2003年の映画『死ぬまでにしたい10のこと』を見ました!
この映画は公開された後とても話題になったカナダ、スペインの合作映画ですね!
採点4.3/5.0
あらすじ
カナダのバンクーバーで暮らすアンは失業中の夫と2人の娘と暮らす23歳。
ある日腹痛で病院に行ったアンは癌で余命2ヶ月の宣告を受けてしまう。
アンはこのことを誰にも告げずに死ぬまでにしたい10のことを書き出してそれを実現させることにする。
以下ネタバレあり
冒頭アンは雨の中立ち尽くしておりかなり思いつめている。
大学の清掃員をしているアンは夫のドンも職探しをしている。
母とドライブしているとアンはなぜか中国語をかけている。帰るとドンといちゃついてドンは朝面接に行くことになる。
アンはドンと娘たちが出かけた後家で倒れてしまう。そして隣で暮らしている母が様子を見に行くと発見されて病院で検査を受ける。
そして医師から重病であることを告げられて手遅れであること、余命は2、3ヶ月であることを告げられてしまう。
アンは電話で貧血で倒れただけだと嘘をついている。そして家に帰ると何事もなかったかのように子供達と過ごしている。
そしてアンはメモに死ぬまでにやりたいことをリストに書いている。
まずアンはリストに載っている娘たちに毎日愛してると言うことを実行する。さらにヘアスタイルを変えようとするが爪もやりたいので出直すことにする。
そしてリストに載ってある酒を楽しむことを実行して朝断った美容師と再会する。
そしてコインランドリーで知らない男にコーヒーを買ってもらえることになる。そのまま寝てしまったアンは男が洗濯物をたたんでいて待っていてくれていた。
その男にジャケットを貸してもらって帰ることになるが男は黙ってアンの書いたメモ通りにアンに夢中になっている。
アンは母が娘たちに映画の話をしていたことに機嫌を損ねる。その話は母が犠牲になる話だった。
そしてアンは車の中で娘たちの誕生日に向けてメッセージを取る。
アンは仕事中に吐き出してしまい体調が悪くなってしまう。
アンはコインランドリーで出会ったリーのも家に行くことになる。リーは恋人を待っていたが帰ってこない状態だった。
2人は車でリーの好きな曲を聴いてキスをして2人は求め合う。
病院に行くと医師に自分の録音したメッセージテープを託す。
ドンはアンの体調が悪いことに気づき始めている。
アンは翌日ハロウィンで隣の家に越してきたアンに子供を預けてリーのもとに急ぎ2人は音楽の元で踊って抱き合う。
アンとアンはコーヒーを飲んでもう1人のアンは子供をいらないと話す。彼女は元助産師でシャム双生児として生まれた赤ん坊を見て安楽死させるのを見ていた。
そしてアンはリーとの逢瀬も重ねている。そしてリーはアンのことがわからないと話す。
アンは母に刑務所にて服役している父の居場所を聞く。そして面会に行ったアンは父と話し思い出話に想いを馳せる。
アンはもう起き上がれなくなっており娘達にも心配されている。そしてアンはドンのために再婚を勧めるメッセージを残す。
リーはアンとデートをしており多くのデートを提案されるがアンは断りリーとアンはキスをしてリーは泣きながら去っていく。
アンは家で寝たきりになっておりアンにディナーを手伝ってもらっている。そしてアンは死を家で静かに迎える。
アンはリーにもテープを送っており他の恋人を探すようにエールを送る。
所感
これが人が死ぬということか…
最後眠るようにして息を引き取ったアン。この人の人生ではやりたかったことはできたのかな?
僕はそうは思わなかったですね。なのでこの映画のメッセージは必ずいつか死ぬ。死ねば何も残らないから今を必死に生きる。
だったらこれからも夢を持って笑われてもいいから必死に粘って踏ん張って頑張るしかないのではないかな。