2016年の映画『とうもろこしの島』を見ました!

この映画は各国で絶賛されたアブハジア戦争を描いた作品ですね!

採点4.0/5.0

あらすじ

ジョージアとジョージアからの独立を求めるアブハジア自治共和国の間で大規模な衝突が起き、その後も火種がくすぶり続けていた。そんな中、アブハジア人の老人(イリアス・サルマン)と少女(ミリアム・ブトゥリシュヴィリ)は黙々ととうもろこしを育てている。彼らは、対立する二つの国の間を流れるエングリ川にできた中州の島に小舟で渡り、とうもろこしの種を植え……。

以下ネタバレあり

冒頭老人は荒廃した島に来てボートを漕いでいく。

そして薪を拾って集めて掘った穴に突き刺す。

そしてある日少女を船に乗せてマングローブを進む。

彼女はぬいぐるみを抱いていて老人が作った木の囲いに来る。

老人はカゴを持って川に入って魚を取る罠を仕掛ける。

少女は手伝って紐を取り彼らはトウモロコシ畑を夏の間だけ作っていて中洲で行っていた。

少女は老人の孫で2人は寝そべって太陽を眺める。

2人はのこを使って畑をつくろうとするがそこに軍人が来る。

ここはアブハジア自治共和国でジョージアとの戦争をしていた。

2人の中洲はどちらの国の領土ともいえないところにあった。

罠には魚が入っていて2人は焼いて食べることに。

そして夕方になると家に帰ってまた翌日作業を始める。

2人は拠点となる古屋を作って屋根になる植物を収穫して古屋に着く。

ある日少女は水浴びをしているとジョージア兵が通りかかる。

兵士たちは彼女を不思議そうに見つめて老人は土地を耕す。

老人はぬいぐるみを小屋の中に置いて横になる。

すると銃声が聞こえてきて外に出る。

老人はあたりを警戒しながら土地を耕す。

少女はタネを撒いて外は雨模様となり小屋で夕食を取る。

外は大しけとなり、2人はボートが流されないように引き込む。

2人は森で木を狩るが銃声が聞こえてきて身を潜める。

2人は畑を耕してとうもろこしは芽を出してくる。

軍人たちは夜に行軍して鹿を狩る。

そしてボートで進んで少女は生理を迎える。

2人は小屋に入ろうとするがまた銃声が聞こえてくる。

少女はぬいぐるみを壁にかけて農作業していると軍人のボートが通りかかる。

軍人は少女に目をつけてナンパしてくる。

老人は怒って猟銃で威嚇して軍人は去る。

老人は少女に学校のことを聞いて彼女の両親は亡くなっていた。

老人は少女を見守ると話して夜薪をして銃を持って見張り。

少女は夜水浴びを全裸でして畑の中から物音を聞いてパニック。

そして急いで陸に上がって服を着て翌朝また目を覚ます。

少女は老人が寝ている間に外に出て周りの材木を拾う。

すると畑の中に負傷した兵士がいて老人を呼ぶ。

兵士たちはまたボートで通りかかって声をかけてくる。

彼らはよそものを見てないかと聞いて老人は否定。

見たら連絡するように言われて彼らはさる。

2人は兵士を運んで小屋の中に匿う。

少女は船を漕いで調達に向かう。

老人は兵士に食事を与えて兵士は夕方起き上がってぬいぐるみを見る。

老人は帰りの遅い少女を心配して自分も行くが見つからずに帰ってくる。

兵士の隣に座ると肩を貸して部屋の中へ。

少女は帰ってきて老人に連れられ、兵士は薪をくべる。

少女は兵士にあなた素敵ねと声をかけて微笑む。

そしていきなり水を後ろからかけていたずら。

兵士は怒って追いかけて少女は楽しそうに畑の中を逃げる。

戯れあっていると老人はその様子を怒りの目で見て兵士はすごすごと去る。

老人は少女にボートに乗れと話して老人は薪を並べていると兵士たちが近づいてくる。

兵士達はワインを要求して兵士は隠れて様子を見る。

兵士たちはワインを楽しむと帰ることになり彼らは帰り際に怪我をしてる敵兵を追ってると話す。

2人は翌日も兵士たちに尋問されてボートに乗り出すが少女は老人を疎ましく思っている。

少女はまたも軍人達にナンパされて畑の中に身を隠す。

そして棘で手のひらから血を流して涙を流す。

少女は一心不乱に収穫してまた大しけになり中洲は水に飲まれてゆく。

老人はとうもろこしを積ませてしだけをボートで出す。

自分は流されないように悲痛な顔でこやに捕まるが崩壊。小屋はそのまま流されてゆく。

ある男性は中洲に来てぬいぐるみを拾う。

所感

哀しい…

戦争の悲しさをよく表しているな。兵士が逃げ切れていたらいいけど。少女も無事なのかわからない。

老人は悲痛な覚悟だったね。最後のぬいぐるみがボロボロになってしまっていたのが暗示してるのかな。

とうもろこしは少女が持っていったわけだから無事ならそれでお金を得られる。それしか希望はないな。

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