2017年の映画『オンリー・ザ・ブレイブ』を見ました!
この映画は実話を基にした映画で2013年で起きたアリゾナ州の山火事と戦った消火隊を描いております。
採点5.0/5.0
あらすじ
日々をだらだらと過ごしていたブレンダンは恋人の妊娠を機に地元の森林消防団に入る。
ブレンダンは毎日トレーニングしてリーダーのマーシュらと日々成長していく。
しかしそんなある日大規模な山火事が発生。彼らは命を危機に晒して出動する…
以下ネタバレあり
冒頭消防団のチーフのマーシュはコールを受けて出動準備をする。
彼は妻に昨夜喧嘩したことを詫びて仲直りして出動。
そして隊員のマックやジェシーを乗せて山火事の鎮火に向かう。
マックは鎮火した後昨晩関係を持った女の話をする。
その頃若者のブレンダンは麻薬を吸ってテレビを見ている。
そして恋人のナタリーが妊娠したことを知らされている。
マシューはさらなる延焼を防ぐため提案をするが、精鋭部隊に見下される。
結果住宅地まで火災が広がってしまい、マシューは怒っている。
マシューの妻のアマンダは馬の世話をしており、マシューが帰って様子を見る。名前はラスコーになる。
マシューはお風呂で不機嫌でより上の隊のデュエインに相談して上位部隊となるホットショット隊の認定をもらうように勧める。
ブレンダンはナタリーと話して妊娠が事実だと知る。
ナタリーは別れられたことを不満に思っており、ブレンダンは責任を取るというが放っておけと言われる。
そして店の中で薬をやって店を追い出されてしまう。
マシューはデュエインに自分たちなら火災を抑えられたと語り、不満を漏らす。
マシューはその態度のせいで協力者を失ったことを指摘。お願いするとデュエインも前向きに考える。
ブレンダンはその頃刑務所に入られており、保釈金を求める。
マシューはホットショット隊になるためにデュエインと相談。
ブレンダンは帰宅するものの母に出て行けと言われてしまう。
マシューはその頃市長の協力を得て、ブレンダンは娘の誕生を知り病院へ。
マシューは新人のパーカーを面接しており、厳しい態度で臨む。
ブレンダンはマシューの元に面接に来て、かつて同じクラスにいた隊員のマックに馬鹿にされる。
マシューは明らかに薬物中毒なブレンダンを看破して、犯罪歴もあることを知る。
ブレンダンは多くのミスを犯したが、娘のミカエラができて幸せにしたいと語る。その話を聞いたマシューはランニングに参加することになる。
ついていけないブレンダンはランニングで吐いてしまうが、大幅に遅れながらも完走してくる。
マシューは入隊を認めて、アマンダと共に馬に乗って馬探しをする。
ナタリーは物資を置いて去るブレンダンを見つめている。
ブレンダンは質問に対するミスをして腕立てをさせられて、みんなに役に立たないとバカにされる。
そひて本当にお前の娘かとバカにされてマックを殴りかけるが、なんとか思いとどまり、マックも注意される。
そして訓練中に山火事が起きて準備をすることになる。そしてこの火災での働きが昇格の評価対象となる。
マックはブレンダンに突っかかってミスを犯したらただでは済まさないと話す。
初出動となるブレンダンはいじられて、マシューは心配そうに見ている。
マシューは審査員と喧嘩して、自分のやり方を貫いて審査員は怒ってしまう。
マックは誤って蜂の巣を刺激してしまい、金玉を刺される。
ブレンダンは認定がダメになったと思うとアマンダに話してアマンダは失禁したと話す。
火災は無事に治ったもののマシューは認定が下りないと思って荒れる。
しかしデュエインが来て、ホットショットに認定されたことを明かす。
ブレンダンは物資を届けに行った時ナタリーに声をかけられる。
2人は話して、ブレンダンもチームのパーティーに出席してアマンダに声をかけられる。
ブレンダンはマックに声をかけて、マックは落ち込んでいた。
彼は彼女のシャイアンが浮気していて住むところがなくなり、ブレンダンの家の部屋を借りることになる。
そして9ヶ月後マックはまだ住んでおり、ミカエラをブレンダンが連れてくる。
ミカエラは熱を出してしまい、タビーフィルの奥さんが看護師だったので助けてもらう。
アマンダは山火事のシーズンが始まることを不安に思っている。
アマンダは子供を欲しがっており、真剣に話し合いたいと話す。
ブレンダン達は山火事の現場に向かって、ピンチをマシューに救われる。
その頃アマンダは交通事故を起こして怪我をしてマシューも知らせなかったことを怒る。
アマンダは逆ギレして喧嘩に。ブレンダンはミカエラとナンシーとピクニックするが最近ミカエラと会えてないことをチクリと言われる。
しかし地元で山火事が起きて、ブレンダン達は樹齢2000年の樹を守ることになる。
任務には成功するもののブレンダンはガラガラヘビに噛まれてしまう。
そして搬送されてマシューが見舞いに来る。
マックも見舞いに来るが、ブレンダンはくさいから帰れと冗談を飛ばす。
マックはガラガラヘビを倒したらしく、おもちゃの蛇を投げてくる。
そして看護婦のノラとマックはなんだかいい感じ。
ナンシー達も見舞いに来て母親からも褒められるが心配もされる。
ブレンダンは復帰してかつて追い出された店でパーティに参加する。
マシューとブレンダンは外に出て話して、ブレンダンは建物消火に移りたいと話す。
しかしマシューは怒ってしまい、ここを辞めたら野垂れ死ぬか刑務所だと話す。
アマンダにこのことを話すマシューはアマンダにも怒られる。
アマンダはマシューが仕事ばかりだと罵り、子供のことでまた喧嘩になる。
マシューはデュエインに相談に行き、翌朝アマンダの元へ戻る。
そして2人は仲直りして関係を持った後マシューはすぐにまた次の仕事に行く。
隊員を集めるマシューはヤーネルヒルの火災へと向かう。
その中でマシューはブレンダンに詫びて自分もかつてブレンダンのようだったと話し、薬物に手を出さない限りサポートすると話す。
しかし消火隊が間違えて誘導の火を消してしまい、尾根に移動することになる。
ブレンダンは見張りをすることになり、天候を探るため別行動。
火は消える気配がなく、ブレンダンは退避することになる。
しかしどんどん火は燃え広がってきてブレンダンは追い込まれる。
しかしなんとか車で別隊員に助けてもらい、ブレンダンは指揮官の車を移動する。
マシューはこの山火事が止められないと悟り、危険を冒して消火に行く。
山火事の勢いは凄まじく、防火テントの準備を命令。
マシューは泣きそうになりながら隊員達と防火テントを作ると報告。ブレンダンは離れているが、気が気ではない。
全員何とか防火テントに入り、火を凌ぐことになる。
別働隊は消火後消火後隊を探しに行くが、そこにはブレンダン以外の遺体があった。
この知らせを聞いたアマンダは泣き叫び、ブレンダンも放心状態。
ブレンダンはみんなの家族の説明会に参加し、家族はみんな1人の生き残りが誰なのか気になる。
ブレンダンが当地すると家族はみんな落胆。出て行くブレンダンはアマンダに声をかけられて泣きながら自分が死ねば良かったと話す。
アマンダはマシューもブレンダンが助かって良かったと思ってると話して抱きしめる。
3年後アマンダは馬に乗って自然を駆け抜けている。
ブレンダンはミカエラを連れてかつて仲間達と守った大樹に供物をして隊員達を弔う。そしてマシューの遺影を見て涙を流す。
そしてエンディングでは亡くなった隊員達の遺影が映される。
所感
泣いた…
やはり危険なんですよね。山火事もそうだけど消火隊って。だからこそやりがいもあるけど家族の方の気持ちを思うと胸が痛くなる。
久しぶりにこんないい映画に巡り会えたなって気がします。久しぶりに本気で泣けたし、カッコよさと哀しさがよくあらわれていたな。
ブレンダンはこの事件でかなり心を病んだそうで、この映画の原作を書いて今はミカエラさんを引き取って別の恋人と暮らしてるそうです。そして家族をサポートする団体を立ち上げたらしいですね。