2016年の映画『彼女が目覚めるその日まで』を見ました!
この映画は原作でヒットした自伝である脳に棲む魔物をベースにしてますね!
クロエ・グレース・モレッツ主演の映画です。
採点3.6/5.0
あらすじ
ニューヨークで働く21歳のスザンナは物忘れがひどくなる。
そのことから仕事でミスをして痙攣や幻覚などの症状を出してしまう。
しかし検査をしても異常はなく、精神病院に入れられてしまう。
恋人のスティーブンや家族はスザンナの状態を見て疑問を感じるが…
以下ネタバレあり
冒頭スザンナは病院のベッドでとても苦しんでいる。
何やら器具で拘束されていることに気付いて暴れ出してしまう。
数ヶ月前スザンナはニューヨークのポスト紙で働いている。
恋人のスティーブンと会うとスザンナの家族とバーベキューを始める。
この日はスザンナの誕生日だがなんだかスザンナは様子がおかしい。
スティーブンは彼女のために歌を歌って2人の中は睦まじい。
スザンナは上司から大きな仕事を任されるがどうも調子が悪い。
スザンナの不調は日常生活にも支障をきたすようになってきて、手首に湿疹を見つける。
スザンナは遅刻してきて同僚のマーゴも心配している。
病院に行くと精密検査をするようになり、MRIを受け精神的にもイライラしてしまう。
検査の結果は異常なしでスザンナは涙を流す。
父が部屋に来ると部屋が荒れていることを怒られる。
ふらふらのスザンナは上院議員のスキャンダルのインタビューをするが大失敗してしまう。
上司に怒られたスザンナはマーゴと上司からも心配されている。
スザンナはスティーブンといる時に激しく痙攣してしまい搬送。
父も駆けつけるがスティーブンは対応について怒られてしまう。
そして実家に帰ることになり母が呼びに行くとプールで彼女は泳いでいる。
スザンナはスティーブンとの恋が原因だと話し、次に職場のせいにする。
しかし次にニューヨークのせいにしてまた痙攣を起こすなどかなり不安的な状態になってしまう。
また医者に見せると酒が原因だと言われる。そしててんかんが原因であるとされる。
スザンナは突然職場で叫んでしまい、パニックに。すると突然笑い出しハッピーだと叫ぶなどかなり不安定。
スザンナは上司に帰らされることになり、スザンナは双極性障害ではないかと医師に告げる。
精神病とされたスザンナは薬を飲むことになり母にも疎まれている。
スザンナは薬を飲んですぐに毒だと騒ぎ出すが母は強く飲むように促す。
父の再婚相手とのディナーでも暴れ出してしまうスザンナは病院に入院させられる。
スザンナはテレビで自分の悪口を言われてると思い込み、また暴れ出してしまう。
スティーブンがきて、医師には多重人格ではないかと話している。
そして不安なスザンナはまた暴れてしまい拘束されて暴れてしまう。
医師は統一性障害、後発性精神発作を疑うが父は精神病院には入院させたくないと話し、先に検査をすることになる。
スティーブンは歌でスザンナを励ましてスザンナも涙を流す。
スザンナはまた発作を起こして、医師達はあらゆる検査をしたが感染症ではないこと、精神病院への転院が必要なこと、これから3日間集中的な観察をすると話す。
放心状態のスザンナは何をされても反応がない。
医師の1人は大学教授のスーヘルに助けを求めてスーヘルは放心状態のスザンナを助けに来る。
父のトムはスティーブンに辛く当たったことを詫びてスーヘルはスザンナの状態を確かめる。
実はスザンナへ脳の半分が破壊されており、炎症を起こしてしまっていた。
スザンナは脳の検査をすることになり開頭手術をすることになる。
スーヘルは回復する可能性が高いことを告げて、また自宅に戻ってスティーブンとの関係も元に戻る。
まともに歩けないスザンナだが7カ月後復職して、闘病の記録を書くことになる。
そしてこのことがきっかけでスザンナを襲った病気の治療法を確立。スティーブンとも結婚することになった。
所感
怖いなぁ…
やはり治療法が確立されていないのはとても怖い。この映画はその怖さがとてもよく描かれてると思いますね。
あまり知られて無いけどこの映画は実話。スザンナは生存していて今でも記者と作家として活動しております。
精神の病は誰にもわからないけどこのように誰も知らない病もあるんですね。気をつけないと本当にまずい。