1990年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を見ました!
この映画はデミ・ムーアの代表作ですね!
採点4.6/5.0
あらすじ
強盗に襲われ命を落とした男は、幽霊となって恋人の側に現れるが、彼女には彼の存在がまるで伝わらない。やがて自分を殺した強盗が彼女にも迫っている事を知った男は、彼の声を聞く事の出来る霊媒師の力を借りて危険を知らせようとするが……。
以下ネタバレあり
冒頭工事現場でサムは恋人のモリーと同棲するための家を作っている。
友達のカールと3人で家を解体して翌日にはサムとカールは仕事に行く。
カールは咳き込んでおり、エレベーターで嫌な顔をされる。
サムは日本人との商談を控えており、家ではモリー達と家づくりを進める。
夜に2人は話してサムは不安を口にして幸せが続くと失うかもしれないと話す。
モリーは夜趣味の陶芸をしていてサムはレコードをかける。
サムは後ろから寄り添って2人はイチャイチャ。
2人は共に陶芸を作ってキスをして関係を持つ。
カールは仕事でおかしな点があると話して、サムが変えたらしい。
サムは大金が動きすぎていると話して何かを怪しむ。
夜サムとモリーは夜道を歩いていてモリーは結婚したいと話す。
サムは少し戸惑ってモリーは落胆。自分を愛してる?と聞く。
サムは愛してるの乱用は嫌いだと話してモリーはなおも求めるがそこに怪しげな男がつけて来る。
男はサムに銃を突きつけて金を要求。男は興奮して戦いになり銃は暴発。
サムはモリーを追いかけて道を歩くがそこには血塗れで生き絶える自分を抱き抱えるモリーが。
サムは衝撃を受けて自分に触れず、自分が死んでゴーストになったことを知る。
サムは夜目が覚めてモリーを呼ぶがモリーは剥製になっていて悪夢を見る。
モリーは目覚めてサムはストリートに戻ると天から光が差していて迎えられる。
しかしサムは天国に行くことを拒否して光は消え去る。
サムの遺体には人が群がってきて警察も来る。
モリーは病院でドクターにサムの死を告げられてサムもついているがモリーにはその存在が見えない。
モリーは事情聴取に呼ばれて座り込むと他のゴーストにも話しかけられる。
ゴーストはこの状態に慣れろと話して物質を通り抜けられると教える。
そして病院で他に死んだ男が精霊に迎えられていて、善人だからだと話すとすぐに消えてしまう。
サムはあまりの出来事に気を失いかけて、サムの葬式が行われる。
サムも見にきてモリーはカールに慰められる。
するとそこの墓地で女のゴーストに手を振られて絶望。
モリーは陶芸をするが手付かずでサムのゴーストの前で独り言を呟く。
モリーはサムのことばかり考えてしまうと話して泣いてしまう。
サムはここにいると話すと猫のフロイドが吠えてサムは少し手掛かりを掴む。
モリーもサムがそこにいるのではないか?と思うがすぐに思い直って翌日カールと遺品の整理をする。
カールは散歩しようと話すがモリーは断りカールはしつこく誘って失言。ビンタされる。
モリーは散歩することになり、サムは嫉妬。追いかけていく。
サムはドアを通り抜けようとして、そこに強盗犯が家に来る。
サムは驚嘆して襲いかかるがすり抜けてしまう。
男は何かを探しており、そこにモリーが帰って来る。
サムは必死にモリーに来るなと話すがモリーは強盗のいる二階へ。
強盗は下着姿のモリーを見てにやけてサムはその好きな猫を使って強盗を襲わせる。
強盗は傷を負って退出してサムは外に追いかける。
サムは地下鉄に来て強盗を監視。すると地下鉄にいたゴーストにつかみかかられる。
そして俺の縄張りだと怒られて、サムは強盗を追いかけて駅を降りる。
そして尾行して強盗がウィリーという名前だと知る。
ウィリーは何者かに電話して必ず手に入れるから2、3日待てと話している。
サムはウィリーがモリーを手にかけようとしていると悟る。
サムは霊能力者のメイを訪ねて彼女は霊媒師で死んだ者と交信できた。
メイは女性の旦那の霊を呼び出しているがサムはインチキだと悟る。
サムは金をせがむメイにもっとせがめよと話して、メイはインチキをくりかえす。
サムはいかさまだと話すとメイはさっきから誰だと話してサムは聞こえたことにびっくり。メイは本物の霊能力があり、怯えて逃げる。
メイは狂乱して祖母と母には霊能力があったが自分にはないとサムに話す。
アシスタント達はメイが頭がおかしくなったと話している。
メイは姿は見えないがサムの声が聞こえていてサムはモリーを救うように話す。
メイは渋々モリーに電話してサムからの伝言だと話す。
モリーは電話を切ってしまい、サムにアパートまで行って欲しいと話すが断られる。
しかしサムは嫌がらせのようにメイにつきまとってメイはやむなく引き受ける。
メイは翌日サムとアパートに来てモリーに話すがモリーは出てくれない。
メイはモリーに外から声をかけて、サムとの思い出の話を話して信用させる。
モリーはついに出てきて不審がるがダイナーで話す。
サムはモリーにメイを通じて話して、モリーはインチキだと話す。そして起こり出して帰ってしまう。
サムは愛してると話すがモリーは彼は言わないと話して、サムは同じくと話すとモリーは止まって振り向く。
モリーは家でメイと話してサムはこの世でやり残したことがあるからあの世とこの世を彷徨ってると話す。
メイとサムは喧嘩になりメイは謝らせて、モリーに危険が迫ってると話す。
強盗のウィリーがモリーを狙ってると話して住所を書くと姪の近くの家。
ウィリーはサムの財布と鍵を持っていて忍び込んでいてサムははめられて殺されたことを警察に伝えてほしいと話す。
しかしメイはやることをやったからと帰って、モリーはカールに相談。カールは信じてくれない。
モリーはウィリーのことを伝えて、カールは何かに利用されようとしてるのだという。
モリーはだからこそ確かめたいと話して警察に行きたいと話すが、カールはそんな話を警察が信じるか?と話す。
カールは気が済むまで自分が調べると話してモリーには休めと話す。
サムはカールを嬉しそうに尾行してカールはウィリーの家へ。
偵察に来たと思ったサムだったがカールはウィリーとグルだった。
サムは真実に気付いてカールはどこかの女がウィリーを知ってると話す。
カールとウィリーは計画殺人でサムを殺害しており金のためだった。
カールは薬の組織にに借金してるようでカールはサムの手帳を手に入れることになる。
サムは怒りを露わにしてパンチを放つがすり抜けてしまう。
モリーは警察に来て報告するが信じてもらえない。
しかし男性警官はある程度協力してくれるがメイには前歴があると見せられる。
メイには多くの前科があり、モリーはそれでもメイを信じるが警官は騙されていると諭す。
そしてモリーの弱みにつけ込んでると話してモリーは涙を流して告訴はせずに去る。
カールは組織に電話して金を手に入れたと話して取引。
サムは夜モリーに話しかけるがそこにカールが来る。
カールはモリーに言いすぎたと謝ってモリーに言い寄ろうとする。
カールはわざとらしく服にコーヒーをこぼして服を脱いで、モリーが警察に行ったと聞くと目の色を変える。
しかしモリーはあの霊媒師は長い前科があったから信用したのがバカだったと話す。
カールは安心してモリーを誘惑しようとしてキスをする。
その時サムは飛びかかって写真が落ち、モリーはカールを拒絶。
カールは明日の夜に食事をしようと誘ってサムは阻止する方法を探すために地下鉄へ。
そして掴みかかってきた地下鉄の幽霊に会いに来て物質に触れるコツを教わろうとする。
男は突き飛ばすがサムが本気だと知り、指南することになる。
ゴーストはもう肉体はないから念力で動かすのだと話してサムはなんとかコツを掴む。
サムはゴーストになぜここにいる?と聞いて彼は突き落とされたと話して取り乱して去っていく。
サムはその姿を見てあまりこの世界に長居してはいけないと悟る。
メイの店は大繁盛しており、サムが訪れる。
サムのせいでゴーストがたくさんきて辟易していた。
サムはまた協力してほしいと話すが、メイは断る。
すると1人のゴーストがメイに乗り移ってゴーストはメイの体を使って話す。
そしてウィリーがメイを訪ねてきて殺しにくるがなんとか逃げる。
メイはサムに助けてほしいと言われてニセの身分証明書を用意してくれたら奴らを追い払えると話す。
メイは渋々協力することになりメイは派手な格好で銀行へ。
サムの指示通りに話を進めるメイは係員に独り言で困惑される。
カールは電話を受けてメイはライルと話すようにサムに言われる。
ライルはトロい男でカールの金を全額を引き出させる。
するとそこにモリーが来てサムはメイを置いて去る。メイは小切手をもらう。
サムはモリーの進路を妨害してメイに合わせないようにする。
しかしモリーはメイを見てしまい、追いかけてくる。
モリーはライルに問いかけてメイの要件を聞いて口座を解約しに来たと聞いて詐欺を受けたと悟る。
カールは金が消えて途方に暮れて完全に焦る。
メイは大興奮で金を何に使おうかと話してサムは小切手に裏書きするように指示。
その大金をすぐに協会に寄付させて尼さんも独り言のメイに困惑。
メイはめっちゃ悔しそうに金を渡してサムに絶交を言い渡して去る。
カールは金が消えた原因を追求してサムはしてやったり。
そして目の前で椅子を蹴り飛ばしてカールには心霊現象に見える。
さらにパソコンが勝手に打ち込まれて画面に人殺しの文字が浮かび、ハムの名前を連打するとカールは取り乱す。
カールはモリーに会いに来てメイの伝言のことを問いただす。
モリーはインチキだったと話すがメイが銀行にいたことを話してカーラは目の色を変える。
カールはサムが裏で手を引いてると確信してふらふらに。
サムは嫌がらせをしてカールは包丁を持ってモリーを殺すと脅す。
そして11時までにメイに金を持って来させないとモリーを殺すと話して一旦家を出る。
サムはメイが危ないと察知してメイはその頃リラックス。
サムはメイに逃げろと話してウィリーとカールがメイの元にくる。
メイは家族と共に逃げてなんとか他の部屋に逃げ込む。
ウィリーとカールはメイの部屋に来てサムはウィリーに復讐。
ウィリーは取り乱して怯え、そのままアパートを逃げ去るがサムは追いかけてきてウィリーは逃げた先で車に轢かれる。
ウィリーはそのまま亡くなり、カールはその様子を見てすぐに逃げる。
サムは驚いてウィリーはゴーストとなって立ち上がるが自分の死体を見てサムはお前は死んだと告げる。
すると影が伸びてきて悪人のウィリーは影に地獄へと連れていかれる。
サムはメイとタクシーに乗ってモリーの元へ。
モリーはメイと知ると扉を閉じるがさむもここにいるとはなす。そしてカールがサムを殺させたと真相を話す。
モリーは信じられないがメイはサムしか知らない、見えないことを告げて信じさせる。
そしてサムはドアの下の1セントを拾い上げてモリーに見せる。
モリーは涙を流して警察を呼んでメイを中に入れる。
モリーはサムは?と聞くがサムは隣に座る。
メイは通訳してサムはもう一度モリーに触れたいと話す。
メイは乗り移れと話してサムはメイの体に入る。
サムはメイの体でモリーに触れて2人は抱き合ってキスをする。
しかしそこにカールが来てサムはメイとモリーを非常階段へ逃す。
サムは乗り移った影響で動けなくなりカールは逃げるモリーを追いかける。
モリーは屋根裏を逃げてカールはメイに銃を突きつけて金を要求。
しかしそこにサムが来て突き飛ばしてカールはモリーを人質に取る。
サムは見えないことを利用してモリーを助けてカールにパンチ。さらに怒りの追撃をして窓から逃げようとするカールだがガラスが落ちてきて腹に刺さりそのまま息を引き取る。
カールのゴーストも出てきてサムと対面。
カールは自分が死んだことを悟り、影がカールを地獄へと連れ去る。
ゴーストになってなおもモリーを救ったサムは声をかけるとモリーにも声が聞こえる奇跡。
すると役目を終えたサムを迎えに天から光が差してくる。
モリーは微笑んでサムはモリーに幽体のままキスをする。
サムはメイとモリーに別れを告げてモリーと見つめ合い、愛してる、いつも愛していたと告げ、モリーも同じくと告げる。
そしてサムは心が君への愛で満たされていると告げモリーはうなづく。
さらにまた会おうと告げてモリーも涙を流しながら返してサムは天に召され、モリーはその後ろ姿を見つめ、さよならと呟く。
所感
泣けたよサム…
死してなお守る。こんなことできたらいいなと思えるし、最高のラブストーリーの一つかもしれないな。
ムーアはこの作品で一気に知られることになり大ブレイク。ちなみにこの時すでにウィリスの奥さんだったよね。
この作品は色あせないね。今でもたまに見たくなるし、本当に面白い。カールが怪しいのはバレバレだけどな。