2012年のドキュメンタリー映画『アンディフィーテッド 栄光の勝利』を見ました!!
この映画は公開当時大きな話題を呼んだ実話を基にしたドキュメンタリー映画ですね!!
採点4.2/5.0
スポーツものの中でもドキュメンタリーということでとても楽しめる作品です!
あらすじ
治安の悪いテネシー州のメンフィス。
この地区にあるマナサス高校のアメフトボール部はかなり弱い状態だった。
しかしそこに現れたコーチのヘビル・コートニーは選手たちを変えていき無敗のチームへと成長させる…
以下ネタバレあり
冒頭チームのコーチがチームの悪業を叱りながら自分は今シーズンを捨てていないと語る。
マナサス高校のフットボールチームはかなりの弱小で相手は練習になくても勝てると話すほどだった。しかしコーチのヘビルはチームを勝たせると熱く語る。
ヘビルは練習の初日に選手たちに細かく指示を出している。
テネシー州最弱のチームであるマナサス高はヘビルによって雰囲気が変わって1勝9敗となったがまずは練習に気合が入って部員も増えた。
その中でもOCはかなりの巨体とスピードを誇りスカウトからも注目を集めており奨学金を狙える立ち位置にいた。
コーチのアーロンは生い立ちの悪い生徒たちに出自など関係ないと語り自身も家庭が悪かったと話す。
ヘビルは選手全員の問題を見ており全てに指摘を加えていく。
マネーは体格が小さいものの大きな相手に押し負けないメンタルの強さを持つ。
そして迎えたマナサス高校の初戦。しかし大苦戦しておりマナサス高校は敗北してしまう。
ガラの悪い生徒もいるマナサス高校は生徒たちの仲も良くない。
問題児のチェイヴィスはマネーののことをゲイと呼んで怒らせてしまいマネーは帰る。そしてヘビルはマネーの家まで行って奴のことを叱るからチームに背を向けるなと諭す。
チームの一体感が高まってきて不良高校と対戦。マナサスに負けたら喧嘩すると話されて警察がセキュリティに来ることになる。
負けていたマナサス高校は後半にタッチダウンを決めて逆転勝利!!そのままマナサス高校はバスに乗り込む!
OCの成績が下がってきて部活をやめると祖母が言い出す。
ヘビルは父を13歳で亡くしており4人の子供の前で良い父親であった。
チェイヴィスは副コーチと喧嘩してしまいヘビルが車に乗せることになる。
さらにチェイヴィスは試合前の1時間で他の選手と喧嘩してしまい他の選手に試合をやらせてマナサスは圧勝する。
チェイヴィスは試合後にみんなの前で叱責されて長期試合出場停止となる。
マナサス高校は次の試合でも勝利するがマネーが試合中に膝を痛めてしまう。
マネーは膝の靭帯を負傷してしまい長期欠場となってしまう。
OCはスコアが伸びずにマネーの怪我も長引いてリハビリをしている。
チェイヴィスは次の試合に出ることになりチームから迎え入れられる。
そしてチェイヴィスの活躍で大逆転劇を収めてチームは勝利する!
OCは成績が上がらず将来のことを考えて憂鬱になっている。
マネーはドクターストップで試合に出ることができなくなる。
最終戦ではプレーオフの可能性を残しておりヘビルはミーティングで勝てと話す。
そしてチェイヴィスはかつて喧嘩したマネーこそ敢闘賞にふさわしいと話し拍手を受ける。
そしてマナサス高校は勝利してホームでプレーオフを迎えることになる。
OCは大学での負担を全て負担してくれるスポンサーがつく。
プレーオフの試合ではマナサスは苦戦したものの巻き返してさらに逆転される白熱の展開となる。しかし最後の最後にインターセプトを食らってマナサス高校は敗北。しかしマナサス高校は弱小チームから1年でメンフィス最高のチームとなりヘビルは胸を張れと選手を諭す。
そしてヘビルは今年でコーチをやめることを宣言。選手たちと握手をして高校を去る。
さらに次の年チェイヴィスはディフェンスチームの主将となりOCはミシシッピ大学のアメフト部に。マナーもミシシッピ大学に進学にてマネージャーに。
ヘビルは子供の高校のチームのコーチに就任。初めての対戦相手はマナサス高校だったそうです。
所感
見入ってしまったやないか…
いやー面白かった。あまり知られてないかもしれないけどこのような実話はコーチ・カーターのようで見ていて見入ってしまう。
人間には規律が大事。それをスポーツを通じて教えていることはとても勇気がいるし厳しさもいる。ヘビルはきっと自分に誰よりも厳しいんだろうな。
アメフトのルールをあまり知らなくても楽しめる作品です。とても良く出来た作品なので見てほしいな。