2003年の映画『コールドマウンテン』を見ました!
この映画は大ヒットした大作ですね!
採点4.4/5.0
あらすじ
南北戦争末期、自ら兵隊を志願し戦争に参加してから3年が経ったインマン(ジュード・ロウ)は、出征前に1度だけキスをした恋人のエイダ(ニコール・キッドマン)に渡された銅版写真と本、戦地に届いた彼女からの手紙3通を心の支えに苛酷な戦場でかろうじて生き延びていた。
以下ネタバレあり
冒頭エイダからインマンへ手紙が来ている。時代は南北戦争だった。
南北戦争の末期バージニア州で戦闘が行われている。
インマンは南部の兵士で戦争前にひと時の時間を過ごした恋人のエイダを想う。
兵士のオークリーは落ち着かず、北軍は潜伏してきている。
そして地下から爆破されてインマンも吹き飛ばされてエイダの写真にも傷がつく。
エイダはノースカロライナのコールドマウンテンに3年前父のモンローと来ている。
彼女は令嬢で社交会に飽き飽きしていて当時インマンは大工として働いていた。
インマンはエイダに心を奪われるがエイダは地元の奥様たちに嫌味を言われる。
エイダとインマンは目があってインマンはエイダに紹介されたがっていた。
エイダは彼に声をかけてインマンは大工や狩猟をしていた。
インマンはエイダの家の農業を頼まれてインマンは話したいことがあるか?と言われるがないと答える。
現代のインマンはなんとか生き残って土から這い出して南軍は壊滅していた。
しかし生き残りの南軍は反撃して北軍の大軍に応戦。
南軍は押されてオークリーは刺されてしまう。
インマンは助けに行き、戦争は多くの死者を出す。
オークリーはなんとか一命を取り留めるが重症で運ばれる。
インマンはオークリーを看病してオークリーはバイオリニストに演奏をせがむ。
インマンはオークリーの手を握ってオークリーはやがて息を引き取る。
戦争前インマンはエイダの屋敷の農夫として働いていた。
エイダは彼は何も言わなかったと話すが喜んでいたらしい。
夜モンローは晩餐会を開いてインマンとエイダは目が合う。
インマンは外から眺めていてエイダに中に入れば?と声をかけられる。
2人は外に出て話してエイダは黒人に飲み物を配るなど優しい。
エイダは戦争に志願するの?と聞いてとても悲しそう。
そしてエイダは自分と会えなくなったら?と話してインマンはすぐに忘れると返して去るが現代のインマンはエイダからの手紙を見て3年が経ったけど覚えてると言われる。
インマンは作戦に参加して奇襲作戦を決行。
しかし待ち構えられていてインマンも負傷してしまう。
インマンは教会でエイダと出会い、外ではみんなが待っている。
インマンはエイダの家を訪ねてきて楽譜を渡し、モンローも交えて散歩。
モンローは牧師で戦争には反対していた。
しかしエイダが教会で歌ってるときに戦争が決まる。
エイダとインマンは目が合い、男たちは戦争でいきり立つ。
エイダは浮かない顔でティーグが郡の指揮を取ることに。
エイダは誰があなたを待つの?と声をかけて2人は見つめ合う。
負傷したインマンは列車で私有物の本を渡される。
エイダはインマンを訪ねてきて写真を渡してくる。
インマンは徴兵されるがその前に2人は抱き合ってキス。
エイダは帰りを待っていると告げて微笑み、インマンは山地へ向かう。
負傷したインマンは病院に入院してコールドマウンテンとうわ言を呟く。
エイダはモンローと話していて便りがないインマンを心配。
モンローとエイダは経済的に困窮しており、モンローは弱ってきている。
エイダはピアノを弾いていて雨の中ことを見るとモンローが動かなくなっており、亡くなっているのを見る。
取り乱したエイダは手紙を書いてインマンの看護婦は手紙を読む。
インマンは重症だが意識を取り戻してエイダはモンローが亡くなって農地が荒れていることを話す。
村は荒廃しており、誰が戦死したのか話題になっていると言われてインマンの無事を神に祈ると話す。
ティーグはエイダにインマンは帰ってこないと話してエイダはそれでも帰りを待つ。
しかしエイダは経済的に困窮しており、近くのサリーが来ると身を隠す。
エイダは土地を譲ることを拒否しており、一人暮らし。
そして自分を支えてるのはインマンだけだから帰ってきてほしい、もう戦わないでほしいと綴る。
インマンは退院して脱走してエイダに会うために脱走することを決意。命をかける。
明朝インマンは旅立って同じ日脱走兵は反逆罪で殺されるとエイダは聞く。
エイダは手紙を待っているが来ず、モンローの時計を売る。
ティーグはエイダに恩をうるために困ってないか?と聞くがエイダはそそくさと去る。
エイダは痩せ細ってしまい、隣人のサリーに声を掛けられる。
そしてシチューをもらってエイダはこの土地を去らないと話す。
そしてその家の井戸で未来が見えると井原で水を覗くと歩くインマンを見たと手紙を書く。
インマンが生きているのかもわからないがサリーの使いのルビーが生活の手伝いに来る。
彼女は畑仕事を得意とする女性で田舎者の感じだが良い人。
ルビーは住み込みになるが、エイダにも働けと話す。
インマンは歩いて行き、道端でカニを拾って食べる。
そして森の中を歩いてコールドマウンテンを目指す。
そして夜の森で男が黒人の女を投げ捨てようとするのを見る。
そして銃を突きつけて止めようとして街まで降り立つ。
黒人女は彼の子を孕っていて彼はヴィージー牧師。
インマンは彼を殴って拘束して去っていく。
エイダは朝ルビーに起こされて慣れない農作業をする。
エイダはルビーに押されっぱなしでルビーはかなり元気。
インマンは畑で黒人奴隷たちに見つかって口止め料の卵を出そうとするが彼らは逃げていく。
インマンはトウモロコシを食べながら進むが義勇軍が来て追いかけられる。
インマンは畑の中に逃げて沼地を進んでヴィージーに声をかけられる。
彼は逃すと話して彼もお尋ね者で共に逃げることになる。
彼らはボートに乗り、女性に乗せてもらって沼地を進む。
しかしボートは義勇軍に狙撃されて女性は撃ち落とされて2人はなんとか逃げる。
エイダはルビーに自分は何もできないと話してストレスを爆発させる。
ルビーはインマンとの仲を冷やかして夜ピアノを弾く彼女を見つめる。
エイダはピアノを売り渡してなんとか冬を越そうとする。
ルビーは8歳の時に山の中に置き去りにされたらしく、父は飲んだくれだったらしい。
インマンはヴィージーと進んでヴィージーはノコギリを調達。
2人は川の中に死んた馬を引き出そうとしている若者を見つける。
彼はジュニアという若者で手伝ってくれたら夕飯をあげると話す。
ヴィージーとインマンはノコギリを使って牛をバラして運ぶことにする。
2人はジュニアの村に来て彼の妻達と出会う。
ジュニアは罠を仕掛けているから朝早く出ると話して、インマンも先を急ぐと話す。
ヴィージーはジュニアの妻の姉妹のメイとお楽しみ。
インマンは寝ているところを女たちに襲われて誘惑されるが拒否して、そこに義勇軍が来る。
インマンとヴィージーは捕まってジュニアが売り渡していた。
インマンは連行されてしまい、エイダはサリーにお礼の品をルビーと渡しに来る。
しかし2人は追い返されてインマンたちは連行されていると北軍の軍隊と鉢合わせ。
彼らは丘の上に身を隠してインマンたちは隠れる義勇軍から結束して脱走。
わざと北軍に見つかって義勇軍は倒されるがヴィージーは撃たれてしまう。
インマンも転がり落ちて倒れてカカシを作ったエイダのところにティーグが来る。
ティーグにくるなと話すがルビーにこの屋敷を乗っとられると言われる。彼は今でも土地を狙っていた。
インマンは目を覚ましてヴィージーたちは亡くなっていた。
インマンはなんとか鎖を抜け出してヴィージー達の遺体を引きずって供養する。
サリーの家にティーグが来て戻ってきたと言われている息子たちを探しに来ていた。
サリーの旦那は殺されてしまい、サリーは人質に取られて拷問される。
サリーの息子たちは飛び出してきて射殺されてしまう。
インマンは倒れていて銃を持った羊飼いに運ばれる。
彼女は古屋に住む女でエイダとルビーは銃声を聞いてサリーの家へ。
しかしサリーの家族は殺された後でサリーも虫の息になっている。
サリーは絶望しており、インマンはマディという老婆に助けられていた。
インマンは脱走兵であることを話して生き残ったことには理由があると言われる。
マディは食事をくれてインマンはエイダは自分を待ってるかもわからないし、忘れてるかもしれないと話す。
マディは手当てしてくれてインマンはコールドマウンテンのことを話す。
サリーは助かってエイダに看病されていてルビーがとうもろこしを取ろうとして罠にかかった男がいると話す。
男はスタブロッドという男でルビーの父親。ルビーは蹴り飛ばす。
ルビーは脱走兵である彼に辛く当たり、家で食事させないと話す。
エイダは手当てしてくれてスタブロッドは出て行こうとする。
ロビーはコートはないのか?と聞いて呼び止めて相棒にはコートがいるとスタブロッドは話す。
スタブロッドはルビーにお前は良い子だったと告げて去り、ロビーは悪態をつきながら泣いている。
マディはインマンに食料を与えてくれて銃もくれる。
ルビーは朝起きるとスタブロッドがルビーのために演奏してるのを見る。
スタブロッドはインマンと同じ戦地にいた演奏家だった。
ルビーはさっさと行けと話してスタブロッドは去る。
インマンは道を進んでエイダはルビーに眠る前に朗読。
インマンは民家に脱走兵ではないから止めてくれも話すが追い立てられる。
しかし食事をもらえることになり、その家にはセーラと赤ん坊がいた。
赤ちゃんは熱を出していて泣き出し、セーラは旦那が戦死したと話す。
インマンは煮豆をもらってセーラは納屋を貸してくれる。
セーラはインマンが気になるようでエイダはルビーとスタブロッド達と夜ダンスをして盛り上がる。
セーラはに寝ているインマンを呼んで隣で寝てほしいと言われる。
でも関係を持つつもりはないらしく、インマンは隣で寝ることになる。
セーラは手を握ってきて泣き出し、寂しさを募らせる。
セーラは行かないでほしいと話して、インマンは自分には好きな人がいると話す。
セーラは抱きついてきてインマンは優しく受け止めて眠る。
エイダとルビーはスタブロッド達を見送って家に泊めるわけにはいかないけどまた来いと話す。
ルビーはスタブロッドの相棒であるジョージアといい感じ。
セーラは翌朝インマンを起こして北軍がきたと話して早く逃げろと話す。
インマンは窓から逃げてセーラは北軍に襲われる。
インマンはその様子を見てセーラは赤ちゃんを人質に取られて食料を取られる。
インマンは家の中に潜伏してセーラは北軍に犯される。
兵士の1人は赤ん坊の様子がおかしいと心配している。
そして毛布で包んでやりインマンは北軍を2人背後から殺害し、セーラは犯されたふりをしていた。
インマンは残った兵士に銃をつけて赤ん坊を取り戻す。
兵士は何も食べてないんだと話すが服を脱がされて逃がされる。しかし怒りのセーラが射殺。
エイダ達のコールドマウンテンには雪が降っていた。
スタブロッド達は雪の中を歩いて泊まった証拠を残さないために去る。
インマンは歩き続けてエイダはインマンの身を案じながら手紙を書く。
スタブロッド達は野宿していてジョージアは陰で嘔吐してしまう。
そこにティーグが来てスタブロッド達は追い詰められる。
スタブロッドは何か弾けと言われて脱走兵ではないと装う。
ティーグはルビーの名前を聞いて匿ったことを知る。
スタブロッドは演奏するとティーグはスタブロッドを歩かせて、スタブロッドはエイダとルビーに手を出すなと話す。
2人はそのまま射殺されてジョージアはなんとか逃げおおせる。
ジョージアは翌朝このことをルビーとエイダに伝える。
ルビーは何もなかったかのように過ごすが取り乱している。
エイダはお悔やみを話してルビーは強がりながら涙を流して背を向け、帽子で隠す。
エイダとルビーは馬を使って山道を歩いてスタブロッドの遺体を取りにいく。
インマンは雪山を歩いていて2人はスタブロッドとパングルの遺体を発見。
エイダはコートがないことに気付いてルビーはスタブロッドの遺体を見ると叫んで駆け寄る。
スタブロッドはまだ生きていてなんとか助けようとする。
2人はスタブロッドを馬に乗せて帰り、看病をする。
エイダは狩猟をして鳥を仕留めて何者かが歩いてくるのを見て銃を向ける。
その男はインマンでインマンは気づくがエイダは空に発砲。
エイダはインマンであることに気付いて駆け寄り、2人はついに再会する。
エイダは自分と共に来てくれと話して家へと連れ帰る。
ルビーはインマンと対面して男を仕留めてきたのねと笑う。
ルビーはインマンの髭を剃り、本気でエイダを想って来たのかと聞く。インマンは本気だと返す。
エイダは手紙を読んだか?と聞いてインマンは3通読んだと話す。エイダは103通送ったらしい。
インマンは返事を出していたが届いていなかった。自分を忘れないようにいてほしいと綴ったと話す。
エイダは数分しか会ってないのにと話すがインマンはそれが輝く時間だったと話す。
エイダも毎日待ち続けたと話していい雰囲気だがルビーが割り込む。
ルビーはツンデレでスタブロッドのところで寝ると言い出す。
2人は目配せをしてエイダは中に入ろうとするとお休みと言われてそれは言わないでほしいと話す。
ルビーは泣いていてインマンは中に入り、プロポーズ。
2人はキスをしてインマンの寝顔をエイダは撫でる。
2人は関係を持ち、翌朝エイダとルビーは狩猟に行こうとしてエイダはインマンを連れて行こうとするがインマンは脱走兵といると危険だと話して残る。
ルビーは馬を預けるとスタブロッドに話してインマンはスタブロッドを馬で送ることになる。
エイダは行く時にキスをしてインマンも見送る。
ルビーとエイダはジョージアの話をしてルビーはジョージアのことを気にしている。
するとティーグが来て囲まれ、ジョージアが捕まっていた。
エイダ達は脱走兵を助けたことを詰問されてルビーは応戦するが撃たれてしまう。
そこにインマンが駆けつけてティーグを倒すと馬を奪ってもう1人のリーダー格を追う。
2人は銃の早撃ち対決となり、インマンがなんとか制する。
しかしインマンも撃たれていて吐血。エイダは銃声を聞いてインマンの元へ駆けつける。
インマンは負傷して歩いており、膝をついて倒れてしまう。
エイダは駆け寄ってキスするののインマンは虫の息。
インマンはやっと君のところへ戻ったと告げて笑みを浮かべてエイダはキスをする。
インマンはそのまま息を引き取り、エイダは涙を流す。
エイダはその後失ったものは戻らないと話してそこから学べば良いと話す。
彼女は農業をしていてインマンの残した娘が生まれていた。
村は少しずつ戻って来ていてエイダはさいきんインマンだけではなく、畑や娘を思う時間が増えたと話す。
そしてインマンもまた新たな命で家に帰って来ていると話してルビーとジョージアも結婚。子供も生まれている。
娘のグレースはインマンの名前を名乗り、スタブロッドも健在。
エイダは新たな家族とともに豊かな土地で生活をしていた。
所感
ええ話やなぁ…
見入りましたね。インマンはとても残念だったけどエイダを守るために帰って来たし、本望だったかなと。
なんていうか、本気で好きな人って何かあって時間が流れても結局好きなんだよな。忘れてしまうことはないというか。
とても良い映画だったし名作だな。豊かな自然の中での物語だし、色んな人に勧められるわ。