2007年の映画『マンデラの名もなき看守』を見ました!

この映画は実話を基にした映画ですね!

ジョセフ・ファインズとダイアン・クルーガーが出演している南アフリカの英雄マンデラの刑務所時代を描いた作品です!

採点4.2/5.0

あらすじ

アパルトヘイト政策により黒人が差別されていた南アフリカ。

白人看守のグレゴリーはマンデラが収監されていたロベン島に赴任。

マンデラの母国語を話せるグレゴリーはマンデラ達の会話をスパイすることを命じられるが…

以下ネタバレあり

アパルトヘイト下の南アフリカ。指導者たちをロベン島に収容していた。

冒頭看守たちは囚人に鞭打ちグレゴリーも働いている。

グレゴリーはロベン島に赴任してきた看守で家族も共に来ている。

妻のグロリアは黒人をテロリストだと長男のブラントに話しておりグレゴリーも同意している。

グレゴリーの一家は戦争中に使用していた家に引っ越してくる。

グロリアはグレゴリーの出世にかなり期待している。

グロリアは近所の奥様と仲良くなりグレゴリーは黒人のコーサ語を話せるために赴任したのだった。グレゴリーは黒人をかなり蔑視している。

そして上司からマンデラを含む黒人の監房に赴任してスパイをするように依頼される。

グロリアは喜んでグレゴリーは検閲官として赴任。

手紙は半年に一回で政治的な内容は書いてはいけない決まりだった。

グレゴリーは懲罰房にいるマンデラに話しかけるがマンデラは後ろを向いて何も話さない。

グレゴリーはマンデラと妻との面会を電話で聞いていて娘を全寮制の学校に入れる話だった。

しかし上司はこれを聞いて彼女を逮捕するからその新聞をマンデラに見せろと話す。

グレゴリーは子供の頃の写真で黒人の子と遊んでる写真をグロリアに見せられて不機嫌。

そして釣りに行くと黒人がいてプラントと娘のナターシャを岩場に隠す。

その後マンデラの妻は逮捕されてマンデラの独房に入れるがマンデラは規則のためグレゴリーに返してくる。

そしてなんで中身を読まないのかと聞いてグレゴリーは何も言い返せない。

看守たちのフットボールチームでグレゴリーは活躍してグロリアも幸せそう。

グロリアは自分の母にグレゴリーの仕事内容をペラペラ話して諌められる。

そして街中で黒人が白人の警察に乱暴しているのを子供たちが見てナターシャは泣いてしまう。

ナターシャは警察の仕事はひどいと話しており不公平だと話す。

グレゴリーはマンデラの息子が事故死したことを知り、心を痛めている。

そのことをマンデラに通達し、2日間の特別休暇を与えることになる。

グレゴリーはマンデラの息子が死んだのは殺人ではないかと疑う。

グロリアはマンデラたち黒人のことを野蛮人だと話しているがグレゴリーは心に迷いが出てきている。

グレゴリーは幼い頃に黒人の少年バファナと遊んでおりお守りをもらっている。

グレゴリーはマンデラに話しかけて息子の死にお悔やみを告げる。

マンデラは息子を埋葬したいと語り、人種を超えて平等に暮らせる世界を子供達のために作りたいと語る。

グレゴリーは息子が埋葬されたことを他の囚人に告げて何も食べないマンデラを心配している。

グレゴリーは自由憲章を気にしており、他の看守にも聞いている。

グレゴリーは家族と共にバフに乗っているといきなり降りてグロリア達も降りる。

グレゴリーは図書館に行き自由憲章を読もうとして地下室へ。書物を読んでいるとグロリアたちも来て怒られる。

グロリアは黒人が嫌いで喧嘩になってしまう。

グロリアはグレゴリーの出世がなくなると心配しているがグレゴリーはあまり興味がない。

グレゴリーは図書館から禁止書物を持ち出しておりマンデラを気にしている。

そしてマンデラに質問をして上司に怒られる。しけし准尉に昇格することになる。

そして囚人のモサディに来た手紙を見て組織のアジトが書かれていることを報告。

マンデラと話すグレゴリーはかなりプライベートな話もしている。

マンデラはクリスマスのプレゼントを妻に渡して欲しいと話し、妻を面会に連れて来させる。

グレゴリーは面会後妻にハンカチを渡してプレゼントを渡す。

すると上司に囚人同士の文通を指摘されてしまう。

グレゴリーはプレゼントを渡したことをめっちゃ怒られてしまう。そして黒人地区で4ヶ月間夜勤することになる。

そして隣人から夫が転勤させられたと怒られてしまう。

グロリアもこれで昇進はなくなったと話して、グレゴリーは黒人の囚人の扱いに心を痛めている。

そして酒場で酔っ払いに絡まれてマンデラのことを馬鹿にしてチョコよこせと言われると喧嘩になってしまう。

グロリアは不安になっており彼らの家族は四面楚歌になっている。

2人は1日も早く島を出たいと話して抱き合っている。

マンデラは政府の役人と話しており取引を持ちかけられる。

マンデラは抗争を終わらせるなら釈放されると提案されるが断る。

さらにグレゴリーは転属願いを却下されてやめれば路頭に迷うためやめられない。

上司は仕事を続けてほしいと頼み、島を出てもいいから手紙の解読は任されることになる。

グレゴリーは転勤して何年後かに上司と出会って話している。

ブラントは大学生になっており、グレゴリーは准将に呼ばれる。

グレゴリーはマンデラをまた収監するため転属を命じられる。

マンデラと再会したグレゴリーは息子で看守になったブラントを紹介。

マンデラの家庭菜園を手伝って、少年の頃のように棒で戦っている。

するのその頃車の爆発が起きて活動家たちをグレゴリーは非難する。

しかしマンデラは暴力には暴力で立ち向かうしかないと話す。

政府はマンデラに武装闘争をやめるように呼びかけている。

マンデラは家族と再会して子供たちとも再会する。

マンデラの娘は自由を求めて演説しており、マンデラを隔離する。

グロリアは激化する黒人への抑圧で子供たちが殺されると脅迫を受けている。

国際社会はマンデラの解放を求めており、マンデラを上辺だけでも扱いをよくする。

ブドウ園の近くの刑務所に入れられたマンデラは仲間たちと会食をする。

田舎に引っ越してきたグレゴリーは後ろからつけてくる男に気付く。

男はグレゴリーの家族を見張るように命令されており、グレゴリーは見逃す。

マンデラはもはや家に住んでおりグレゴリーが世話をしている。

マンデラは倒れた大統領に果物を送ると話しており、ブラントのことも気にかけている。

ある日グレゴリーは電話でブラントが交通事故で亡くなったことを知る。グロリアは泣き叫んで葬式となる。

グレゴリーは自分のせいだと泣いており、黒人たちを死に追いやったことを悔やむ。

グロリアはもはや黒人に敵意を抱いておらずグレゴリーを抱きしめる。

マンデラは手紙を出してきて悔やみを申し上げてくる。

上司はマンデラと会いたい人物のお膳立てのためグレゴリーに依頼する。

マンデラは息子を失ったことを悔やみ、グレゴリーはマンデラの仲間をかつて売ったことを話す。

しかしマンデラはそんなことすでに知っていたと語り、彼のことを受け入れる。

マンデラはグロリアにカーペットを送り、マンデラは大統領との面会を迎える。

マンデラは正式に釈放されることになり、グレゴリーは中尉に昇格する。

グレゴリーはマンデラを見送って2人は硬い友情で結ばれる。

グロリアはマンデラに声をかけて、マンデラは1994年に大統領に就任。

所感

いいね…

マンデラは歴史に名を残す人物。だけどもその背後には語られない人物がたくさんいて、彼にスポットライトを当てたんだな。

マンデラの掌握力はもちろんあったと思うけどグレゴリーがとてもいいやつ。前半からの人の変わりようがすごいね。

誰もが持ってる良心に訴えかけるような映画で泣いてしまいました。グロリアも変われて良かった。

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