1998年の映画『プライベート・ライアン』を見ました!

この映画は多くの賞をかっさらった名作ですね!

採点4.6/5.0

あらすじ

1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。

以下ネタバレあり

時は第二次世界大戦。冒頭対戦後に多くの遺族が記念碑を訪れている。

そして老人は記念碑の前で泣き崩れてノルマンディ上陸作戦の場面へと移る。

ヘンリー大尉は部隊長でホーバスやリチャードを指揮する。

しかし隊員たちは次々と射殺されていき、上陸作戦は困難を極める。

多くのアメリカ兵が死に、迫撃砲とマシンガンが飛んでくる。

ビーチにはたくさんの死体が転がり、ヘンリーはなんとかビーチまでたどり着く。

彼の目に映るものは怯える兵士や死にいくものたちで片腕をなくして自分の腕を取るものもいる。

ヘンリーはホーバスたちに斜面に進むように指示してビーチには若者で内蔵を出しながら母を呼ぶ者もいる。

戦車は途中で沈んでしまい、ヘンリーは最前線で指揮を取る。

そして斬空豪の下に来て軍医のウェイドを呼ぶ。

戦場は大混乱で爆薬で斬空豪の下まで一気に攻め込む。

軍医たちは大忙しでヘンリーたちは最前線までたどり着く。

ライベンとメリッシュは突っ込んでヘンリーたちが援護する。

ヘンリーはジャクソンに窪みに行かせて援護してジャクソンは敵を狙撃。

ヘンリーたちは斬空豪の中に飛び込んでドイツ兵たちは降伏していく。

ヘンリーはアメリカ兵が降伏したドイツ兵を殺すのに眉を顰める。

ホーバスは土を缶に詰めてヘンリーも一息つく。

ビーチにはたくさんの死体があり、ヘンリーたちは光景を見て絶句。

その戦死者の中にはライアンがいて彼らの帰りを待つ女性たちの姿が映し出される。

ボイドはライアンが亡くなったと聞かされて女性たちは電報を黙々と打つ。

ショーン・ライアン、ピーター・ライアン、ダニエル・ライアンの兄弟は亡くなり、母親に知らせる。

そのため残った末弟でパラシュートでノルマンディに下降して生死不明のライアンを帰国させることを上層部は決める。

ライアンの母は軍の車が家に来るのをみて息子たちの弔電を受ける。

ライアンはどこに降りたのか分からず、少なくとも敵地のど真ん中に降りていた。

上層部のマーシャルは過去に兄弟全員の戦士を母親に伝えたことを持ち出してライアンを探すことを決定。

ヘンリー達は食事をとっていて上司に戦功を伝えられる。

そしてまた他のミッションを言い渡されてヌーヴィルに向かってライアンを連れ戻す作戦をチームに伝える。

ヘンリーはホーバス、ライベン、ジャクソン、ウェイド、メリッシュ、カパーゾ、フランス語を話せるティモシーを選抜する。

部隊は前に進んでティモシーはカパーゾに話しかけるが悪態をつかれる。

彼は明るい性格で兵隊の間に生まれる友情の話を書きたいと話す。

ジャクソンはお調子者でぼやいており、彼らは行軍するが雨が降り出す。

彼らは近くの駅のアジトに来てそこにいたアメリカ軍と話す。

そこにはライアンはおらず、ヘンリー達は先に進むことになる。

カパーゾは女の子を守るために次の街に連れて行こうとするが却下されて狙撃されてしまう。

ジャクソンは相手の狙撃手を狙撃する位置について女の子は泣いている。

カパーゾの血は雨に流されてしまい父への手紙を仲間に託す。

ジャクソンは相手を倒して殺害し、カパーゾの手当てに入る。女の子も無事。

しかしカパーゾは亡くなり、ヘンリーは冷静に部隊に指示。

ヘンリー達は街中を進んで狙撃に警戒しながら進む。

しかし崩壊した壁からドイツ兵が来て彼らは上からの一斉掃射でドイツ兵を殺害。

ヘンリーはハミル大尉と話してライアンのことを聞く。

その隊にはライアンという名前の者がいたが兄弟が死んだと告げると人違いとわかる。

そこには空軍の者もいて話を聞くことになる。

ホーバス達は夜話していてウェイドはカパーゾの手紙を書き写す。

ヘンリーは部下が死ぬとそれは何人もの部下を救うためだったと言い聞かせると話す。そして94人の部下を失ったと話してそれよりも多くの命を救ったと言い聞かせると話す。

ヘンリーは右手が震えており、心配されるが2時間後に出発だと話す。

ヘンリーは軍隊に入る前のことを聞かれてティモシーに懸賞金を聞き返して500ドルになれば教えると話す。

ウェイドは負傷者を手当てして、ライアンの情報収集。

ヘンリーは死体から拾ったとされる認識表をもらう。

そして確認していくが空軍のみんなが見ていてウェイドが止めろと話す。

その中にはライアンの名前はなく、空軍のメンバーから手がかりを得る。

彼は集合地点を目指して大佐と出会い、ラメルというところに行ったと情報を得る。

ヘンリー達はラメルに向かうことになりライアンはそこで橋を守っていた。

ヘンリー達は進むことになりアメリカ軍の死体を発見。

レーダー基地を見つけて敵がいることを見つける。

ヘンリーは迂回せずに敵を倒すことを決めて反対を押し切る。

彼らは突入して戦闘になりアパムは牛の死体に隠れる。

そして手榴弾が投げ返されるのを見るかまだヘンリーは無事で敵を制圧。

アパムは医療袋を持ってこいと言われていくとウェイドが撃たれて重症だった。

ウェイドは出血が多く、モルヒネを打つものの顔面蒼白となりママ、うちへ帰りたいと話してそのまま息を引き取る。

ヘンリーはウェイドのポケットからカパーゾの手紙を抜き取る。

ライベンは敵の捕虜を殴りつけて捕虜は射殺されかけるがヘンリーに殺す前に墓を掘らせろと話す。

アパムは殺すのか?と聞いてヘンリーは埋葬を手伝えと話す。

ドイツ兵は墓を掘り、ヘンリーは一人でウェイドの死を悲しんで泣く。

アパムはドイツ兵と話すがヘンリー達が来るとまた墓を掘り、英語を話し、軍歌を歌うががみんなの目は冷ややかでアパムは止めるもののヘンリーは目隠しする。

そして1000歩歩かせて最初に出会った奴に降伏しろと話して行かせる。

ヘンリーはみんなに文句を言われるが前に進むことを命令。

ライベンはライアンよりも俺たち二人の命は軽いのか?と食い下がってホーバスに突き飛ばされる。

ライベンは隊を去ると言い出してホーバスはじゅうをむける。

ヘンリーは自分は教師で作文を担当しているとみんなに話す。

そして野球のコーチもやってると話してみんなは聞き入る。

戦場では大きく変わってミステリアスだと話して奥さんになんて話すかなと吐露。

さらにライオンはどうでもいいが帰還させたら胸を張って帰国できると話す。それは彼の本心だった。

そしてライベンが他のところに行くなら止めないと話してウェイドの遺体を1人で埋葬しようとする。

みんなが手伝ってその輪にライベンも復帰する。

隊は進んでいき、メリッシュは歌を歌いながら歩く。

そこに敵が来て伏せると敵は戦車に乗っていた。

戦車は砲撃されてヘンリー達はドイツ兵を射殺。

砲撃したアメリカ軍はライアンと同じ部隊でライオンと対面する。

彼らは荒廃した街に来てヘンダーソン伍長と話す。

ライアンは事情を聞かされて動揺。本国に送還されると告げられる。

しかしライアンは持ち場を離れられないと話してヘンダーソンもこの橋を守ることの重要性を説く。

ライアンは途中でウェイドとカパーゾが死んだことを告げられて母に兄弟の戦死を見捨てずに最後まで戦ったと話せと話して残る決断をする。

ヘンリーはホーバスと話して対応に苦慮。一緒にここで戦って生き残るか、引き上げるかだとホーバスは話す。

ホーバスはそうすれば胸を張って故郷に帰れると話してみんなも残る決断をする。

橋の装備は脆弱で戦車を誘い込む作戦を立てる。

ジャックは時計台からの狙撃となりヘンリーは戦車を爆破する作戦を立てる。

ライアンはヘンリーに付くことになりアパムは緊張してメリッシュに爆薬を渡される。

アパムは流れているエディット・ピアフの名曲を翻訳して談笑。

ライアンは兄達の顔を思い出せないと話してヘンリーは共に何かした時のことを考えろと話す。

ライアンは兄達との笑い話をしてその時戦車の音がしてみんな配置につく。

戦車は2台来ていて1台はヘンリー達のもくろみとは外れる方向へ。

歩兵達をトラップの爆破と横からの銃撃で攻撃。

しかし爆破係は自爆して死んでしまい、ヘンリー達は戦車のキャタピラを爆破。

アパムは奔走してヘンリーに戦況を伝えに行く。ライアンはヘンリーに制止されてライベンはライオンを砲撃から守る。

しかしドイツ兵はガトリングガンを打ち込んできてヘンリー達は砲台を破壊しに行く。

ジャクソンは狙撃し続けるが戦車に狙われてしまい命を落とす。

アパムは銃弾をメリッシュ達に届けられず、メリッシュも追い詰められる。

ライベンは上から銃撃してホバートはバズーカを大砲に打ち込む。

アパムは怯えながらもメリッシュを助けにくるがメリッシュはナイフで刺されて戦死。

ホバートも被弾してしまい、アパムは泣きそうになりながらメリッシュを殺したドイツ兵と対面。

ドイツ兵は何もせずにさり、アパムも何もできずに泣き崩れる。

ヘンリーとライアンの後方から戦車が来てホバートはアパムを引きずる。

そしてアラモまで引けと命令を下してホバートは戦車にバズーカ。

アパムは隠れてライアンとヘンリーは橋の向こう岸に退却。しかし指を打たれてしまい、ホバートもさらに被弾してしまう。

ホバートはライベンに担がられるが虫の息で戦車が橋に迫ってくる。

ヘンリーは砲撃は起き上がって周りを見るとヘンダーソンも戦死。ホバートも戦死していた。

ライベンはヘンリーを掴んで避難させてアパムはドイツ兵達のそばにいる。

ヘンリーは爆薬を取りに行き、撃たれてしまうがハンドガンを持って戦車を銃撃。

すると空からの爆撃で戦車は破壊されてライベンはヘンリーを助けにくる。

アパムはドイツ兵達に銃を向けて捕虜にするがその中には逃した兵士が。アパムは彼を射殺する。メリッシュを殺したのはその兵士だった。

ライベンはヘンリーを手当てしてライアンがそばにきてライベンは衛生兵を呼びに行く。

ライアンはヘンリーと話してヘンリーは彼に無駄にするなと話してしっかり生きろと告げる。

ヘンリーはそのまま息を引き取り、ライベンは手紙を抜き取る。

ライアンは帰国することになりライアンはヘンリーの遺体を見つめる。

マーシャルはライアンの母に手紙を書いて現代、老人となったライアンはヘンリー達の墓の前へ。

後ろからは家族が来ていて橋でのあなたの言葉を忘れたことはない、今日まで懸命に生きたことがその証だと告げる。

そしてヘンリーに感謝を告げて妻に良い人生を自分は送ったか?自分は良い人間か?と問いかけると妻はもちろんだと答える。

ライアンはヘンリーの墓標に敬礼して星条旗の旗が映し出される。

所感

俺は良い人間なのだろうか…

命の尊さをこれでもかというくらい話からされる映画。冒頭の戦闘シーンが話題だけどそれよりも物語だよね。

ライアンのためにみんな命を張って死んでいった。その価値があるのかはわからないけど生かされたライアンはそら考えるよね。

しかし泣いたな。みんなかっこよかったし、戦争がどんなに悲惨なことなのか、人の命のことがよくわかる作品。

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