2015年の映画『ボーダーライン』を見ました!
この映画はエミリー・ブラント主演で絶賛されているアクション、サスペンス映画ですね!
採点4.5/5.0
あらすじ
優秀な捜査官として知られるケイトはメキシコの麻薬カルテルを撲滅する部隊に配属。
特別捜査官のもとで極秘任務に赴くことになる。
ケイトは謎めいたコロンビア人と接触して国境付近の捜査を開始するが…
以下ネタバレあり
冒頭メキシコでFBIの特殊部隊が出動している。
彼らは民家に乗り込んでケイトもその中に隊員としていた。
そして部屋の中に入るとショットガンで狙撃されるが相手を射殺する。
そしてショットガンで撃たれた壁の中に人質の遺体が隠されていてケイトは室外で嘔吐する。
民家には大量の遺体が隠されており、ソノラの手口だと言われる。
しかし突然爆撃の襲撃を受けて隊員たちは多くが命を落としてしまう。
ケイトは本部で呼ばれてマヌエル・ディアスについて聞かれる。彼はメキシコのカルテルと関わりのある実業家でカルテルのソノラのボスだった。
彼女は離婚経験者で子供はいないことを質問で答えて外で隊員のレジーと話す。
そして明日エル・パソエリアにディアスの兄のギエルモに会いにいくように指示される。
ケイトは麻薬取締班の任務に参加することになり、黒幕を捕らえる任務に参加。
レジーとケイトは作戦に参加するために基地へと赴くがレジーは拒否され、ケイトだけ中へ。
ケイトは飛行機に乗り込んで2人の捜査官と合流するが2人ともなんだか怪しい。
ケイトはメキシコ系の男と話すが彼はあまり質問に答えずに我々がやることを見ておけと告げる。
そして本部について作戦を聞いて、メキシコ人男性はアレハンドロで元検察官でメキシコのために戦ってると話す。
一同はメキシコに向かって歩道から警官たちは銃を構えて車に乗る。
そして渋滞に巻き込まれると銃を持つように指示されて部隊は銃を構え、ケイトは不安そう。
そして銃を持って突きつけると二台の車の武装者を射殺。残りを制圧する。
ケイトも撃たれかけるが1人を射殺して難を逃れる。
ケイトはこれは犯罪行為だと上官のマットに話して何者だと自分は兵士ではないと話す。
マットとアレハンドロは人質を拷問してケイトは至る所で銃撃が行われてることを見る。
レジーは何が合ったのか聞くが、ケイトはメキシコに行ったと話す。
そしてメキシコ人の捕虜たちを連れてきてレジーはマットたちに作戦の説明を求め、ケイトも抜けると言い出す。
マットたちは説明してケイトはなんとか残ることになる。
ケイトはカルテルの所業をネットで見てレジーは別れた夫のことを聞くがケイトは嫌がる。
レジーはマットの国防省の補佐であるということを信じていない。
ケイトとレジーは翌朝マットたちと打ち合わせ。
ケイトたちはディアスの財布を探ることになり、口座を凍結。
マットはメキシコにディアスが戻るのを待つとするがケイトは今捕まえないといけないと話す。
ケイトは納得いかずにレジーと酒を飲みに行く。
レジーはケイトは女性として魅力がなくなってきたと指摘している。
レジーはその店の中で知り合いのテッドと会うがテッドはケイトを口説こうとして2人はダンスしてキスをし、その夜関係を持とうとするがテーブルの上のアレハンドロのリストバンドに気付く。
ケイトはテッドを撃とうとして止められるが首を絞められる。
そして意識を失いかけるがそこにアレハンドロが来てテッドに銃を向ける。
ケイトはお取りに使われたことをマットとアレハンドロに愚痴る。
レジーは気にしており、ケイトは少しショックのよう。
テッドはカルテルの一員で車の中で尋問されている。
マットは今後の全ての処遇を決めると脅してテッドは折れる。
そして翌日新たな作戦でディアスがメキシコに行ったことを知る。
レジーは作戦を嫌がるがケイトは利用されたと知りながらも作戦に同行。
武装した部隊に同行する2人。赤外線を装着して現場に向かう。
そしてクレーターの下に部隊は徐々に向かっていき、敵のいる中心部へと向かっていく。
アレハンドロは別働隊で潜入して敵を倒して進んでいく。
ケイトも後方から参戦してアレハンドロは現場の汚職警官を捕らえてケイトがアレハンドロに銃を向けるとアレハンドロはケイトを防弾ジョッキの上から射撃して警官のメデジンを乗せて車を走らせる。
アレハンドロは車をメデジンに運転させてマットはアレハンドロ以外作戦通りだと話し、ケイトが戻るとマットに押し倒され、レジーも助けようとして組み伏せられる。
マットは違う通路に入って見てはならない現場を見たと指摘。
メデジンは覆面捜査官で汚職警官のフリをして潜入していた。
マットは彼は必要悪だと話してアレハンドロはコロンビアカルテルに雇われているとケイトは悟る。
ケイトは都合がいいように黙らないと告げて、マットは止めようとする。
メデジンは車を走らせて前方の車をサイレンで脅して止める。
そしてスピーカーで降りろと指示してディアスが降りてくる。
アレハンドロはメデジンに車を降りろと指示してメデジンはディアスに向かう。
アレハンドロはメデジンを撃ち殺して、ディアスの足を撃ち抜く。
そして地に伏せさせてボスの元へ連れて行けと話して車に乗せて走るが、メデジンの死体の後ろに誰かが立っていた。
ディアスは車を走らせて邸内へボディガードをアレハンドロが射殺する。
そしてディアスが家の前に来ると彼は首から血を流しており、アレハンドロは門番を射殺。
屋敷の中に侵入して家族の食事に乱入してボスに銃を向けてテーブルの向かいに座る。
アレハンドロはいつも家族を殺してるのにお前は食事していると指摘。
彼は息子たちは助けろと話して、アレハンドロは息子と妻を容赦なく射殺。絶望を与えたのちに射殺する。
ケイトはベランダでタバコを吸って何かを思っている。
すると部屋の中に気配を感じて中からアレハンドロの声がする。
アレハンドロは銃を持ち、座れと促してケイトと話す。
彼はケイトを見て殺された娘を思い出すと話して書類を出してサインするように話す。
それは作戦は全て法規に準じたものだったという内容だった。
ケイトは断るがアレハンドロはなくケイトを促して銃を顎に突きつけて自殺したことにすると話す。
ケイトはついにサインしてアレハンドロは法秩序がある小さな町に引っ越せと話して出て行く。
ケイトはベランダからアレハンドロに向けて銃を向け、アレハンドロも立ち止まる。
しかしアレハンドロは動じず見つめてケイトは涙を流して震える手で撃てずに銃を納め、アレハンドロは去っていく。
ラストではメデジンの息子がサッカーをしているがその遠くで銃声が聞こえ、メデジンの妻が遠くを見つめる。
所感
名作…
素晴らしい出来だったな。ブラントさんもとても良い演技をしていて正義感はあるけど力には勝てないのが無力だったな。
これってすごくリアルスティックだと思うんですよね。どんなに鍛えてて強くても無防備で銃を向けられるとどうもできない。
必要悪という言葉は使ってはいけないのかもしれないけど綺麗事では済まされないことってあるよね。