2005年の映画『ナイロビの蜂』を見ました!

この映画は同名の小説の映画化作品ですね!

採点4.2/5.0

あらすじ

ケニアのナイロビで駐在しているイギリス人の外交官のクエイル。

ある日弁護士の妻であるテッサが何者かによって殺害される。

クエイルは妻の死の真相を追って調査を進めると製薬会社の陰謀があることを突き止めて…

以下ネタバレあり

クエイルとテッサは夫婦でテッサが飛行機に乗るのをジャスティンは見送る。

クエイルはケニアの大使でサンディと会話している。

テッサはアーノルドと北部に行っており、サンディは白人女性と黒人運転手が死んだことを告げる。

アーノルドは死んでおらず、テッサは殺害されていた。

クエイルはテッサとの出会いのスピーチを思い出していた。

テッサはクエイルに突っかかって周りに人たちは退席してしまう。

そのあとクエイルは話しかけるとテッサは謝って守ってくれたことを感謝する。

クエイルはコーヒーに誘って、それが出会いで2人は結ばれた。

現代クエイルはケニアにてテッサの遺体を確認する。

過去、テッサはアフリカに共に行くと告げてケニアに共に来る。

テッサは妊娠しており、アフリカで劇を見ている。

テッサはドクターでHIVに感染してないかみんなに確認していた。

2人はラブラブで過ごしていたが、テッサのメールを見て少し不安に思う。

クエイルはテッサにスラムには近づかないようにパーティで話している。

そのパーティーで医師のアーノルドと製薬会社の社長と知り合う。

テッサは大臣に薬が届いてないことを指摘して突っかかる。

そして彼女はアーノルド達とHIVの薬について研究していた。

テッサは出産したが死産で、黒人の養子をあやす。母親は15歳で死にかけており、サンディに何か話を持ちかける。

テッサはケニアのスラムで殺害が行われてるからサンディに秘密を掴んで持ちかけようとする。このことはクエイルには内緒だった。

その病院ではHIV患者に治験をしようとするなどかなり不審だった。

テッサはスラムに干渉しようとしてクエイルに止められる。

テッサは他の組織と連絡を取ってケニアの政情を変えようとしている。

クエイルはテッサにアーノルドと共にしている活動をやめるように求めるが怒られる。

テッサはサンディと連絡を取り、何やらか行動している。

サンディはこの仕事を辞めるように勧めて、テッサは体を売るから手紙を見せろと求める。

サンディは受け入れて手紙を渡して2人はキスをする。

テッサはロキというエリアを見つけてアーノルドと行くことを決意。ここで冒頭に戻る。

テッサの殺害事件は強盗事件として処理されており、帰るとマスコミにコメントを求められる。

クエイルは家来のムスタファが警察が来てテッサのパソコンなどのフィルムを奪っていったことを告げる。

クエイルはテッサがサンディからの手紙で愛を告白されていること、馬鹿げた結婚をやめて逃げようと書かれてることを見る。

テッサはアフリカで埋葬されて、クエイルは遺品の中からダイプラクサという製薬会社を見る。

友人のギタが来て、アーノルドとテッサが何をしていたのか聞く。

アーノルドは実はゲイでテッサと恋愛関係ではなかった。

クエイルはテッサが死産した病院に来て出産していたワンダの記録を見ようとするが存在が消されていた。

クエイルはスラムに来て、ダイプラクサが実験台と告げずに患者に同意させて投薬している事実を知る。

そして尋問にかけられてサンディが助けてくれる。

公式見解はアーノルドがテッサを殺したことにされていた。

クエイルはテッサの愛人はアーノルド以外にもいたのではないかとサンディにカマをかける。しかし取り合わないサンディを見て独自に調査を開始する。

ギタと話すクエイルはダイプラクサについて聞き、ケニーという男に行き着く。

ケニーと会いに行ったクエイルだがケニーはレポートなど知らんとかわす。

しかしクエイルはその場で火曜に帰国することになると告げられる。

クエイルは帰国しようとするが旅券が偽装の疑いがあるとされて身動きが取れなくなる。

クエイルは病気休暇とされて上司のバーナードにはこの件を嗅ぎ回るのはやめろと言われる。

そしてイギリスの空港でテッサのいとこののハムと会って合流する。

そしてハムの息子のグイドに協力してもらってテッサの足跡を辿る。

そしてテッサの自分への愛に満ちた映像を見て心を震わせる。

そして手紙の中ではサンディから気持ちの悪い手紙をもらったと書いてあり、クエイルに何も話せないことを悔いていた。

弁護士のハムと行動するクエイルは非合法で調査を開始する。

クエイルは何者かからの脅迫を受けていて、テッサが始めたことをやり遂げるつもりだった。

サンディ達はクエイルを追いかけてギタもそのチームにいるが彼女はクエイルを気にかけている。

クエイルはテッサとコンタクトを取っていた団体の女性と接触。

彼女と歩きながら話して、教えてもらった関係者の家に入ると待ち伏せに会う。

そして最後の警告だとされて殺されかけてしまう。

アーノルドは木に吊るされて拷問された末死んでいて、ギタはサンディに異を唱える。

クエイルはケニアに入国してサンディに会いにくる。

テッサはケニーに圧力をかけるために活動しており、治験を中止するようにしていたがサンディは取り合わなかった。

クエイルは裏切ったサンディに怒りの目を向けてギタと合流。しかしギタに車を出させて自分は後ろから来た車に乗り込む。

中にはケニーがいて失脚を免れるために見せたいものがあるとして話す。

翌日車を運転すると追尾されていたがそれは友人のティムだった。

ティムはお互いにすぐに殺されると話して、自分は癌でクエイルは殺し屋に狙われてると話す。

そしてサンディがテッサを密告したことを語り、正体不明の男達が殺して、依頼主は謎だと話す。

そしてクエイルをケニアから出国させて、事件は自分が調査すると話すがクエイルは取り合わない。

そしてクエイルはプロペラ機に乗ってある村に来る。

そしてあるマーカスという男にテッサの夫であることを告げると彼は顔色を変えてテッサはレポートを書いていたと告げる。

しかしそこに襲撃が来てマーカスはクエイルにレポートのコピーを渡す。

村は襲撃されて2人は茂みの中を逃げてアブクという子供と共にジョナに飛行機に乗せてもらう。

しかしアブクは乗せないと言われて食い下がるがアブクは1人で逃げてしまう。

クエイルは降りてテッサが亡くなった湖へ。

バーナードは後日クエイルの葬式のスピーチをしている。クエイルは湖で自殺していた。

ハムはクエイルの遺書を読んでバーナードの不正を告発。

バーナードは去っていき、多くの記者が詰めかける。

そしてクエイルの体には3発の銃弾があることを話して自殺ではないと話す。

そしてアフリカには殺人はなく、痛ましい死があるだけだと語り、人の命が軽いと断じる。

クエイルはテッサの幻影に語りかけながら、笑顔で黒人の殺し屋達に殺害される。

所感

重い…

ハッピーエンドを期待していたので鬱になりそう。しかしこのように悔いのない死はかっこいいですね。

テッサのやりたかったことはクエイルの知ることではなかった。知ってたとしても行動を共にしてたんじゃないかな。

人の命の価値に差があってはいけない。そう思うことが罪とされる世界で正義なんてないよね。

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