1990年の映画『ゴッドファーザー3』を見ました!
この映画は大人気シリーズの三作目ですね!
採点4.2/5.0
あらすじ
ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。自身も病に蝕まれるマイケルは何とか事態の収拾を図ろうとするのだが……
以下ネタバレあり
マイケルはニューヨークで叙勲賞をもらうことになり、アンソニーとメアリーの子供達を思う。
彼らは元妻のケイに育てられており手紙を書いて式に来てほしいと話す。
マイケルは平和に関するパパス賞を受けてファミリーの合法化に尽力。
マイケルはかつて兄のフレドを殺したことを思い出して式を姉のコニーも見ている。
兄のソニーの愛人の息子であるヴィンセントも出席して見つめる。
その後はパーティーが開かれていてヴィンセントはとても喧嘩早い。
メアリーも式に来ていてケイは再婚していたを
メアリーはヴィンセントと話して彼を好きな様子。
マイケルはメアリーをパーティーで紹介して彼は洗礼を受けている。
マイケルはケイと話すがケイはとても警戒している。
そしてこの賞も金で買ったことを暗示してアンソニーは歌手になりたいと話す。
マイケルは心配して自分の仕事を継げば良いと話すがアンソニーは嫌そう。
ケイには人生を捨てさせるなと話すがマフィアだった頃のマイケルの方がまだマシだと言われる。
マイケルはファミリーを守ってきたと怒り出して世の中からみんなを守ったと話すがそれでケイは恐ろしいと男になったと告げられる。
マイケルはメアリーには慕われているがアンソニーには干渉するなと言われる。
ヴィンセントはグレースと話してアントニーにつけられていた。
マイケルは財団の設立を持ちかけられてトムの息子のアンドリューをギルディ大司教に紹介。彼は聖職者。
グレースは記者でマイケルに取材を申し出るが断ってマフィアのザザが挨拶に来る。
ザザはヴィンセントに恨みがあり、マイケルに文句を言いに来ていた。
マイケルはヴィンセントと対面して彼は高圧的。
ザザはマイケルのニューヨークのシマを受け継いでいてマイケルはヴィンセントをまともな職につけたかったのにと話す。
ザザとヴィンセントはマイケルの前で言い争いをしてヴィンセントはマイケルの悪口をザザが話していたと暴露。
マイケルは目を見てザザに俺にそんなことをいう奴は犬だと話す。
コニーもヴィンセントを援護するがマイケルはザザとの仲直りを命じる。
ザザは覚えてろよと話してヴィンセントは耳に噛み付いて怪我させて喧嘩に。マイケルも頭を抱える。
マイケルは数週間自分について学べとヴィンセントに告げる。
マイケル達は写真を撮り、ヴィンセントも入れる。
マイケルはメアリーとダンスしてヴィンセントはグレースと関係を持つ。
しかし物音を聞いてグレースに水を取りに行けと話すとグレースは空いている窓に気付く。
グレースは捕らえられて2人の暗殺者達が部屋に来ていた。
ヴィンセントは気づいていて迎撃して人質を取るとグレースのことを殺したければ殺せと話す。
そしてヴィンセントは1人を殺してびびったもう1人からグレースを奪い返して座らせる。
誰に雇われたと吐かせるとザザに雇われたと吐かせて殺害。
グレースは怯えており、糾弾。ヴィンセントはマイケルにザザのことを話して、マイケルはやったことは仕方ないが俺のいう通りに動けと話す。
アンドリューはマイケルに会いにきてマイケルはギルディに助けてほしいと言われる。
彼はバチカン銀行の要職だったが友人に騙されたと話す。
ハリソンはマイケルの弁護士を務めていてマイケルはカジノを手放したことを告げて合法ではない組織とはもう無関係だと話す。
そしてインモビリアーレという企業の株と引き換えに銀行に金を振り込むと話す。
ギルディはインモビリアーレを掌握したら世界一の金持ちになれると持ちかけてマイケルは承諾。
このことは大々的に報じられてメアリーも要職を占めていた。
記者会見ではマフィアに乗っ取らせて良いのかとの声も出る。
メアリーは財団は看板で自分の裏でお金を動かしてるのか?とマイケルに聞く。
マイケルはそんなことはないと話してお前のためなら何も怖くないとハグ。
マイケルはカトリックの実業家グループと話して買収に反対される。
そして買収には法皇の認可が必要だと言われて法皇が病気のため決められず、マイケルは圧力を受ける。
メアリーはヴィンセントとデートしていて2人はいい感じ。
ヴィンセントはマイケルとヘリコプターに乗ってザザはただのチンピラだと話す。
そして殺そうとするヴィンセントに釘を刺してザザはパーティーに来る。
マイケル達もパーティーに来て裏社会のみんなとのビジネスの終わりを告げる。
そしてカジノの配当金をみんなに与えてザザはもらえない。
ザザは文句を漏らして薬を売った奴から殺すとザザは離して決裂。アルトベッロは宥めるがザザは敵対宣言をする。
するとパーティーの会場が揺れてきてヘリコプターが襲撃してくる。
ヴィンセントはマイケルを守ってザザの仕業だった。
ヴィンセントとマイケルはその場を逃れてコニーの家へ。ヴィンセントはザザを殺すと叫ぶ。
マイケルは冷静になれと諭して穏便に済ませようとして反発するヴィンセントに怒鳴る。
マイケルはザザ1人の仕業ではないと話すが発作を起こしてしまう。
そして裏切り者はアルトベッロだと話してフレドの名前を叫ぶ。
病院に運ばれたマイケル。ハリソンはギルディに会いに来る。
マイケルが糖尿病の発作で倒れたと告げて契約を迫るハリソン。
ギルディの後ろからバチカン銀行のカインジックが来てギルディが黒幕だった。
ヴィンセントはこの間にザザの暗殺を企ててケイはマイケルの見舞いにくる。
そしてアントニーがシチリアでオペラでデビューしたことを知り喜ぶ。
メアリーとアンソニーも来ていて見舞いにくる。
メアリーはヴィンセントに会いに来てマイケルの不安を語る。
そして小さい時に出入りしたようなことがまた起こるのかと話す。
ヴィンセントは潜伏していてレストランで仕事をしていた。
メアリーは愛を告げてヴィンセントもハグしてキス。
ザザはイタリアでパレードに来ていてボディガードのアントニーもいる。
そして若者にバカにされて車に傷をつけられアントニーが応対しているとパレードでショットガンを撃たれる!
場は混沌と化してザザは店の中に逃げようとするが馬の騎士に扮したヴィンセントに射殺される。
マイケルはこのことを咎めて重鎮のネリとコニーが同意したとヴィンセントは弁明。
しかしマイケルは2度と勝手なことをするなと威厳を見せる。
マイケルはソニーのことを話してとても良いやつだったが血の気が多かったと話す。
しかし多すぎて理性を失ったから同じ間違いをするなと話す。
そしてメアリーとの仲を問いただしてそれは危険だと話してやめろと諭す。
マイケルは敵はいつも愛するものを狙ってくるとヴィンセントに教える。
アルトベッロはマイケルと面会してマイケルはシチリアで療養することになる。
シチリアに来たマイケルは歓迎されてメアリー、ヴィンセントも同行。
マイケルは旧友のトマシーノにアルトベッロのことを聞く。
アンソニーはマイケルのために曲を歌ってマイケルはかつてシチリアで結婚したことを思い出して涙を流す。
マイケルはアンソニーとメアリーと歩いてメアリーがヴィンセントを愛してると聞く。
マイケルはいとこだからやめろと話すがメアリーは反発。
マイケルはヴィンセントにアルトベッロに身を売れと話す。
そして黒幕が誰かと探らせてメアリーとの駆け落ちを考えてることを口実にさせる。
ヴィンセントは結婚したい建前でアルトベッロの元へ。
アルトベッロはヴィンセントが裏切りをしようとしてると思ってニヤリ。
メアリーはマイケルの初めの妻の写真を見てびっくり。
ヴィンセントはルケージを紹介されてアルトベッロはザザに肩入れしたことを話す。
マイケルは神父と話してへたれこんでしまいギルディの不正を話す。
そして懺悔をするように誘われてケイを裏切ったこと、自分を偽ったこと、人を殺したこと、人に殺させたこと、兄を殺したことを告げて泣き出す。
その後法皇は逝去。そしてコニーにマイケルはこれまでのことを話す。
コニーはそれでもマイケルが好きだと認めてくれる。
アルトベッロはトマシーノのところにきてケイはメアリーたちに会いにくる。
メアリーはアンソニーのコンサートのポスターを見せる。
マイケルとケイは歩くもののケイはまだボディガードがいるのかと話す。
マイケルはアンソニーを褒めてヴィンセントはビリヤード。
ケイは車に乗り込むとマイケルが運転手に扮していて街へ。
コニーはヴィンセントにあなたのみが強さを受け継いでいるからマイケルに何かあれば復讐しろと話す。
マイケル達は街中で結婚式を見てその中の寸劇で従兄弟に恋をした男を娘の父が殺す劇を見る。
トマシーノは道端でモスカ親子に殺されてしまう。
マイケルはケイに愛を告げるが家族を守るための戦いで失ったからなんのためだったかわからない。別の未来を夢見ていたと話す。
ケイは泣き出してしまい、マイケルは家族を失ったと話す。
マイケルはトマシーノが死んだと聞いてカロは怒ってマイケルは命令を下す。その様子を見てケイは何も変わってないとがっかり。
新たな教皇が選出されてカインジックが多額の金と秘密文書とともに行方不明になる。
ギルディはルケージに電話をかけてカインジックの件を心配。
ギルディは考え方の違う教皇に不安を漏らしてマイケルはトマシーノを弔う。
マイケルは苦悩して必ず夢に近づくと話すが自分を裏切ったのかと独り言。
それでも子供達のために贖罪のチャンスを求める。
そこにヴィンセントが来て黒幕はルケージでアルトベッロやギルディを手玉にとっていると話す。
マイケルは身内を巻き込まないため努力したと話してヴィンセントは力で家族を守ると話す。
そしてヴィンセントは命令を求めてコニーが入ってくる。
マイケルはもう自分にはできないと話してメアリーは諦めろと話す。
ヴィンセントは受け入れてネリやカロを入れてヴィンセントにボスの座を譲る。
マイケル達は家族でアンソニーのコンサートへ。
そこにはアルトベッロも来ていてヴィンセントにマイケルは終わりだと話す。
そして自分のファミリーに勧誘するがヴィンセントは取り合わない。
マイケルはインモビリアーレの制裁許可を得た。それは教皇の後押しだった。
ヴィンセントはメアリーを寄せずに、コニーはアルトベッロにお菓子をプレゼント。
ヴィンセントはメアリーに別れを告げてマイケルを恨むなと話す。
メアリーはそれでも愛し続けると話してヴィンセントは俺を忘れろと告げて去る。
マイケルはメアリーが泣いているのを見てケイとオペラを見る。
ヴィンセントはメアリーのボディガードについてアンソニーは歌う。
コニーはアルトベッロを見ていてヴィンセントは見回り。
カロはルケージの家に来てマイケルからの伝言を伝えに来たと中に入る。
モスカ父は劇場で銃を仕込んでマイケルを狙う。
モスカはその周りを警備していたアーマンドとフランシスコを殺害。
ルケージはマイケルから警告を受けてカインジックはマイケルの手下に殺害される。
マイケルはモスカに狙われるが教皇が危険だと言われて席を外して難を逃れる。
教皇は毒殺されていてコニーもアルトベッロが毒で死ぬのを見る。
ルケージはカロと話してカロはルケージに眼鏡を首に突き刺す。しかしカロもその場で殺害される。
ネリはバチカン内でギルディを射殺。オペラは終わる。
マイケル達はオペラを見終わってアンソニーは拍手される。
ヴィンセントは部下がやられたと聞いてメアリーは怒って一人で去る。
モスカはまだ狙っており、家族がオペラから出てきたところを狙う。
マイケルの一家は集結してメアリーはマイケルに文句を話す。
ヴィンセントは周りをどかして話しているとモスカが発砲。
ヴィンセントはモスカを射殺してメアリーは被弾していてマイケルに呼びかけて倒れ、そのまま亡くなる。
マイケルは泣き叫んでケイも泣き、悲劇的な幕切れとなる。
マイケルは絶叫してケイは睨むがマイケルの悲痛なその様子を見る。
メアリーとマイケルは過去ダンスをしており、2人はにこやか。マイケルはケイともダンスしていて家族との思い出が走馬灯になる。
その後老いたマイケサングラス眼鏡をかけてシチリアにおり、1人で過ごしている。
しかし座りながら息絶えて崩れ落ちるが彼の周りには犬しかいなかった。
所感
悪くないやん…
個人的には悪くない。もちろん前の2作に比べたらそんなにというのもわかるけど駄作ではないな。
やはりコッポラの娘は良くないとは思うけどね。本人ではなくてキャリアがないままこの舞台は早すぎたな。
でも1人の男の生涯として見るのは悪くないし結末はあれで良い。家族のために戦い抜いた男の末路。