1993年の映画『シンドラーのリスト』を見ました!
この映画は実話を基にした映画で、ホロコーストの虐殺の中に芽生えた人情の物語ですね!
採点4.6/5.0
あらすじ
オスカー・シンドラーは資産家で女好きな男。
そんな彼はホロコーストによりユダヤ人が虐殺されている様子を見て密かにユダヤ人を救出することを決意。
彼は労働力という名目でユダヤ人達を安全な収容所へと匿うのだが…
以下ネタバレあり
ユダヤ人たちはクラクフに運ばれており強制収容をされていた。
シンドラーは社交パーティーに来ていてナチのバッジをつけている。
彼は将校たちに酒を奢って将校たちに取り入るなどうまい。
そして賄賂を渡して彼は陽気でかなり目立っている。
ユダヤ人たちは生活が一変しておりかなり混乱している。
銀行にいたユダヤ人のシュターンはシンドラーに呼び出されて、会計士として雇おうとする。
シンドラーはユダヤ人とドイツ人の垣根を気にしておらず、はんごうのビジネスをシンドラーは検討する。
シンドラーはビジネスとしてシュターンに経営をやらせようとして自分は宣伝をすると話す。
ユダヤ人たちは教会で話しており、シンドラーはいいシャツだと話してどこで手に入る?と話しかける。
そして調達をさせて1941年にユダヤ人たちはさらに狭い地区に押し込まれる。
ユダヤ人たちは他人同士での生活を強いられて迫害される。
シンドラーはやりにくさん感じてきており、今は金よりもものが大事だと話す。
シュターンとシンドラーは事務所を見にきて、ユダヤ人近くの外に工場を作って物々交換ができるように配慮する。
そしてユダヤ人たちに技能者を証明するカードを手配して多くのユダヤ人を雇う。
ユダヤ人たちは工場で研修を受けてシンドラーの工場で働き始める。
シンドラーは女好きでタイプライターの女性達を見つめる。
そして秘書に全員を雇ってほうろう鍋の生産を始める。
そして軍隊に売り込んでカタログを送付して契約を取り付ける。
シュターンと酒を飲むシンドラーだがシュターンは困惑している。
シンドラーはシュターンに感謝を告げてユダヤ人を1人の人として見なす。
シンドラーは女と寝ており妻のエミリエが来て怒られる。
シンドラーは350人雇ってるとエミリエに自慢している。
彼は戦争のおかげで成功してると話してダンスをする。
2人は共に寝てエメリエは列車に乗って帰る。
ユダヤ人の老人はシンドラーに礼を言いたいと話してきてシンドラーも労う。
ユダヤ人たちは雪かきに駆り出されてシンドラーの工場の労働者も行かされる。
そして先ほどシンドラーに礼を言いにきた老人は射殺されてしまう。
シンドラーは労働力を一人失ったと話して補償を願うが取り合われない。
シンドラーが女も寝ているところに部下のポロデックが来て、シュターンが収容所に連れて行かれたことを聞かされる。
シンドラーは列車まで来て取り返そうとするが取り合われず、担当の軍人の名前を聞く。
そしてロシア戦線に飛ばしてやると告げて去っていく。
すると軍人は協力してきて列車を止めてシュターンを取り戻す。
ドイツ人たちは連れ去ったユダヤ人たちの荷物を勝手に押収する。
ユダヤ人達は自主警官にも突っかかり、みんなフラストレーションが溜まる。
アーモン少尉はユダヤ人地区に来てゲットーを紹介される。
ユダヤ人たちは並ばされてアーモンは屋敷に女性をメイドとして雇うと話す。
そして経験があるかどうかを聞いて唯一手を挙げなかったヘレンを雇う。
1人の女性のディアナは工事でアーモンに進言して射殺される。
アーモンはスピーチしており黒死病の頃からユダヤ人は厄介だったと話す。
そしてユダヤ人地区に来てユダヤ人狩りを敢行する。
ドイツ軍は無差別にユダヤ人を殺害してユダヤ人達は隠し持つ財産を食べたりして隠す。
シンドラーはその様子を見て、ユダヤ人のミラは下水道を伝って逃げろと旦那に言われる。
シンドラーの工場員たちはカードを見せて助かるが、病院の患者たちは医師に劇薬を飲まされて安楽死する。
ユダヤ人たちは虐殺されて、ミラの旦那は下水道で追い詰められて家に帰るとミラがいない。
彼は兵隊のフリをして荷物を片付けるように命令されたと話して難を逃れる。
隠れ家を追い出されたダンカの母はドイツ人の子供のアダムに助けられて良い列にならばされる。
シンドラーは列の中に真っ赤な服を着た女のことを見て、彼女はユダヤ人の列を逆行して歩いてゆく。
彼はユダヤ人たちが殺される中女の子が家の中に入るところを見る。
彼女は家の中のベッドの下に隠れてシンドラーはその場を去る。
しかしドイツ兵たちは夜も家の中を散策して隠れていたユダヤ人たちは次々と殺される。
アーモンはユダヤ人たちを並ばせて点呼すると回避雨するが上から無作為に狙撃を始める。
彼は上半身全裸で狙撃して優越感に浸っている。
シンドラーはアーモン達と話して収容所のユダヤ人を雇うことを提言する、
そして工場を収容所に移すことを提案して、ユダヤ人達が連れ去られたと文句を言い、返せと怒る。
シンドラーは助けてほしいと話して賄賂を申し出る。
ユダヤ人達はシンドラーの工場に連れ戻されて、シュターンは工場は独立きたがこれは無料ではないとアーモンにいわれる。
そして監視のある部屋で働かされてシンドラーは秘書達と再会のパーティーをする。
シンドラーは必ず毎週シュターンに会いに行くと約束。
アーモンは工場を視察に来て、1人の労働者に蝶つがいを作らせる。
そして腕前を褒められるが何時から仕事をやらされたと聞かれてなぜこれだけしかできてないのだと問われて処刑されそうになる。
しかし弾が出ずに蹴られて彼は難を逃れる。
彼はシンドラーに配置換えしてもらい、アーモンはユダヤ人たちを並べて虐殺する。
そして物を盗んだ物を誰だといわれて男の子は今殺された男だと話す。
男の子はシンドラーに礼を言い、ある女性パールマンはシンドラーを訪ねる。
彼女はシンドラーの噂を聞いており、シンドラーの元では誰も死なないと話す。
彼女は偽証したカードで暮らしており、収容所に両親がいることや貧しい暮らしを話して両親をここに連れてきてくれと頼む。
シンドラーはあくまで欲しいものは労働力だと話して帰れと言い放つ。
そしてシュターンに儲けを考えてないのはちがうと漏らす。
シンドラーはパールマンの両親を雇うことにしてそのための金に自分の時計を使う。
パールマンはその様子を見て、安堵してシンドラーはヘレンと話す。
ヘレンはアーモンが何もしていない女を射殺したことの恐怖を語る。
アーモンにはルールがないと話して、シンドラーはアーモンが君を怯えさせて楽しんでるのだと話して額にキスをするり
アーモンはふらふらに酔っており、シンドラーはアーモンが持っているのはパワーではなく、正義だと話す。
シュターンは帳簿を見られてアーモンと話すがあまり相手にされない。
アーモンはまた見回りにくるが少し寛大になっている。
しかしアーモンは許したばかりの使用人を外に出して狙撃して殺す。
ヘレンはアーモンの爪を研いで、ユダヤ人達は結婚式をしたりしている。
夜にヘレンのことを気の利くメイドだと話して戦争が終われば解放してやると少し人間らしさを見せる。
そしてユダヤ人との関係は戦争とユダヤ人を迫害する考えが悪いと話す。
そしてヘレンに愛を告げてキスしようとするが汚れたユダヤ人だと豹変して罵倒して暴力を振るう。
シンドラーは誕生日のパーティをしており、ヘレンとの対比が描かれる。
彼はユダヤ人の娘にケーキをもらってその母にもキスをする。それはドイツ人達が見る前でみんなびっくり。
ミラは寝床でみんなに収容所のことを話して、翌日ユダヤ人達は並ばされる。
ユダヤ人達は全裸で走らされて医師たちが健康かそうでないかを判断する。
女性達は子供達がトラックに乗せられるのを見て止めに行くが止められない。
子供たちは逃げてなんとか隠れ場所を探そうとする。
シンドラーは列車でユダヤ人達が収容所に送られるのを見て心を痛める。
そして彼は水を求めるユダヤ人のために水を楽しそうにかけてナチに笑われながら救う。
シンドラーは停車のたびに水を与えるように指示して、独房に入れられているドイツ人将校と話す。
アーモンは上司にユダヤ人には魔力があると話して感染したものには哀れみを与えると話す。
しかし彼はわいろか?と聞かれて謝礼だと話す。
ユダヤ人の犠牲者は焼却されてその死体の中にあの赤い服の少女も入っていた。
シンドラーは少女の遺体が運ばれるのを見て、シュターンと話すと工場は閉鎖されることを話す。
シュターンを特別待遇にするよう取り合うがシンドラーは故郷に帰ると話して望み通りの金を貯めたと話すがシュターンは何か言いたそうに見つめる。
シンドラーは戦争が終わると酒を君と飲みたいと話すがシュターンは今飲みたいと話して酒を飲む。
シンドラーは思い悩んで、故郷のチェコにユダヤ人を運ぶことをアーモンに提言する。
砲弾のケースを作ると話して、軍にも利益があることを説くがアーモンは疑う。
シンドラーはシュターンに命じて工場に呼ぶリストを作り、子供達全員の命を救い、収容所から呼び戻す。
シンドラーはアーモンに金を払って買収しており、シュターンはこれは命のリストだと話す。
そして最後のページにはヘレンを載せており、アーモンは断る。
アーモンはウィーンに彼女を連れて行って世話を見ると話す。
しかしシンドラーはそんなことにはならないと話して、アーモンは最後は痛みがないように殺すと話す。
シンドラーの従業員達は収容所から帰還して、ヘレンもカードゲームでシンドラーが勝って連れていくことになる。
男を乗せた列車は到着して彼らにはスープとパンを与える。
しかし女を乗せた列車は手違いでアウシュビッツに送られていた。
女達は絶望してシンドラーはすぐに取り返しに行く。
女達は髪を切られて部屋に入れられて死に怯えるがまだシャワーだった。
シンドラーは取り返しに来て、所長にダイヤモンドの賄賂を与える。
そして300人を融通するといわれてリストを見せる。
シンドラーの部下の女達は解放されて、子供達は連れ去られかけるがシンドラーが助けに来る。
シンドラーは勝手に部下を殺した場合は賠償をしてもらうとドイツ軍に告げる。
そして生産に干渉することを許さないと宣言にて工場内にはあることを禁ずる。
エミリエと会ったシンドラーは彼女と話してシュターンと会わせる。
シンドラーは工場を稼働させてから生産せず、食費で金はそこをつきかけていた。
そして破産しかけるがそこで戦争は終結。ドイツ軍は制圧された。
シンドラーは兵士を向上に入れることを指示してスピーチ。
自分は追われることになると話してみんなは家族を探すことになると話す。
シンドラーは世界中で殺戮が行われたが自分たちは生き延びた、自分にではなくシュターンと自分自身と仲間に感謝しろと話す。
そして自分はナチの党員で犯罪人だと話してあと少しだけ共にいて逃亡すると話す。
そして兵士達には今彼らを殺していいが立ち去って家族のもとに帰ってもいいと話すと兵士たちは去っていく。
ユダヤ人達は即席の指輪を作ってシンドラーは身支度を始める。
みんなが見送る中シンドラーは発とうとしてタバコや布をみんなに分けるように言う。
彼が出ていく時はユダヤ人のみんなが出迎えて全てを記した手紙を渡される。
その中にはみんなが署名しており、そして皆が作った指輪をもらう。
その指輪には1人の命を救うものが世界を変えると記されていた。
シンドラーは指輪を受けてシュターンと硬く握手する。
そして自分は本当はもっと救い出せたと話してその努力をしなかったと話す。
シュターンは1100人の命を救ったと話すがシンドラーは無駄遣いをしたことや、車を売っていたら10人もの命を救えたと話す。
さらにバッジで2人救えたと話して、1人でも良かったと話す。
そして努力すればもう1人助けられたのにしなかったと泣き崩れてシュターンに泣きつく。
シンドラーはユダヤ人達に抱きしめられて車を走らせて逃亡。
ユダヤ人達は翌朝解放されてポーランドへと移動する。
アーモンは処刑されて絞首刑になる。
シンドラーは戦後事業に失敗したがエルサレムに招かれて正義の人として植樹。
その木は現在でも育っており、シンドラーに救われた人たちは今でもエルサレムにある彼の墓に毎年感謝の意をしに巡礼している。
所感
最も泣けた…
ラストシーンですよね。やはり、何回見ても泣けるし、史実ではないのは知ってるけど人1人の命の重さがよくわかる。
最後の映画のシンドラーの言葉で救えたのに努力しなかったというのは本当に刺さる。涙なしには見れない映画だな。
この映画を見て、立場が弱い人にはなるだけ優しくしないとならないなと思った。誰も赤い服の少女のようにならないように。