1974年の映画『ゴッドファーザー2』を見ました!
この映画はデニーロが圧巻の演技を披露した作品ですね!
採点4.5/5.0
あらすじ
コルレオーネ・ファミリーは本拠地をニューヨークからラスベガスに近いタホー湖畔へ移っていた。縄張りを狙っていたハイマン・ロスの手下ロサト兄弟から襲撃され難を逃れたマイケルは、偉大な時代を生きた父ビトーを想う。父ビトーは母を殺され、難民としてアメリカに来た後ファミリーを築いていく…。マイアミでファミリーのボスたちの会合を持った後、マイケルはキューバへ赴き利権獲得のため工作を図るが、兄フレドーの裏切りに気づく。やがて犯罪調査委員会の公聴会に呼ばれたマイケルは裏切り者のペンタンジェリに証言を覆させて追求をかわすが、妻のケイはマイケルから離れていく……
以下ネタバレあり
冒頭マイケルは手を差し出して男にキスをさせて忠誠を誓わせてコルレオーネファミリーのゴッドファーザーとして君臨。
今よりももっと昔ドンは昔父の葬儀に出ている。
イタリアでそれは彼が9歳の頃の話で失踪した兄は来ず、母と出ていたが銃撃される。
兄のパオロはその時殺されており母は悲しみに暮れる。
母はマフィアで逆らった父と兄を殺したチッチオにドンは許してもらえるように取りはからう。
しかし許してもらえず、母はチッチオに包丁を突きつけてドンを逃す。
母は殺害されてドンは街を上げて捜索されて9歳ながら追われる身となる。
ドンは心ある隣人たちから庇護を受けて荷物にくるまって街を出る。
そして船に乗り、アメリカへと来て1人でエリス島へとたどり着く。
そして洗礼を受けて、時は現在コニーは母のカルメラと会う。
それは政治家のパーティーの場で、マイケルはケイも含めて政治家と握手。
トムも健在で右腕として活躍。議員のパットはベガスでホテルを経営しているマイケルを探る。
そして許可を与える代わりに売り上げを賄賂としてもらおうとする。
そしてお前らみたいな人種が嫌いだと喧嘩を売ってくる。
マイケルは偽善はお互い様だがファミリーの悪口は許さないと話す。
マイケルは取引を拒否して許可派もらうと話してくる。
兄のフレドはフランクと話していて彼はアンダーボスだが根性がない。
クレメンザは亡くなっており、チチとフレドが会う。
フランクはマイケルと話せないと話してマイケルはいろんな人と話す。
彼はクレメンザの元部下のロッコに指示して調査に行かせる。
マイケルが追い出したいクリングマンの情報を得る。
そしてコニーの知り合いのマールと話して結婚すると言われる。
マイケルはコニーに離婚したばかりで子供とも会ってないだろうと指摘。
そしてコニーにラスベガスで子供と暮らせと話すがマールのことは取り合わない。
そして結婚するなら失望だと脅しをかけてくる。
フレドは奥さんのディアナも交えてコニー達とディナー。マイケルも来ている。
フランクはマイケルに話しかけてフレドはディアナが他の男とダンスしてるのを見て嫉妬。
マイケルはフレドにディアナが手に負えないならわからせると話す。フレドは受け入れる。
フランクはクレメンザの土地を横取りしており、わがままなフランクにコルレオーネファミリーらしくしろと話す。
彼はマイアミのロサト兄弟とマイケルが組むのが気に入らない様子。
マイケルはマイアミのロス達と問題を起こすのは許さんと話して、フランクはドンに彼らは信頼されてなかったと話して去る。
その後マイケルはケイとダンスしてケイは妊娠していた。
ケイはいつまで経っても裏の世界と縁を切らないマイケルに少し不満を漏らす。
そして寝室で寝ようとすると銃撃されて2人は伏せる!
2人は無事でマイケルは犯人を生捕りにするように指示。
マイケルはトムと話して、いろいろ内緒にしてたことを謝る。
そして内部に裏切り者がいると話して、信用できるのはトムだけだと話す。
そしてフレドはいい奴だが気が弱すぎると話して、トムにドンの仕事を引き継がせて自分はあるところに行くと話す。
そして犯人はすでに殺されてるだろうと話して、その頃ディアナが死体を見て錯乱。
マイケルは息子のアンソニーを寝かしつけて明日出発すると話し、手伝うと言うアンソニーにいつかな、と声をかける。
1917年。ドンは青年となり、カルメラと結婚してソニーが生まれる。
そして演劇を観に行き、友人の好きな女優かマフィアに襲われるのを見る。
マフィアには後ろ盾があり、昼間はドンは八百屋で働く。
ドンは何か思うようでカルメラともあまり話さない。
そして夜に隣人からいきなり荷物を預かれと言われて小包を受けるとと中身な銃だった。
そして店にはマフィアのファヌッチが巻き上げにきて、ファヌッチの息子に仕事を取られる。
ドンは受け入れて店長とハグ。感謝を告げて帰宅しようとするといろんな荷物をもらえるが受け取らない。
帰宅するとカルメラに笑顔を向けて失職したことは言わない。
荷物を預けた男はクレメンザで中身を見たか?と問われるが答えない。
クレメンザは見返りに絨毯をくれて、2人はクレメンザのアジトへと向かう。
クレメンザはそこは友達の家だと話して中に入るとそこにある絨毯を取る。
そこにベルが鳴らされるとクレメンザはドアに向けて銃を持ち、鳴らした警官は気付かずに去る。クレメンザは盗人をしていた。
ドンは絨毯をもらってカルメラとの家に飾りクレメンザもソニーを可愛がる。
現代マイケルは列車に乗って移動してマイアミへと来る。
そしてロスの家に来てまた血が流れそうで、戦争を避けるために来たと話す。
そしてフランクがロサト兄弟を殺す許可を得ようとして、拒否すると自分を殺そうとしたと話す。
フランクはその頃マイケルに呼ばれて書斎へと向かう。
マイケルは自分の家が襲撃されたと怒鳴り散らす。
そして手を貸して欲しいと話して、ロサト兄弟と揉めるなと話す。
フランクは拒否するが、マイケルはロスが自分を殺そうとしたと話す。
その頃フレドはディアナと寝ており、ジョニーからの電話を受ける。
フランクがロサトに手打ちをしたと話されて、俺はもう知らんと話す。
フレドは二度と電話してくるなと話して電話を切る。
フランクはバーに入ってロサトと会い話すが後ろから首を締められて殺害される。
そこに警官が来て街中で銃撃戦となる。
マイケル、フレド、トムは話して女の死体のそばにいた男の様子を見に行く。
トムが尋問して彼は何も覚えてないと話して、トムは男に指示。
ケイは買い物に行こうとして止められてトムと話す。
トムはマイケルに安全を託されたと話して、マイケルはラスベガスのあらゆる大物達と会合する。
マイケルはジョニーと車を出すと暴動が起きていて目の前で殺害事件が起こる。
マイケルはロスと話してハバナまで来て彼の計画を聞く。
そして領地をコルレオーネにも分けると言い出して、マイケルはハバナの内戦はどうなるか分からないと話す。
2人は2人きりで話してロスにゲリラを恐れて金を渋るなと言われる。
マイケルはフレドと話して、ロスがとも関係のある200万の金をもらう。マイケルはハバナに投資すると話す。
フレドはマイケルの家庭が羨ましいと話して子供がほしいと話す。
マイケルはロスはホテルに着く前に自分を殺すつもりだと話して、家を襲ったのもロスだと話す。
ロスは引退するつもりはないと話してフレドには知らないフリをしていろと指示する。
マイケルは高齢のロスによる会いに来て金のことを問われるとしばらく様子を見ると言われる。
そしてフランクを殺したのはロサト兄弟であると言われてロスはある男と昔から知り合いだと話す。
それは前作でも出てきたモーであり、ラスベガスを作ったと話すが誰かに殺されたと話す。
そしてこれこそが自分たちの仕事だと話して寝てる間に金を用意するように言われる。
マイケルとフレドはショーでパットと会ってフレドの仕切りでディナー。
マイケルはフレドがジョニーがこの場所を教えたと話してるのを聞いて何かを思う。
ミオは暗殺者としてロスの家に潜入。ジョニーを殺害する。
ロスは体調を崩して医療スタッフが来ている。
マイケルはフレドに声をかけてとても疑惑の顔をしている。
ミオはロスの屋敷内で偵察していてミオはロスを枕を押しつけて窒息させようとするが見つかって殺害される。
このことは事件となり、フレドはマイケルに呼ばれるが逃げ出していく。
街では暴動が起き始めて翌日マイケルとトムが合流。
マイケルはケイとアンソニーを気にかけており、トムがプレゼントをくれていた。
ロスはマイアミの病院へ。フレドはニューヨークへ逃げていた。
マイケルはロスが悪いと話してフレドと連絡を取りたいと話す。
トムは言いにくそうにケイが流産したことを告げる。
ドンはフレドが生まれて、肺炎にかかった彼を心配そうに見つめる。
ドンは盗みをクレメンザ達と組んでやっていてファヌッチに筋を通せと詰め寄られる。
クレメンザは金を払おうと話すが、ドンは払うつもりはない。
ドンは彼を殺そうとしており、ファヌッチに払わないとマヌンズーチが出てくるとテシオに言われる。
ドンは説得すると話して俺に任せてくれと2人に話す。
そして2人でファヌッチのところに行き、金を払うと言えと話す。そしてその後で自分が話しをつけると話す。
翌日ファヌッチが1人だと知ると、ドンは2人に見送られる。
そしてファヌッチがいる店の中に単身乗り込んでいく。
金が足りないと言われるが今は金がないと話す。
そして笑顔でとりなして、ファヌッチはいい度胸だと話して仕事を斡旋してくれることになる。
ファヌッチは店を出てその日は通りで祭りが行われている。
ドンは屋根の上から街を歩くファヌッチを追跡。
そして隠していた銃を手にとり、建物に侵入。
ファヌッチとその建物に入り、祭りはクライマックスを迎えている。
ファヌッチはドンに気付くと胸を撃ち抜かれて顔面を撃たれて死亡する。
ドンは死亡したファヌッチの口にも銃撃してその場を去り、金を取り返す。
そして銃を分解して捨てて何食わぬ顔でカルメラ達と合流する。
その頃にはマイケルが生まれており、現代マイケルは冬に帰宅する。
アンソニーに買い与えたモーターカーは雪をかぶっており、マイケルは異変を察する。
家にはケイがおらず、彼女は奥で編み物を無心にしていた。
マイケルは話しかけられず、チチがパットにコルレオーネファミリーであることで審問される。
マイケルは夜にカルメラと話して、ファミリーを守る術を聞く。
ドンはファヌッチに代わって土地のボスになっており、親しまれている。
そしてコロンボ夫人から話しを受けて近隣トラブルも請け負う。
そして追い立てをしている家主に、コロンボには内緒で金を使って家主を納得させる。
翌日家主はドンのことをみんなに聞いて失礼な態度を詫びにくる。
そしてコロンボには住んでもらうし、金も返すと話す。
マイケルは審問会にかけられており、パットはイタリア人こそがこの国の土地だと心変わり。
マイケルは自分は犯罪人ではないと宣言して、ケイは怪訝な顔で見つめる。
フランクは実は生きており、FBIの庇護下にいてマイケルの情報を垂れ流していた。
トムはこのことに気付いて、彼は殺されかけた時にロスにマイケルの仕業だと吹き込まれたのだった。
マイケルはフレドと話して、フレドはフランクのことしか知らないと話す。
そして襲撃のことも知らなかったと話して、シラを切る。
フレドは指図ばかりしやがってと自分の役割に不満を示す。
自分にだってボスができると話してプライドを示す。
マイケルは公聴会でマイケルの役に立つことを尋ねて、委員会のクエスタッドはロスの仲間だと知る。
マイケルはフレドにもう終わりで、兄弟でも友達でもないと縁を切る。
マイケルは部下にカルメラが生きている間はフレドの無事を確保するように話す。
フランクは公聴会に姿を表してマイケルの賭博における違法行為を暴く期待をされる。
しかしフランクはゴッドファーザーなど知らないと話して、供述書に書いてあることはデタラメだと話す。
マイケルの隣には兄弟と言われるベンチェンゾが来ており、フランクのせいで委員会はめちゃくちゃに。
帰宅するとケイは子供達と出ていくとマイケルに告げる。
ロッコは席を外してマイケルとケイは話し合う。
マイケルは変わろうと思ってると話すが、ケイの意思は固く、フランクに何をしたのかと聞く。
ベンチェンゾはフランクの兄弟でマイケルは彼を利用していたのだった。
2人は喧嘩になり、ケイはもうマイケルを愛してないと話す。
マイケルは悪かったと話して、必ず変わると破却を拒否する。
しかしケイは子供は流産ではなく、堕胎したと告げてマイケルは言葉をなくす。
ケイはマイケルの子をこの世に残したくなかったと話してマイケルは怒りに震えてビンタする。
マイケルは子供は自分のものだと話して大喧嘩する。
ドンは列車に乗ってカルメラの実家のイタリアに家族で来ている。
老い衰えたチッチオの元に来たドンは取引の話を持ちかける。
そして彼が殺した父の名前を教えると腹にナイフを突き刺して殺害。
部下と共に逃走してドンは家族の復讐を遂げたのだった。
こうしてドンはシチリア島を支配。ファミリーの礎を作った。
現代カルメラは逝去して葬式にフレドも顔を出して涙を流す。
コニーも来てフレドはマイケルの部下のアルに話すも相手にされず、トムと話す。
そしてマイケルのことを訪ねてからはフレドが帰るのを待ってると言われる。
コニーは会えることになり、マイケルは子供を引き取っていた。
コニーは跪いて家に戻りたいと話してあなたを憎んでいたと話す。
しかし許すからフレドを許してやってくれと泣きながら話す。
マイケルは手を差し伸べてコニーは手の甲にキス。
そしてマイケルはフレドの前に来て2人は硬くハグする。
しかしマイケルの表情は硬く、アルに目配せをしている。
後日フレドはアンソニーの良き叔父として暮らしており、釣りを教えている。
マイケルはロスがイスラエルに向かったが次々に移住先を断られてマイアミに帰ったことを知る。
そして暗殺を企ててマイケルはトムにも裏切りの疑惑をかけるなど冷酷なボスの顔を見せる。
トムはフランクに会いに来て兄弟は無事だと話して、フランクの家族を守るためにフランクが死ぬことを提言する。
フランクは受け入れて、トムは後は心配するなと握手して去る。
コニーは家に子供に会いに来たケイに声をかける。彼女もカルメラの葬儀に来ていた。
ケイはアンソニーに別れのキスをせがむがそこにマイケルが来て固まる。
マイケルは無言で扉を閉めてアルはボートの用意をする。
マイケルは部屋で考え事をするかのようにうろうろとしている。
アルはアンソニーとフレドをボートに乗せるがアンソニーはマイケルにリノに連れて行かれることになり、フレドが彼に大物を釣っておくと約束。
アルはボートを出してフレドは釣りの用意をするがその様子をマイケルは見ている。
ロスは厳重警備の中マイアミの空港に来てFBIに連行される。
フレドは大海原に連れてこられて、FBIはフランクを呼ぶが返事がない。
ロッコはインタビュアーに扮してロスを殺害。フランクは翌日で手首を切って自殺していた。
フレドはボートの上で釣る前にマリアに祈りを捧げる儀式をアンソニーに教えた通りにして、マイケルが見つめる中アルに始末される。
マイケルは自室で思い悩んでフレドがカルロとの顔合わせであっていたことを思い出す。
その頃はソニーもいてテシオも健在。マイケルが海軍に勝手に入ったことでソニーが怒り出している。
トムを入れた4人で話してトムはドンが君のことを気にかけていると話す。
そのことを思い出しながら、マイケルは1人で物思いにふける。
所感
孤独…
すごく孤独だった。マイケルのパートなんだけど、これはドンのファミリーとは全く違いますよね。
マイケルはとにかく冷酷。意にそぐわない人たちを消していっていて、トムまで疑うところは疑心暗鬼とも言えたね。
ドンのパートはもう言うことないな。デニーロの演技がハマりすぎててもう…人情味の良さがマイケルと対比されていたわ。