2003年の映画『シービスケット』を見ました!

この映画は名作とされるトビー・マグワイア主演の映画ですね!
採点4.0/5.0
1929年10月、アメリカは株の大暴落で大恐慌時代に陥った。それまで自動車ディーラーとして成功を収めていたハワードは、最愛の息子を交通事故で亡くし、妻にも去られてしまった。そんな彼は1933年、運命的に出会った女性マーセラと結婚。そして、乗馬の愛好家である彼女に影響を受け、競馬の世界に傾倒していく。やがて、彼はカウボーイのスミスを調教師として雇う。スミスは“シービスケット”と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドの潜在能力に目を付け、その騎手として気の強い男ジョニー・ポラードを起用するのだった。
以下ネタバレあり
冒頭車の生産が始まったアメリカの開設が行われる。
アメリカでは開拓時代に西部に向かう人が増えていた。
ハワードは車を修理していて自動車ディーラーとして成功していた。
スミスは馬に乗って草原におりハワードの販売は好調で妻のアニーと息子との関係も両国で息子は生まれたばかり。
金持ちの彼は大きな土地を買ってスミスは馬を調教していた。
ジョニーはその頃少年で家族とディナーを食べていた。
ジョニーは馬に乗るのがとても上手く、両親からも期待されていた。
ハワードはどん底から這い上がって良い暮らしを得たと話す。
しかしその後実株の大暴落、世界恐慌が始まる。
その被害は甚大で25%の人々が職を失ってアメリカは荒れる。
ジョニーの家も被害を受けるが乗馬のレースで金を稼ぐ。
彼は赤髪であることからレッドのニックネームを持つことに。
両親は彼に荷物を渡して涙を溜めながら彼を預けることに。
そしてジョニーには特別な才能があると話してすぐに戻ると約束して親子は離れる。
6年後。レッドは一人前の乗馬士になり、気が強い。
そして住む代わりにレースで勝つことになり相手を殴り飛ばすが僅差で負けてしまう。
そして怒られて厩を掃除することになりハワードは会社が破産していて息子も大きくなるがあまり仲は良くない。
彼は出張に行くことになりその隙に息子は勝手に車に乗る。
ハワードは電話を取ると息子が事故を起こして亡くなったことを知らされる。
そして急いで帰宅して息子の亡骸を抱えて泣き叫ぶ。
ハワードは争議を終えて暗く沈み、息子のおもちゃを見て泣く。
スミスはレッドを気にかけており、アニーとハワードの仲も不安定になる。
やがてアニーは家を出てしまい、ハワードは1人残される。
厩ではボクシングの試合が行われていてレッドはやられていた。
そして駅で寝て本を読んですごしてハワードは競馬に来て西武1の乗馬士とされるウルフを見る。
競馬場でマーセラはハワードを見て好意を抱く。
レッドはレースを迎えてスミスは白く、荒い馬を引き取ることに。
レッドは夜女と寝て関係を持とうとするが嫌なことを思い出す。
ハワードは闘牛士を見て先を外しているとマーセラに声をかけられる。
レッドは道端で寝ていると声をかけられて施しなど受けないと話して去る。
ハワードはマーセラの勧めで馬に乗ることになり2人で乗馬デート。
2人は良い感じで恋に落ちてやがて結婚する。
ハワードは2頭馬を買うことになり、マーセラの影響で馬の飼育とレースに興味を示す。
彼は白い馬を持つスミスに興味を示してスミスは変わり者として知られていた。
スミスは1人で山に住んでいてハワードは夜声をかける。
彼は白い馬を誘導馬などで使っておりハワードはコーヒーをもらう。
3ヶ月後ニューヨークでスミスは夫妻と仲良くなり、馬はハートだと語る。
レッドは馬を躾けていてスミスの目に留まる。
スミスは夜シービスケットと呼ばれる馬を見ての馬は小柄で怪我をしており、気性が荒かった。
しかし目を見てこの馬は強いと確信して厩は見捨てていた。
シービスケットの評価は低く、名調教師にも見捨てられていた。
今では調教パートナーでわざと競走馬に負ける役割をしていた。
レースに出るものの戦績も悪く、ハワードも興味を示す。
スミスはシービスケットが気性が荒いために良い乗り手を見つけられない。
しかしそこに気性が荒く、喧嘩していたレッドを見かける。
レッドは馬小屋に来てシービスケットを見るがシービスケットは暴れる。
しかし恐れず、真っ直ぐ見つめてリンゴを与えてハワードがシービスケットの馬主になることに。
スミスは馬場を回るシービスケットを見て叩き直さないといけないと話す。
レッドはシービスケットを乗りこなしてシービスケットはものすごいスピードを見せる。
レッドはハワード達とともに列車で移動する。
ハワードは彼とスミスを家に連れてきてレッドは何も話さない。
夜ハワードはレッドの部屋に行くとおらず、彼は馬小屋にいた。
スミスも原っぱで寝ており、翌日他の動物を連れてきてシービスケットを落ち着かせると話す。
しかし連れてこられた鹿はすぐに追い出されてしまい、白馬を連れてくることに。
マーセラも様子を見にきてシービスケットは落ち着く。
中を見るとシービスケットと白馬が戯れていた。
レッドは休日には教会に来させられてスミスとレースの打ち合わせ。
しかし練習ではシービスケットは本気で走れない。
徐々に調子を上げるシービスケットは相手を追い抜く。
シービスケットはその馬場のレコードを破る。
彼らはカリフォルニアにレースに来てマクグローリンは中継してシービスケットを宣伝。
シービスケットは大穴として参戦してスミスは本命への対抗をアドバイス。
レースはスタートしてシービスケットは前に出るところを邪魔される。
しかしカッときて追いかけて喧嘩まがいのことをしてプラン通りに動かず、レースには負けてしまう。
スミスは怒ってハワードも怪訝な顔をする。
レッドは邪魔されたことを怒っていて両親との会話を思い出す。
そしてハワードに金を借りてレースに勝ったら返すと話す。
レッドはプラン通りに進み始めてレースにも真面目に取り組む。
そしてシービスケットと息を合わせてレースに勝利する。
マクグローリンはハワードを祝福してシービスケットは人気者に。
シービスケットは連戦連勝になり、レッドも人気者になる。
馬屋にはファンからたくさんのビールが来ていてシービスケットはサイン会。
スミスは怪訝になりハワードは鼻高々。
スミスは調教師を辞めるとハワードに話して見せ物じゃないと話す。
そして次の相手は凄腕のジョッキーで名馬だった。
ハワードは対策を考えてラジオのインタビューに答えてやる気満々。
名馬のウォーアドミラルの馬主であるリドルは馬鹿にしてレッドは怒る。
ハワードは史上最高の金額をかけた試合をしようと話す。
賞金は10万ドルになりマクグローリンも興奮する。
ハワードはマーセラにトップの馬が集まって勝てばもう我々を無視できないと話してレッドは準備してスミスと作戦を立てる。
そしてレースを迎えてレッドは作戦通りに動くが僅差で敗れてしまう。
スミスは目を離すなと行ってろ?と怒ってレッドは右側が見えないと明かす。
レッドは片目が見えておらず、ハワードは途方に暮れる。
しかしハワードはそれでも彼を使うことにしてスミスはびっくり。
リドルは自慢げでレッドの腕前は酷評されてしまう。
ハワードはメディアに今後もシービスケットに乗るのはレッドだと明かしてウォーアドミラルの出るレースにこちらも出ると話す。
そしてスピーチしてウォーアドミラルは逃げてると話す。
そして世紀のレースを決めようとしてリドルを挑発する。
リドルはこちらの条件でやると話してホームでの試合を求める。
シービスケットは大人しくなり、みんなはウォーアドミラルを偵察。
夜彼らはリドルの邸宅の馬場でトレーニングする。
レッドはかつて昔世話をしてくれた男に話しかけられて馬を売りたいけど価値をつけたいから乗ってくれと頼まれて乗ることに。
しかしレッドは落馬してしまい、そのまま引きずられてしまう。
レッドは負傷してしまい、骨折して手術をすることに。
ハワードたちは心配してレッドは歩けるようになるものの不自由が残り、乗馬は無理だと医師にハワードは告げられる。
ハワード達はレッドを励ますがレッドは現実を見ていた。
レッドはシービスケットを優勝させるためにレースはやめず、ピンチヒッターでウルフがジョッキーになる。
ウルフはレッドからアドバイスを受けて追い抜くときに目を合わせさせろと話す。
レースを迎えてレッドは病室でラジオを聞く。
シービスケットはリードしてスミスは抑えるんだと話す。
ウルフはレッドの言う通り、抑えて追いつかせる。
そしてシービスケットに目を合わさせて並走する。
シービスケットは一気に前に出て見事に勝利を収める。
ハワードとマーセラは歓喜してアリーナも興奮に包まれる。
ウルフはレッドを乗せてやりたかったと話してレッドは病院を移される。
シービスケットはアメリカ最強の馬になりシービスケットはその後も連戦連勝。
しかしレッドは治療を続けて乗馬の記憶が蘇る。
シービスケットは足を負傷して不調となり診察。
ハワードに医者はシービスケットは靭帯が切れていると話す。
そしてもう走れないと話して安楽死するかどうかを聞かれる。
シービスケットはレッドの元に連れてこられて再会を果たす。
レッドはシービスケットのケアをして草原にいるとシービスケットさ走りたそうだが走れない。
レッドはシービスケットに乗るために添え木を足につけてゆっくり乗馬する。
そして大木の周りを走ってハワードはその様子を見つめる。
スミスはハワード夫妻に走らせてみてはどうだ?と提案。
ハワードはレースに出れるか気にしてマクグローリンと話す。
マクグローリンはラジオでシービスケットが復帰すると話して10万ドルレースに出ることに。
レッドは馬に乗ろうとしてハワードは止めようとするがレッドは怒る。
レッドは診断されることになりまだ骨折が完治してないと言われる。
そして折れたらもう2度と歩けないと言われてハワードは止めようとするがレッドは必ず出たいと話す。
シービスケットは復帰してハワードはウルフに話すと、ウルフは骨の前に心が折れると話す。
ハワードはマーセラとも話してレッドを出すべきか悩む。
マーセラは乗せてやってくれと話してレッドはレースに出ることになる。
スミスやハワードは心配そうに彼を送り出してマーセラはお守りを渡す。
シービスケットは遅れてしまい、レースでは残念ながら遅れをとる。
ハワードは険しい顔で見つめてウルフが並走してくれる。
するとシービスケットは飛び出して相手たちを抜き去り、見事にレースに勝つ。
レッドは馬が自分達に力をくれて癒しを与え合ったと語る。
そして彼はシービスケットに笑顔で乗ったまま馬場を走り抜ける。
所感
風になる…
凄く良い話でしたね。馬の世界はよくわからないんだけどとっつきやすくてわかりやすい話だったと思います。
マグワイヤも凄く良い演技をしてたと思うし、絆の物語やね。シービスケットが走れるようになって良かった。
ちなみに準主演のブリッジスは後にクレイジーハートでアカデミー賞主演男優賞受賞。この頃はほっそりしてたね。