2004年の映画『トロイ』を見ました!
この映画はトロイア戦争をモチーフとした映画ですね!
採点4.0/5.0
あらすじ
美しく無謀なトロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)は、愛するあまり他国の王妃を奪い花嫁にする。彼女を取り戻すため差し向けられたのはギリシャの大軍と無敵の戦士アキレス(ブラッド・ピット)。そして、史上最大の戦いの幕が開く……。
以下ネタバレあり
3200年前のギリシャ。アガメムノンはテッサリアを残すのみでトロイとの和平を望んでいた。
ギリシャ軍最強の兵士のアキレスはアガメムノンに従順ではなく、事態は動く。
両軍は睨み合い、アガメムノンは他国に攻め込む。
アガメムノンは最強の兵士同士で戦わせると話してアガメムノンはアキレスを呼ぶが来ない。
他国の最強の兵士のボアグリアスは出てきてアキレスは野営地にいた。
アキレスは女と関係を持ったまま寝ており迎えの者が来る。
アキレスはペアレスの息子で不死身の噂があり、馬に乗って戦地へと向かう。
そしてボアグリアスと向かい合い、横柄でアガメムノンには嫌われている。
アキレスは一撃でカタをつけてしまい、アガメムノン達の勝利となる。
テッサリアの王座が持つべき杖をテッサリア王はアガメムノンに渡す。
トロイの王子達は和平を締結しにスパルタに来ていてスパルタ王の妻のヘレンは若く、美しい。
トロイの王子であるヘクトルは足でパリスは弟。パリスはヘレンに一目惚れ。
パリスはパーティでヘレンを探してヘレンの部屋へ。
2人はすでに関係を持つ仲でヘレンは拒絶しようとするがパリスとキスをする。
パリスの旦那のメネラオスをヘレンは恐れてパリスとの別れを惜しむ。
ヘレンはパリスに愛を告げてパリスは自分と共にトロイにこいと話す。
パリスは追っ手が来るし、神々の怒りを買うが愛していると告げて2人は駆け落ち。
ヘクトルとパリスは船に乗り、ヘクトルはパリスにヘレンを連れてきたことを打ち明けられる。
メネラオスはその頃気づいてトロイ人とヘレンが駆け落ちしたことを知って激怒。
ヘクトルはスパルタに戻ると話してパリスに怒る。
彼は女のために戦争はしないと話すがパリスはヘレンを返すなら自分も行くと話す。
そして戦って死ぬと話すが、ヘクトルは死も知らないのにと糾弾。しかしパリスの固い意志を見てトロイへと戻ることになる。
メネラオスはアガメムノンに相談してトロイに戦争を仕掛けることを告げて2人は手を組む。
アガメムノンは裏でトロイに攻め込むことを計画しており、攻め落とすチャンスだと計画を練る。
彼はエーゲ海の王となるために軍を集めてアキレスを呼ぶように提言される。
アガメムノンはアキレスがどちらに寝返るか分からないと話して不安な様子。
しかしアキレスの強さは認めておりアキレスが唯一耳を貸す男に取り合う。
アキレスはギリシャにいて剣の稽古をしているところに使いのものが来る。
オデッセウスはアキレスに会いに来てトロイとの戦争を持ちかける。
オデッセウスはアキレスの友達でヘクトルは世界一かもしれないとけしかける。
さらにアキレスのいとこのパトロクロスを誘ってアキレスに歴史に名を残せると告げて去る。
アキレスは海辺を歩いていて母のテティスに時が来たと言われる。
テティスはトロイに行けば栄光を得るが、ここには戻れないと告げる。
パリスとヘレンは結婚してトロイでパレードが行われるがやはりヘレンは陰口を叩かれる。
ヘクトルとパリスの父のプリアモスは2人を出迎える。
パリスはヘレンを紹介してヘクトルにもアンドロマケとの間に子供が生まれている。
パリスのいとこのブリセイスもいてヘクトルとプリアモスは対応を相談。
プリアモスはパリスの恋は今回は本物だと話してヘクトルはヘレンを送り返そうとする。
しかしプリアモスはトロイの城壁で迎え撃つと話して抗戦することになる。
ヘレンは夜パリスに追っ手が来ると話して、パリスは逃げることを提案。
ヘレンはスパルタは家ではないと話して、ここから逃げるとトロイは襲われると話す。
トロイは戦いに備えて巫女のブリセイスは祭壇で祈る。
ヘクトルはアンドロマケと子供と過ごしていたがそこにアガメムノンとメネラオスの大船団が来る。
アキレスは船に乗っていてトロイへと命令を無視して最前線で向かう。
アキレスはパトロクロスに船を守るように話して戦いを許可しない。
アキレスはミュルミドンらの部下を鼓舞してアキレスはトロイに降り立つ。
彼らは陣形を立てて盾を集めて矢を防いで前進する。
アキレス隊は強く、トロイ軍を次々と倒していく。
ヘクトルも参戦してきてアキレスは圧倒的な強さで浜辺を制圧。
トロイ軍は撤退して神殿の中での略奪を許可する。
ミュルミドンはアポロン神を怒らせない方が良いと話すがアポロンの首をアキレスは撥ねる。
アキレスは向かってくるヘクトルに槍を投げて彼の右腕を殺害。ヘレンはの槍は軽くかわす。
そして神殿の中に入ってヘクトル達も中に入っていく。
しかし待ち伏せされており、ヘクトルは殺害された神官を見て唖然。
アキレスはヘクトルに話しかけて決闘を申し込まれるが見物が必要だと話す。
ヘクトルはアキレス隊に囲まれるが決戦は明日だと話して逃がす。
アキレスはアイアスに話しかけられてオデッセウスも到着。
ミュルミドンは神殿で捉えたブリセイスをアキレスに見せてアキレスは彼女に話しかける。
ブリセイスは無視して神官を殺した彼らを糾弾する。
アキレスはアガメムノンに呼ばれてブリセイスのことは助けると話す。
アガメムノンは部下の武将達から戦利品をもらってアキレスがくるとみんなを外させる。
アガメムノンは命令を聞かないアキレスにブリセイスを人質に取る。
アキレスは剣を取るがブリセイスは殺すしか脳がないのかと話してアキレスは思いとどまる。
ブリセイスはアガメムノンの奴隷とされて、アキレスはアガメムノンに刃を向けていつか殺してやると話す。
プリアモス達は会議をしてパリスは自分が戦うと話す。
パリスは夜にプリアモスと話して、愛するもののための戦いに勝るものはないと話す。
そしてトロイの剣を抜いてパリスに授ける。
ヘクトルはアンドロマケに戦わないで欲しいとこわれる。
そして夜何者かが夜逃げるのを見てそれはヘレンだった。
ヘレンは泣き出してしまい、戦争が恐ろしくなっていて自分のせいだと話す。
ヘクトルは止めて彼らの目的は権力ではなく、愛だと話す。
アキレスは戦いに出ないことを宣言してパトロクロスに人を殺す覚悟ができたか?と話す。
そしてバカのために死ぬなと話して出ていかせる。
パリスはメネラオスとの決闘に臨んで、ヘレンは上から見つめる。
アガメムノン達は大軍で前に来てプリアモスもさすがにびびる。
アガメムノンヘクトルに宣戦布告してヘレンを返すこと、降伏することを和平の条件とする。
しかしヘクトルは拒否してトロイはよそ者の支配は受けないと話す。
パリスはメネラオスに決闘を申し込んで、アガメムノンは拒否。それはトロイが欲しいからだった。
しかしメネラオスはアガメムノンに取り合って決闘が決まる。
ヘクトルはパリスにアドバイスして、パリスは死ねばヘレンを頼むと話すが今は余計なことを考えるなと言われる。
2人は決闘になり、メネラオスは力任せに剣を振るう。
パリスは逃げ回って疲れさせる作戦だが盾を取られてしまう。
そして殴りつけるとメネラオスは本気となり、足を切りつける。
さらに剣をはたき落とされて剣を首に突き付けられるが逃げる。
パリスは逃げてヘクトルの元へと行き、戦えと挑発。
アガメムノンはトロイは約束を破ったと話して戦闘を用意させる。
メネラオスはヘクトルの目の前でパリスを殺そうとしてヘクトルはメネラオスに剣を突き立て、殺害する。
アガメムノンは攻撃を合図して兵士たちは一気に攻め込んでくる。
パリスはトロイの剣を取りに行き、ヘクトルは彼を馬に乗らせて逃がす。
トロイ軍は迎え撃ち、アキレスはアガメムノン軍の無策に辟易。
オデッセウスほ戻れと指示するが聞こえず、アイアスは兵士を次々と倒していく。
ヘクトルはアイアスと戦闘になり力に勝るアイアスに槍を突き立てる。
しかしアイアスは倒れず、なんとか剣を突き立ててアイアスを仕留める。
トロイ軍は士気を上げてアガメムノン軍は劣勢。アガメムノンは撤退する。
夜兵士達の遺体を燃やしてパリスはヘレンに傷を縫ってもらう。
彼は恥をかいたと話してヘレンは挑んだだけでも勇敢だったと話す。
ヘレンはメネラオスといたときは辛かった、共に歳を重ねたいと話す。
アガメムノンは不機嫌でオデッセウスはヘレンを奪い返しに来たのだから撤退するべきだと話す。
そして勝つためにはアキレスが必要だと話して和解を提言する。
オデッセウスが仲介することになり、兵士の慰め者にさらていたブリセイスをアキレスに返すことになる。
アキレスはブリセイスを助けに来て自分のテントに匿う。
ブリセイスは反抗的で手当てされようとしてもタオルを投げ返す。
アキレスは食べ物を与えて実は意外と優しいことを知る。
ブリセイスは兵士は戦いのことしか考えていないと話す。
そしてなぜアキレスは兵士になったのか聞いて、アキレスは生まれた時からだと話す。
そしてアキレスはブリセイスになぜ神を信じる?と話して戦いの神は違うのか?と話す。
アキレスは神は限りある人の命を羨んでいて、終わりがあるから美しいと話す。
ブリセイスは見直したようで夜ブリセイスは寝ているアキレスに刃を突きつけるがアキレスは恐れない。
アキレスはブリセイスにキスをして2人はそのまま関係を持つ。
アキレスはブリセイスの寝顔を見ながら何かを思い、ミュルミドンに国に帰ると話す。
外にはオデッセウスがいてアガメムノンの代わりに謝罪に来たと話す。
パトロクロスは戦うことを提言してプリアモスは今こそギリシャ軍を倒す時だと提言される。
ヘクトルは攻めれば敵を団結させることになると話して、同じようにはいかないだろうと話す。
しかしプリアモスはギリシャ軍を攻めることを決意。ヘクトルは失望する。
夜アキレスはブリセイスと関係を持ち、2人の間には愛が芽生えている様子。
トロイは夜攻め込んできてヘクトルは浮かない様子。
夜明けとなると両軍は睨み合い、戦いが始まる。
ヘクトルはアキレスと向かい合い、彼の首を切りつける。
ミュルミドン、オデッセウスはびっくりしてヘクトルはカブトをとるとアキレスではなく、パトロクロスだった。
ヘクトルはトドメを刺してオデッセウスに今日は終わりだと告げる。オデッセウスはパトロクロスはアキレスのいとこだと話す。
ミュルミドンはアキレスにこのことを報告に来てパトロクロスが戦いを指示したと話す。
アキレスは全てを察してパトロクロスはどこだと喚いてミュルミドンを殴り付ける。
ミュルミドンはヘクトルに殺されたと告げてアキレスはミュルミドンに当たり、止めに来たブリセイスの首も締めるなど荒れる。
ヘクトルはアンドロマケに抜け道を教えてもしもの時はこの道をゆけと話す。
アキレスは夜パトロクロスを弔って自らの手で火をつける。
アキレスは戦いの準備をしてヘクトルも鎧を装備する。
ブリセイスはヘクトルはいとこだからやめてくれと話すがアキレスは馬を駆る。
アキレスはトロイの城壁の前でヘクトルの名前を叫んでヘクトルはプリアモスに最後の言葉を告げる。
プリアモスはお前ほどの息子はいないと告げてヘクトルは戦地へ。
ヘクトルはアンドロマケと子供に別れを告げてアキレスとの決闘へ。
アキレスは取り決めをせずにカブトを取り、ヘクトルもカブトを捨てる。
2人は戦いを始めてアキレスは優勢に進める。
ヘクトルは斬りつけるが押されてアキレスに足を切られる。
二刀流で挑むヘクトルだが肩を槍で刺されてひざまづき、アキレスは胸に剣を突き刺す。
ヘクトルは敗れて戦死。アキレスは彼の亡骸を馬にくくりつけて持ち去っていく。
パリスはその様子を見て復讐を誓い、アキレスは泣くブリセイスの元へ。
ブリセイスは夜私のいとこは死に、あなたの従兄弟は死んだ。いつ終わるのかと問うがアキレスは終わりはないと話す。
夜にプリアモスはなんとアキレスの元に来てヘクトルを返すように求める。
アキレスは彼はいとこを殺したと話すがお前は何人の息子や従兄弟を殺したのだと言われる。
プリアモスはお前は全てを奪ったと告げて手厚くヘクトルを弔いたいと話す。
アキレスは彼を返しても何も変わらない、また敵になると話すがプリアモスは引き下がらず、ヘクトルの遺体を見せる。
アキレスは泣いていてブリセイスも来てプリアモスに抱きつく。
アキレスはブリセイスを安全に返すと約束するがブリセイスはプリアモスとともに城へと帰る。
アガメムノンは勝手に12日間の休戦を決めたアキレスに怒り、強引に攻めると話す。
アキレスはミュルミドンを返し、ミュルミドンは共に戦え光栄だったと話す。
ヘクトルは国葬されてヘレン、アンドロマケ、ブリセイスも参列。
12日後再び戦闘となりプリアモス達は浜辺に来るがギリシャ兵達は巨大な木馬を作っていた。
さらに周りには疫病で死んだ者達の遺体があり、ギリシャ兵の姿はない。皆は逃げ帰ったとみる。
木馬は神の供物であることから白の中へと入れられて、夜木馬からギリシャ兵達が抜け出す。
アキレスやオデッセウスもその中にいて彼らは城内へと侵入。次々と兵士を手にかけていく。
さらに帰還したギリシャ兵達が押し寄せてトロイは陥落する。
アキレスは走り抜けてブリセイスを探しにいく。
彼は命乞いする兵士を見逃してブリセイスは燃える街を走る。
ヘレン、アンドロマケは地下道を走り、パリスはブリセイスを探しに戻る。
ヘレンは自分も残ると話すがパリスは来世で共になれると告げ、ヘレンは先へ進む。
パリスは弓矢で奮闘してブリセイスはパリスを探していた。
パリスはブリセイスの声の方へ進み、プリアモスは槍を刺されて殺害される。
ブリセイスは祭壇でアガメムノンに背後から髪を掴まれてアキレスはその様子を見る。
ブリセイスはアガメムノンにともに来いと言われるがナイフを首に突き立てて殺害。
兵士に殺されかけるがアキレスが助けに来てブリセイスを救う。
しかしそこにパリスが来てアキレスの弱点である足首を射抜く!
パリスはブリセイスが止めるのを聞かずにアキレスに弓矢を次々と射抜いてアキレスはついに倒れてしまう。
ブリセイスは駆け寄ってアキレスは安らぎをくれたとブリセイスにキス。
そしてパリスと共にブリセイスを行かせてアキレスは息絶える。
トロイは滅びてアキレスはオデッセウスに手厚く葬られる。
オデッセウスはヘクトル、アキレスと同じ時代に生きたことを後世に伝えて欲しいと話して映画は終わる。
所感
大作やな…
面白かったですね。この映画はギリシャ神話をモチーフにしているんですけど、の話と随分違うから批判もされたね。
しかし僕はよくその神話を知らないから十分楽しめた。とにかくローズ・バーンとクルーガーが美しいわ。
2人ともとても綺麗なんですけど、バーンはこの映画では不憫な役ですよね。アキレスと結ばれて欲しかったな。