1992年の映画『ア・フュー・グッドメン』を見ました!

この映画は数々の賞にノミネートされた名作ですね!
採点4.3/5.0
あらすじ
キューバを臨む米海兵隊基地で起きた殺人事件。その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、しごきのための暗黙の制裁“コードR”の存在を知る……。
以下ネタバレあり
冒頭アメリカの海軍基地で2人の男が1人の男を拘束して男はやがて窒息。
法務官のジョアン少佐は基地を歩いていてぶつぶつ独り言。
そしてキューバで兵士のサンティアゴがドーソンとダウニーに殺されたと話す。
そしてそれはコードRでサンティアゴは落伍兵だったと話す。
そしてジョアンは2人の弁護人を自分にしてくれと話して上司は解明を急ぐ。
ジョアンは経験不足で不適任とされてその頃ダニエル中尉は法務官で野球をしていた。
これは会議に遅れてきて本部からの任命が来ていると言われる。
彼はサンティアゴの件を任されることになりキューバに行く前にジョアンに言えと言われる。
ダニエルはサムとジャアンに会いにきて会議でジェセップ大佐に会えと言われる。
ダニエルはかなり適当でジョアンに怒られる。
サンティアゴは基地で訓練で悩んでおり、厳しすぎるしごきにヘルプの手紙、転属願いを出していて孤独に過ごしていた。
過去ジェセップはこの手紙に不快感を示して部下のマシューと話す。
そして鍛え直してやると話してケンドリックにサンティアゴが次の訓練で合格点を取れるようにしろと話す。
マシューは反対して食い下がるが2人で話して仕事のできない兵士を他に回したら国家に危険が及ぶと話す。
そして同級生だけど俺の方が早く出世したと話して人前で逆らうなと告げる。
ドーソンとダウニーは基地に来ていてジョアンは野球しているダニエルに弁護のことを話しかける。
ジョアンは他の弁護人を立てると話してダニエルは僕の実力を知らないなと話す。
彼女はダニエルのことを調べており、父は司法長官だった。そして彼は適当に過ごして出世しようとしていた。
しかし今度の件は適当にやると難しい事になると話す。
ジョアンは2人が無罪だと信じており、ダニエルはサンティアゴは毒殺だから希望は薄いと話す。
ドーソンとダウニーはダニエルと面会する。
サムも同席してコードRのことを聞く。
それは規律のことで道なりを外れた隊員を元に戻すためでサンティアゴにコードRをしたと話す。
そしてくちをしごいたタオルは毒か?と聞いて2人は突然血が出てきたと話す。
ドーソンは不法発砲しており、敵が違法にいたのだと話す。
ダニエルは手紙には不法だと話していたと話してサンティアゴは手紙を外部に直訴したからコードRをしたと話す。
2人はとにかく規律が厳しく、ダニエルはフランクに接する。
ロス大尉はコードRについて教えてケンドリックはサンティアゴに手を出すなと話していたらしい。
ダニエルはジョアンに仲直りしたいと言われてダウニーは何故逮捕されたのかわかってないらしい。
ダニエルはサムとキューバに向かう事になりジョアンもついてくる。
彼らはジェセップと話してマシューとケンドリックとも話す。
ジェセップはダニエルの父のことを知っており彼らはサンティアゴの部屋に来る。
まくらには血がついておりダニエルは服を両親に返してやれと話す。
ケンドリックはサンティアゴの死は悲劇だが、彼には規範がなかったと話す。
ダニエルはジェセップたちと会食してジョアンはコードRのことを聞くがジェセップははぐらかす。
ジョアンはこれは法律違反だと話してジェセップは高圧的に返す。
そしてまだこの基地にはコードRがあるのか?と聞いてダニエルは困惑。
ジェセップは下ネタで返してジョアンはしつこく質問してジェセップは不機嫌に。
ジェセップは表向きはやめさせてるが実際には必要な訓練だと話す。
そして取り調べたいならやってみろと話して敵兵の前にいつもいるんだと脅す。
ダニエルはサンティアゴの転属依頼書をくれと話す。
3人は人事課に連れて行かれてジェセップには頼み方があると嫌味を言われる。
そして俺に敬意を払えとダニエルに話してダニエルは言い方を変える。
ジョアンは夜部屋に来てマシューが行方不明になったと言われる。
そしてダニエルはケンドリックがコードRを出してのではないかと言われてドーソンたちに問いただすとイエスと言われる。
ジョアンはケンドリックの話で2人がサンティアゴに触れるなと言われてその後コードRが命令されたと聞かされる。
2人はロスに聞き込みしてジェセップが権力者であると知る。
ロスは君らは負けると話してここで手を打たないとやられるぞと話す。
ダニエルはドーソンたちに6ヶ月で刑務所から出られるように打診する。
しかし2人は取引を断って任務をしたんだから悪くないと話す。
ダニエルはイライラしてドーソンは不名誉除隊になることを気にしていた。
ダニエルとドーソンは2人で話してダウニーを君の誇りのために刑務所に入れるのか?と話す。
ドーソンはかなり厳しく突っかかり、ダニエルは見捨てる事に。
ダニエルは交代したいと話してジョアンに法廷で堂々と弁論しろと話す。
ダニエルは嫌がり、ジョアンは父がそんなに怖いのか?と問い詰める。
そしてあなたなら勝てると話して翌日法廷を迎える。
ダニエルも姿を見せて軍事裁判が始まる。
そして彼らは無実だと話して軍法会議が招集される事になる。
彼はやる気を出してきてジョアンとサムに指示する。
そしてサムに協力をお願いしてダニエルはサンティアゴの死因が毒ではない可能性を話してジョアンに調べさせる。
さらに法廷の質問の練習をして3人は少し仲良くなる。
ダニエルはジョアンを口説こうとするが明日はまともな靴下でこいと言われて笑みを向けられる。
そして法廷でサンティアゴの遺族と会ってロスは事件を話す。
ダニエルは2人に殺意はなく、命令されたから部屋に行ったと話す。
ドーソンの違法発砲の話になり、彼は証拠不十分で不起訴になっていた。
サンティアゴはそれを目撃しており、証言する前に死んでいた。
ハマカー伍長はサンティアゴが軍規を破って手紙を出したことを怒ったと話す。
そしてケンドリックはサンティアゴに手を触れるなと話したと話す。
休廷となり、その後サンティアゴは毒で死んだと医者は話す。
ダニエルは毒がなくても中毒が起こる可能性はあると聞いて大脳などに疾患がある場合だった。
その症状は胸の痛みや息切れでサンティアゴの健診書をみせる。
そこには胸の痛み、疲労、息切れがあり、毒ではなく中毒を引き起こした可能性があるのでは?と話すが医師は認めない。
ダニエルはあなたの責任問題だから診断したのでは?と話す。
ストーン医師は毒が死因だとロスの質問に答える。
サムはドーソンとダウニーを嫌っており、3人は少し仲間割れ。
3人は休むことになりジョアンはサムに2人が好きか?と言われる。
ジョアンは2人は前線で私たちを守ってると返す。
そしてその後ジョアンはダニエルを訪ねてきてディナーに誘う。
2人はディナーしてダニエルは僕らは負けるだろうと話す。
法廷ではバーンズ伍長に審問してどのような時にコードRがあるのか聞く。
しかしサンティアゴは事件までコードRを受けたことはなかったらしく、それはドーソンのおかげだった。
ロスはコードRが命令する本に出てないと話してダニエルは食事の場所は本に書いてるのか?と聞いて本に書いてることが全てではないとやり返す。
ダニエルは車に乗ると後ろにマシューがいてびっくり。
マシューは手助けに来ていて全てを知っていると話す。
そして転属命令はなかったと明かしてジェセップが基地で鍛えろと話していたと話す。
ダニエルは法廷で証言してくれと話して彼をモーテルに連れてくる。
そしてこのことをサムとジョアンに話してダニエルはロスに話に行く。
そしてロスにマシューと話したことを話して転属命令はなかったと明かす。
ロスはケンドリックは頭がいかれてると話してダニエルは君たちもいかれてると言い返す。
ロスは俺が2人の罪を決めてるのではないと話して、証拠もないのに将校を相手にするのはダメだと話す。
そしてダニエルはケンドリックに尋問してジェセップに絶対の忠誠を誓っていた。
ダニエルはコードRのことを聞いて命令したことはないとけは話す。
ドーソンは問題兵のベルに食事を与えていたから不可にしたのか?と聞いてケンドリックはそれは彼が罪を犯したからで命令に叛いたと話す。
ダニエルはドーソンは自分の頭で考えたと話してケンドリックはそれは認めないと話す。
その後ダニエルはマシューに会いに来て記録にない飛行機のことを知る。
それはジェセップが改竄したからでジョアンも誰かが見ているはずだと話す。
ダニエルはマシューが転属はなかったと証言すると話してジョアンはダウニーと審問の練習。ダウニーも転属命令はなかったと証言するつもりだった。
マシューはサンティアゴの遺族に手紙を出していて軍服に着替えて自害する。
ダウニーは尋問されてロスは本当にケンドリックからコードRの命令を聞いたのか?と聞いてダウニーはノーと答える。
ダウニーは命令はドーソンから受けたと話して追い込まれる。
ダニエルはジョアンにマシューは死んだと明かしてダニエルは酒を飲む。
ジョアンはまだ勝てると話して開廷を遅らせてもらおうと話す。
そしてジェセップを呼んで認めさせようと話してダニエルは騒ぎ出す。
ジョアンは涙を目にためて去り、チームは分裂してしまう。
ダニエルはサムと話して父のことを話し、最高の法廷弁護人だったと言われる。しかし自分なら父よりもダニエルを選ぶと話す。
そして2人のチーフ弁護人は君だからどうするか決めるのは君だと話す。
ダニエルはジョアンを追いかけて謝ってジェセップを呼ぶ事に決める。
3人は作戦を考えてジェセップに命令を出したことを言わせるようにすることに。
ダニエルは服を見てオフィスに行き、何かひらめく。
そしてコピーを取り、サムに仕事を頼んで裁判当日ジョアンに話しかけられる。
ジョアンは無理はするなと話してそれは彼の将来を案じてのものだった。
ダニエルは裁判でジェセップを呼んでダニエルはマシューとケンドリックとサンティアゴの手紙について話したことを聞く。
ジェセップはサンティアゴを基地から移すようにマシューに話したと証言。
ダニエルは転属命令書に記載されている飛行機を示して服装を聞く。
彼はいろんなものを持ってきていてサンティアゴは死んだ日荷造りしてなかったと明かす。
そしてジェセップは昨日3度電話したことを聞かれてサンティアゴは転属命令を受けたはずなのに誰にも電話してないと話す。
これは不審な点だと話して転属など無かったのだと話す。
ロスは異議を唱えるが却下されてジェセップは見当もつかないと話す。
しかしジェセップは6時の便で飛行機になるのは知ってたと話す。
ジェセップは他に質問は?と詰めてダニエルは止まる。
ジェセップは帰ろうとするがダニエルは質問は終わってないと話す。
ダニエルはその日飛行機は飛んでないと話してサンティアゴに手を触れるなと命令したと確認。
手に触れるなと命令したのに何故、サンティアゴを転属させないとならなかった?と質問。
ジェセップは落伍兵だからだと話すが記録には命の危険があるからだと残っていて、命令が絶対ならなぜ危険に晒された?と話す。
そしてコードRを出したのはお前で2人を危険に晒したと話す。
ジェセップはお前に真実はわからんと話して俺には責任があるんだと話す。
そして自分の存在がみんなを救ってると話して国を守ってるし、何も説明するつまりはないと話す。
ジェセップはコードRを自分が出したと認めてロスは圧倒される。
陪審員は退席して審議に入り、ジェセップは帰ろうとするが止められる。
ジェセップは犯罪者として止められてダニエルに突っかかる。
ダニエルはお前を逮捕してやる。人でなしめと言い返して退廷させる。
ドーソンとダウニーは殺人に関しては無罪となり、軍規には有罪。懲戒除隊とされる。
ドーソンは茫然自失でダウニーも俺たちは命令にさ違ったのだと話すがドーソンは俺たちは弱いもののために戦わないといけないんだからサンティアゴのために戦わないとならず、間違っていたと話す。
ダニエルはドーソンに君は誇りがある人間だと話してドーソンは敬礼。
ロスはケンドリックを逮捕すると言い残して去る。
ダニエルは法定を見返して後にして行くのだった。
所感
正義メン…
なかなかシリアスな映画で、クルーズとムーアのラブシーンなんかほとんどなくて良いサスペンスだった。
とにかくジェセップが悪いやつで悪役を演じていたね。彼は命令が全てなのだという典型的な悪党やった。
でもサンティアゴの殺害はダニエル達もダメやね。まぁ中毒で死んだとのことやけど、今の時代の指導者見てほしい。