2019年の映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』を見ました!

この映画は名作家のDJ・サリンジャーの伝記映画ですね!

採点3.8/5.0

あらすじ

1939年、コロンビア大学に編入した作家志望のサリンジャー(ニコラス・ホルト)は、自分の作風を確立するために試行錯誤していた。恩師の指導の下で執筆した短編を出版社に売り込むがことごとく断られ、ようやくニューヨーカー誌に掲載が決まった矢先、太平洋戦争開戦により掲載は見送られてしまう。そして招集され戦地へ赴いた彼は、交際中の恋人が結婚することを知る。

以下ネタバレあり

冒頭サリンジャーは本を執筆していてウィットに手紙を書いていた。

6年前彼はパーティーに来ていてサリンジャーはウーナに声をかける。

サリンジャーはラブストーリーを執筆していて母のマリアムに読ませて才能があると言われる。

そして大学に行きたいと話すが父のソルにはどこに行っても退学になる落ちこぼれが無理だろと話してくる。

ソルは挫折して欲しくないと話してマリアナはコロンビア大学に行かせると話して文学を学ばせることに。

サリンジャーは入学して教授にも目の敵にされる。

そして作家志望とプロは違うと言われて時は戦争の時代だった。

彼は教授とコーヒーして才能を少し認められる。

そして講義に参加して現代のサリンジャーは精神科にいて執筆していた。

彼はいつも居場所がなく、酒場に来ているとウーナもいた。

サリンジャーは書いた本の出版を見送られることになり、ニューヨーカーには載ることに。

彼は短編を売り込んで次々と小説を書いて見送りされまくる。

彼は教授のウィットに相談してなぜ作家になりたいのか聞かれる。

サリンジャーはいろんなことに腹が立つが描けばはっきりかけるからと話す。

彼は屋敷で子供達が遊んでるのを見て執筆し始める。

彼は次々と字を描いてくるがソルにはせっかく親戚が来たのにと怒られる。

サリンジャーはウィットに本をプレゼントしてその中にサリンジャーの短編が掲載されていた。

それが初めての掲載でサリンジャーは小切手をもらう。

そしてパーティーになりウーナをダンスに誘う。

2人はホテルの部屋で話して2人は良い雰囲気になるがサリンジャーは去ってまた会う約束を取り付ける。

サリンジャーはなかなか掲載されず、マリアナに相談。

ウーナもダンスに来れなくなり、ウーナに電話しても出てもらえず、その経験を本に置き換えて書く。

彼はウーナと喧嘩してビンタされてしまい、また電話すると話す。

サリンジャーはニューヨーカーに掲載されることになり、修正箇所を指摘される。

そして結末にもケチをつけられてウソのない物語を書きたいと編集者のドロシーに話す。

彼はその後ウィットと話してホランダーの話を掘り下げることに。

ウィットは経営難で彼は若手の作家をよく面倒見ていた。

そしてホランダーの話をずっと描いて短編ではないものもかけと話す。

マリアナは夜泣いていて真珠湾が攻撃されていた。

サリンジャーは徴兵されることになりソル達に見送られることに。

ドロシーはニューヨーカーが掲載をやめたと話して、それは戦時中に読むものではないからだった。

サリンジャーはウーナに待っててくれと話して、ウーナは約束する。

そしてウィットと話してわがままが言えるのは成功してからだと話す。

そしてホールデンの長編を書けと言われて必ず生きて帰れと話す。

サリンジャーは軍隊に入ってイギリスに向かうことになる。

しかし戦時中にウーナがチャップリンと付き合っている記事を見て顔色を変える。

ウーナはチャップリンと結婚してしまい、サリンジャーは夜眠れないほど苦しむ。

彼はまた執筆し始めて侵攻の前夜を迎えることになる。

サリンジャーは生き抜いて戦地で仲間が死ぬが必死で物語を書く。

彼はペンがなくても物語を頭の中で組み立てて話していた。

彼らは死んだ兵士を雪の中に埋葬してサリンジャーは病院にたどり着くが精神に異常をきたす。

彼は執筆をやめてしまい、帰国してマリアンと抱き合う。

そこに妻のシルヴィアも来て食事するが気まずい。

みんなは新作を待っていると話して、サリンジャーはウィットに会いに来る。

そしてホールデンを書くと戦争が蘇るから無理だと話す。

彼は戦争のストレスに悩んでいて医者にもかかる。

サリンジャーは血痕を取り消して、ウィットとまた話にくる。

彼はまだ何も書いておらず、選集を出したいと話す。

ウィットはその選集を出すのは難しいと話して融資している会社が出版を拒否していた。

サリンジャーは怒って戦争のことを語って感情的になる。

彼は飲んだくれて浮浪者にリンチされて身ぐるみ剥がされる。

サリンジャーは公園の瞑想会に来て声をかけるがみんなに嫌な顔をされる。

彼はその宗教に興味を示して司祭に戦争の悩みを告白。

それはラーマクリシュナでこの悪夢は消えると言われる。

ラーマクリシュナは意識を高めて瞑想する宗教で瞑想を教えてもらう。

彼はその日から瞑想を始めてサリンジャーはまた執筆をする。

彼は駄作を描いては破ってを繰り返してのちの名作を生み出す。

ドロシーは訪ねてきて掲載されかけた短編が掲載されるかもしれないと言われて訂正を依頼される。

彼は直接ニューヨーカーの人と話して説明し過ぎだと指摘されて直すことに。

彼は書き直してウィットは彼に許してほしいと手紙。

サリンジャーは契約したいと言われて年俸ももらえることに。

彼は期待の新星になるがパーティーで戦争がフラッシュバックする。

サリンジャーは俗世から離れることになり、森の小屋で執筆することになる。

彼はその小屋で1人で生活してライ麦畑でつかまえてを執筆。

そして編集者のジルーと話して本は酷評されて何年か寝かせろと言われる。

サリンジャーはショックでジルーはホールデンがわからないと話す。

ホールデンは自分の投影であるため、サリンジャーは返す言葉がなく、ドルシーに電話。

ドロシーは本をウッドバーンに読ませていて絶賛されていた。

ウッドバーンは宣伝などの話を持ちかけるがサリンジャーは気難しい。

サリンジャーは宣伝はいらないと話して、喧嘩になる。

ライ麦畑でつかまえては大ヒットになり、彼は夜ある男に声をかけられる。

彼はホールデンが自分のような気がすると話してなぜこんなに自分を知っている?と聞く。

サリンジャーは知らないし、自分はただのフィクション作家だと話す。

ソルは彼に話しかけてホールデンはお前だろ?と話してサリンジャーは認める。

ソルは彼の才能を認めてクレアはその後本を批評する。

彼女は本を理解しておらず、クレアの電話番号を聞く。

サリンジャーは前の男に家で待ち伏せされて森の中の家を買うことに。

そしてクレアとデートして2人は共に生活することに。

そして子供達に朗読会をしていてクレアは女学生と仲良くしてたと嫉妬。

サリンジャーはその学生からのインタビューが新聞に載ってるのを見て裏切られてと怒る。

彼は塞ぎ込むようになり家の周りにフェンスを作る。

ウィットはドロシーと話してサリンジャーと会いたいと話す。

どこもがサリンジャーの選集を出したいと話していて、サリンジャーはウィットの持ちかけを断る。

サリンジャーは夜も執筆してクレアとの間に子供も生まれるがやがて家族とも彼は関わりを断つ。

サリンジャーは自分のことを小説に投影し続けてクレアはウィットから電話だと話すがサリンジャーは拒否。

クレアは瞑想しても許せないんだなと吐き捨ててサリンジャーは出ることに。

ウィットは選集のことを話して、序文を書いてほしいと依頼。

サリンジャーは承諾して1作目の採用をしてくれてありがとうと告げる。

サリンジャーはウィットのことを褒め上げて序文を描いて2人は森の中で会う。

ウィットはあの序文は使えないと話して、ウィットの話ばかりだからと話す。

サリンジャーは別れを告げて2人は握手する。

ドロシーはライ麦畑の映画かを持ちかけるがサリンジャーは拒否。

サリンジャーは引退したいと話してその後彼の作品が世に出ることはなかった。

クレアとの間には2人の子供が生まれるが離婚。ライ麦畑はその後も出版され続けてサリンジャーは隠遁生活をして伝説化し、2010年に亡くなる。

彼は亡くなる時まで執筆していたが出版は常に拒否していた。

所感

さすが伝説の作家や…

サリンジャーは昔読んだんだよな。個人的にはフラニーとゾーイがすごくて、人はみんな未熟でいいんだなと思えた。

彼の作品は少し哲学っぽくてそれなりに本を読んでないとわからんことも多い。でも素晴らしいよね。

彼は生活と気難しさがとにかく伝説。森の中で生活していてすごく年下の彼女と住んでたのも知られてるよね。

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