶせて匿名で警察に電話して家に帰る。
4人はそれぞれ家に帰りバーンは4人の子供の父親として生活、テディは軍隊には入れず服役したのち日雇いで生活。
クリスとゴードンは握手してまた会おうと誓い合う。
クリスは進学組に進んで大学へ行き弁護士になるが喧嘩を止めようとしてナイフで刺されて死亡。
ゴードンは小説にこのことを書いており息子達が彼を出かけに呼ぶ。そして物語の結びにあの頃のような友人はもう2度とできないとタイプする。
所感
俺も友達大事にしよう…
めちゃくちゃ感動しましたね泣。やはりスティーブン・キングの映画は怖い映画も多いけど泣ける映画もとても多いです。グリーンマイルとかね。
この映画のすごいなと思うところは4人のキャラクターが立っているところ。90分ぐらいの映画なんですけど特にクリスとテディの存在感がすごく際立ってます。
親に大事にされない子供ほど悲しいことはないですよね…だけどゴードンはきっと彼らの存在でその悲しみから立ち直って小説家になれたのかな。