1972年の映画『ゴッド・ファーザー』を見ました!

この映画は超名作として語り継がれる一本ですね!

採点4.6/5.0

あらすじ

マフィアの世界を克明に描きベストセラーとなったマリオ・プーゾの同名小説をフランシス・コッポラが映画化した一大叙事詩。シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネ。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、敵対するファミリーにドンが襲われ重傷を負った時、彼は報復を決意する。そしてニューヨークは抗争の場と化していった……

以下ネタバレあり

冒頭男が女がイタリア系の男とデートして大怪我をしたと語る。

そして男たちは裁判にかけられたが執行猶予有りで不満。

それで彼はドンことヴィトー・コルレオーニのところへ復讐をしてもらいにきたのだった。

彼らの殺害を依頼してドンは拒否。君は自分を敬遠していたと話す。

その日はドンの娘の結婚式で金で買収しようとする男のボナセーラに俺はそんな情けない男ではないと話す。

友人なら始末してやると話してボナセーラは彼をゴッドファーザーと話して手の甲にキスさせて復讐を請け負う。

外では結婚パーティが行われていてカタギで軍人の三男であるマイケルが来るまでドンは写真を待つ。

ドンはマフィアのバルセーニと話してみんなはダンスしている。

バルセーニは写真に写るのを気にして、FBIも来ている。

マイケルは物陰からパーティを見ていて輪に入らない。

ドンはルカに面会を申し込まれてマイケルはトムと話す。

マイケルは彼女のケイと来ており、殺し屋のルカはドンに挨拶。

トムは相談役で弁護士資格を持つドンの養子。

歌手でドンの名付け子のジョニーも式に顔を出して歌を歌う。

この式はドンの娘のコニーの結婚式で彼はカルロと結婚。

ドンは長男のソニーを呼んでマイケルは兄で次男のフレドに話しかけられる。

ジョニーは声が衰えたとドンに相談して映画の役をもらえるようにドンに相談。

ソニーはその頃女と関係を持っていてトムに呼び出される。

ドンはハリウッドで泣き言を覚えてきたのかと怒り出してソニーが来る。

そして家族は大切にしてるかと問い、ドンはカルロはファミリーに入れないと話す。

トムはカリフォルニアに行ってジョニーの映画出演をまとめに行くことになる。

トムは映画監督のウォルツに会いに行き、ジョニーの映画出演を取り計らう。

ウォルツは強く拒否するがトムは冷静に連絡を待っていると告げて去る。

ウォルツはトムがドンの使いだと知り、豪邸に招いて自慢の馬を見せる。

しかしできるだけのことはするが役はやらないと話して、自分の金の卵であった女優を誘惑して潰されたと話す。

そのためジョニーを許さないと話してトムに帰れと迫る。

トムは冷静に空港に帰ると話して悪い話はすぐ報告すると話す。

そして翌日ウォルツが目覚めると血塗れで自慢の馬の生首が部屋に置かれていた。

ウォルツは叫んで取り乱してドンはトムをねぎらう。

そして麻薬密売人でナイフの達人のソロッツォの話をトムとする。

ソニーもその話を聞いていて金のために彼と交渉することにする。

そうしないと他のファミリーに自分たちは狙われるとトムは話す。

ソロッツォはドンと話してドンは話が甘すぎると話す。

ドンは断ることにして、自分が麻薬に手を出せば政治家たちが去ると話す。

他のファミリーのタッタリアもソロッツォを狙っているがドンはそれでも断る。

ドンはソニーを呼んで2度と人前で勝手なことをぬかすなと怒る。

そしてルカを呼んでソロッツォは油断できないから狙いを調べてくれと話して、タッタリアと会うことを指示。

マイケルはケイとクリスマスプレゼントを買っていてルカは防弾チョッキを着て準備。

ルカは現場に着いてタッタリアと店で会うことになる。

そこにはソロッツォもいて手を組めるかもしれないと言われる。

ソロッツォはルカに自分たちにつくように話してルカは受けようとするが手をナイフで刺されて背後から首を絞められて殺害される。

トムはその後ソロッツォとタッタリアに連れ去られてドンは八百屋さんでお買い物。

しかしそこに殺し屋が現れてドンは銃撃されて負傷。そばにいたフレドは手を滑らせて反撃できないまま逃げられて泣く。

マイケルはケイと映画を見ていて、ドンが撃たれたことを新聞で見る。

マイケルはソニーに電話をかけて重傷であることを知る。

そしてすぐに帰ってくるように言われてソニーは妻のサンドラを抱きしめる。

そしてソニーは古参のポーリが病気であることを知り、サンドラは娘のソフィアを抱きしめる。

ソニーは電話を受けてトムを拉致したと言われる。

そして指定の場所に来るように指示されてトムはドンは死んだと言われる。

ソロッツォはソニーと手を打ちたいとトムに話して、ソニーが麻薬に乗り気であることに目につける。

トムは迷い、古参のテシオやクレメンザにも話せと言われる。

トムは呑むことにして解放されるが帰り際にドンがまだ生きていたとソロッツォに言われる。

マイケルはファミリーの家につき、ドンは助かりそうだと言われる。

ソニー達は話し合ってトムは冷静に上記を分析。

手を打つしかないと話すがソニーは乗り気ではない。

ソニーは長男のため、事実上のボスとなりテシオ達に指図。

そしてクレメンザに裏切り者と思われるポーリを始末するように話す。

マイケルはルカのアパートを見に行くことになるがプレゼントが届けられてルカは殺されたことをみんな知る。

クレメンザはポーリと話してソニーはやるきだとはなす。

彼らは戦争の準備を進めると話してクレメンザは用を足しに車を出て畑へ。

ポーリは車内で待っている時に射殺される。

マイケルはケイからの電話を受けて今夜会おうと話す。

ソニーはマイケルに誰かをつけると話すがマイケルはカタギなので狙われないとクレメンザが提言。

しかしソニーは一応気づかれないように人をつけて、マイケルはケイと食事する。

マイケルは病院に向かって意識不明のドンに会いに来るがナースに追い出されそうになる。

そして電話してテシオの部下も警察も誰もドンについてないと話す。

マイケルは他の部屋に移すと話して部屋を移す。

そしてパン焼きのエンツォが来てマイケルはここで待てと話す。

マイケルはドンに自分がここにいると話すとドンもにっこり。

そして待っていたエンツォに見張りを命じてマイケルは警察と話して見張を追い出したのはソロッツォに金をもらったからだと察するがどかずに逮捕されてしまう。

そこにソニーの刺客達とトムが現れてマイケルを引き取り、身張りもつけることになる。

マイケルはクレメンザとソニーがタッタリアの2代目を殺したことを知る。

トムは得意げなソニーに怒っており、ソロッツォはマイケルを交渉人に指名。

トムは話を聞こうと話すがソニーは戦争をしようと話してトムと対立。

トムはソロッツォは金で警察を買収してると話して戦争は不利で他のファミリーも来ると話す。

マイケルは交渉に行き、クレメンザが隠した銃で自分を殴った警官とソロッツォを殺すと話す。

ソニーは大学出にできるもんかと話して、トムに警察を殺して悪いのかとマイケルは聞く。

その警官は汚職警官だから勝ち目はあると話して計画を実行する。

クレメンザは銃を用意して仕事が終われば後はゆっくりしろと優しく話す。

ソニー達は後ろからついていくことにしてみんなで話し合うが危険要素が多い。

マイケルは術を自分でか隠すことになり、トイレに行って出てきたところで殺す作戦に出る。

ソニーはマイケルをハグして送り出してマイケルはソロッツォ達を待つ。

マイケルは車で連行されて汚職警官に体を調べられる。

レストランに着くと3人はイタリア語で話し出して、ソロッツォが休戦協定を結びたいと話すとマイケルはトイレへ。

そして隠してあった銃を取って一息ついて席に戻る。

そして座って話を上の空で聞いて初めてする殺人に戸惑いながら2人を殺害する。

そしてすぐに店を出て、この瞬間マフィアのマイケルが誕生する。

この事件は大々的に報じられてマイケルはイタリアへ身を隠すことになる。

ドンは退院して帰宅して幹部達に囲われる。

トムは警官を殺してから取り締まりがキツくなり、他のファミリーとの抗争もあると話す。

フレドはラスベガスに行くことになり、カジノの仕事を覚えることになる。

ドンはマイケルがソロッツォを射殺したと知ると悲しそう。

ソニーはタッタリアを殺すつもりで、トムに止められる。

2人は喧嘩してソニーはすぐに熱くなってしまい、すぐ仲直り。

マイケルはイタリアのコルレオーネ村にいて村人は戦争で殆どなくなっている。

そして村の気に入った娘を呼ぶように話してファブリツィオに通訳させる。

そして気に入った娘のアポロニアと結婚することにする。

2人は結婚式を迎えてアポロニアはめちゃくちゃ不機嫌。

しかしもらったネックレスは良かったようで微笑む。

ソニーは浮気を繰り返しており、愛人の家から帰宅しようとする。

そしてコニーの家に行くが彼女の顔には殴られた跡がある。

コニーは自分が先に手を出したと話し、ソニーはコニーの前では抑えるがカルロに怒りを覚えている。

カルロは軽薄な男でストリートで遊んでいるとソニーに襲撃される。

そしてボコボコにやられてこんどコニーを殴ったら殺すと吐き捨てられる。

マイケルの結婚式にはドンも来て村を挙げて祝福される。

2人は初夜を迎えてマイケルは口づけ。ケイはマイケルを訪ねてトムが応対。

トムはとりなしてケイに手紙を渡されるが拒否される。

トムは大人に応対してコニーは電話に出るとカルロの浮気相手から。

カルロは出かけるところで妊娠しているコニーとまた喧嘩。

コニーは食器を投げ飛ばして暴れてカルロはベルトで鞭打ち。

コニーは逃げて包丁を持って対抗するがボコボコにDVされる。

ソニーはコニーからの電話を受けて顔色を変える。

ソニーは家を飛び出してカルロに報復をしに行く。

トムは止めに行くがソニーは1人で車を出してトムは後をつけさせる。

ソニーは検問に来て車に囲まれると隠れていたマフィアに銃撃されて殺害される。

ドンは1人で酒を飲み、トムと話す。

そしてファミリーの金も厳しいと話して、トムはソニーが死んだことを告げる。

ドンは涙を浮かべながらも犯人は探すなと告げて5大ファミリーを集めて会合を開き、戦争を終えると話す。

トムはボナセーラに電話して借りを返すように話す。

ドンは葬儀屋を営むボナセーラに会いに来てソニーの遺体を綺麗にしてもらうように話す。

マイケルとアポロニアは新婚で車に乗って遊んでおり、マイケルは車を降りる。

アポロニアは車の運転を教えてもらっており、マイケルは近況を教えてもらい、ここも危険だとファミリーに言われる。

そしてソニーが死んだことを知らされてマイケルはショック。

マイケルはアポロニアを実家に返すから車を回せとファブリツィオに話す。

アポロニアは車の運転の練習をしており、マイケルが見に行くとなんと車が爆破。アポロニアは爆死する。

ドンは5大ファミリーと会合してクネオ、タッタリア、バルセーニ、ストラキ、バルジーニと話す。

そしてタッタリアが同意するなら休戦したいと話してバルジーニが間に入る。

ドンは麻薬はいかんと話してこれは今も変わらないと話すが政治家を抑えてることを指摘されてみんなに分けるように言われる。

ドンはマイケルを安全に国に戻してやりたいと話して、手を出したら許さんと話す。

しかしそれ以外はここで決めた平和協定を破らないと話してタッタリアと手を結ぶ。

休戦は成立してドンはトムと共に帰ることになる。

ドンはタッタリアに麻薬を禁止するようにトムに言わせて、ソニーを殺したのはタッタリアではなく、バルジーニが黒幕だと話す

マイケルは帰国してケイに会いに来る。

そして今はドンを手伝ってると話して、マフィアの一員になった彼をケイは心配。

マイケルは権力のある人間には責任があると話して、マフィアの世界に入ることを考えている。

これからは合法的にやっていくとケイに話して、プロポーズする。

ケイは車に乗り込んで、クレメンザとテシオは独立をしたいと話す。

2人はファミリーをラスベガスに移った時に持つことをマイケルに許可されてマイケルがボスになる。

カルロも使われることになり、ドンが相談役、トムはラスベガスで弁護士になることになる。

トムは下ろされたことを不満に思うが、ドンが自分が話したと言って理由があることだと話す。

フレドはカジノで働いていて遊び倒していた様子。

マイケルは呼んだ女達を追い出せと話してジョニーもいて、フレドはとても不満そう。

マイケルはニューヨークからここに移ると話してホテルとカジノをモーから買うと話す。

そしてジョニーに出演依頼をして、モーが来るとカジノを買うと話す。

モーは怒り出してバルジーニと関係があると話す。

マイケルは彼がフレドを殴ったことを持ち出して金を考えておけと話す。

フレドはなんで口の利き方だとマイケルに話すがマイケルはお前は兄貴だが、ファミリーにたてつく奴の肩は持つなと警告。

数年後マイケルはケイと結婚していて子供も生まれている。

ドンはバルジーニが介入していると話して、マイケルの命が狙われてると話す。

しかし彼は老いが来ており、少しぼけ始めている。

ドンはマイケルには跡目を継がせたくなかったと話して、自分の人生に悔いはないと話す。

ドンは野外で孫のアンソニーの相手をしていて畑の中で彼を追いかけるが咳き込んで倒れてしまう。

ドンはそのまま亡くなり、後日葬儀が行われる。

そこに来ていたバルジーニを見たマイケルはテシオにバルジーニが面会を希望していると言われる。

テシオの縄張りでやることになり、テシオはすでに彼の配下のよう。

マイケルは子供の洗礼式の時に彼らを暗殺することを計画する。

そして洗礼式が行われる中マイケルは神父の問いかけにイエスと答える。

マイケルの部下達は銃を準備してクレメンザはマイケルの部下として相手を暗殺。

バルジーニも野外で射殺されて5大ファミリーは全員死亡する。

テシオはトムと話してマイケルの部下に囲まれて、裏切りがバレたことを悟る。

仕方がなかったと話して助けて欲しいと話すがトムは取り合わずにテシオは連行される。

カルロはマイケルにソニーを嵌めたなと言われて追い詰められる。

そしてバルジーニもタッタリアもモーもストラキ、クネオも死んだと話す。

追い詰められたカルロはマイケルにもうファミリーの仕事はさせないと言われてラスベガスで大人しくしろと言われる。

そして罪は認めろと言われて、誰に唆されたと聞かれるとカルロはバルジーニと答える。

カルロは空港に送られることになり、マイケルは早く消えろと話す。

そして車に乗り込むが後ろにはクレメンザがいて後ろから首を紐で締められて殺害される。

コニーはカルロの所在をマイケルに聞きに来て、殺したのだなと問い詰める。

カルロを右腕にしたのかはいつでも殺せるようにするためで、コニーは取り乱すがマイケルはハグ。しかしコニーは拒絶して泣き叫ぶ。

すっかりマフィアのボスになったマイケルをケイは意味深に見つめる。

ケイは殺したのかと問い詰めてマイケルは首を横に振り、ハグ。ケイも安心したようだがもちろんマイケルは嘘をついている。

しかしケイが飲み物を入れているとクレメンザが来てマイケルに忠誠を誓い、唖然とするケイが見つめる中部屋の扉が閉じられる。

所感

カッコええ

まぁ犯罪映画だからこんなこと言ってはいけないんだけど、コルレオーネファミリーは義理があるんだよね。

ルカはあんなに早く殺されたのは残念。もっと活躍して欲しかったけど原作でもすぐ死んじゃったね。

やはりマイケルの冷徹さがこの映画の肝だな。前半から後半ではもはや同じ人とは思えないからな。

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