2003年の映画『ラスト サムライ』を見ました!

この映画はトム・クルーズ主演のサムライの生き様を描いた作品ですね!

採点4.5/5.0

あらすじ

明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉が日本にやって来る。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、ある時、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会った。そして、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取った時、オールグレンは失いかけたかつての自分を思い出していく。

以下ネタバレあり

冒頭ネイサン大尉は酒を飲んでいて彼は南北戦争の英雄で講演会をしていた。

しかし彼はやる気なしで戦争の悲惨さを語る。

ガント軍曹は話しかけてきてネイサンに仕事を持ちかける。

彼は日本から来た大村と話して日本で政府軍の指導を依頼される。

ネイサンは断って退席しようとするがバグリー大佐に説得される。

彼は日本に渡ることになり日本は明治維新後でまだ不安定だった。

彼はサイモンと話して日本では多くの専門家が訪れていた。

そして天皇陛下に謁見して彼はインディアンに興味を持つ。

ネイサンは指導に入って言葉が通じないことに悩むがサイモンは軽口を叩く。

ネイサンは戦争の恐ろしさを語って子供達も殺したことを思い出す。

翌日中の指導をして大村が勝元という侍が鉄道を襲ったと話す。

そして迎え撃つように言われてネイサンは今の兵士では無理だと話す。

そして兵士に発砲して恐れさせてまだ未熟であることを示す。

しかし彼らは鉄道を警備することになり森の中に陣取る。

ネイサン達は森の中から侍達が馬に乗って襲撃するのを見て迎え撃つ。

しかし兵士たちは統制が取れず、勝手に発砲してしまい、ピンチに。

侍達は間合いを詰めて襲撃してネイサンは撤退することに。

ネイサンは応戦してガントは槍を刺されて討ち取られる。

ネイサンは孤軍奮闘していたが勝本が現れて討ち取られかけるが敵を逆に刺し殺す。

勝元は襲撃する部下を止めてネイサンを捕らえて連れ去ることに。

ネイサン軍の将軍は切腹して勝元が介錯する。

ネイサンは尋問されて氏尾が刀を向けてくる。

勝元の家には美しいタカがいてネイサンを介抱する。

氏尾はネイサンを始末しようとするが勝元は止めて息子の信忠もいた。

ネイサンはかなり衰弱していてタカはお酒を飲ませる。

彼は目覚めて村を歩いて侍の稽古を見る。

そして土足で家に帰ってしまい、怒られる。

彼は村を歩いて異なる文化に触れてお寺に来る。

そこは勝元の先祖が立てたところで彼は英語が話せる。

勝元はネイサンを敵を知るために生かしていて、敗れて生きるのはサムライの恥だと話す。

そして名前を名乗らないのは無礼だと話してネイサンは名乗る。

タカの旦那は死んでおり、タカは勝元の妹だった。

タカと信忠は優しく接してタカには子供達もいた。

氏尾は稽古を見に来たネイサンに突っかかって刀を下ろせと話す。

しかし彼は木刀を握りしめてネイサンを殴りつける。

彼は氏尾に打ちのめされてタカは心配そうに見守る。

ネイサンは付き人の侍にボブと名付けて勝元は話しかけてくる。

そしてネイサンは大尉だったことを語って無謀な戦いをしたことを話す。

ネイサンはなんのために会話して、自分をここにおく?と話す。

勝元は昼までここにいろと話して彼は温泉につかったりして時間を過ごす。

そして日本の文化に触れて奥ゆかしい文化を学ぶ。

彼は氏尾と稽古してタカの旦那の鎧を見る。

信忠は稽古の中で雑念が多いと話して心を無にしろとアドバイス。

ネイサンはメキメキと強くなり、箸の使い方を教わる。

そして日本語を教わってタカはあまり良さそうな顔をしない。

信忠はタカの息子の飛源、孫次郎を紹介されるがタカはもう出ていかせてほしいと勝元に話す。

勝元は旦那は戦で死んだと話して時間を過ごすように話す。

ネイサンはそこに来てサムライであることを学ぶ。

そして剣裁きも上手くなり、子供達とも仲良くなり、タカはその様子を見つめる。

ネイサンは許してくれと夜タカに話して旦那のことを話すとタカは目に涙を浮かべて侍として本懐を遂げたと話す。

実はネイサンは彼を討ち取っていて、タカはそのことを気にしていたがあなたもあなたの役割をこなしただけだと話す。

ネイサンは村に馴染んで心の平穏を得る。

そして氏尾との稽古になるがまだ勝てない。

しかし3度目の稽古で引き分けとなる。

氏尾も認めて夜勝元は舞踊に来て楽しんでいるが暗殺者が来てネイサンは気付く。

暗殺者は忍者で侍達は討ち取られていってしまう。

氏尾は次々と敵を倒して勝元とネイサンは合流。

タカも敵を倒してネイサンは追い詰められるが飛源を助ける。

勝元とネイサンは共闘して勝ちときをあげる。

やがて春になり、ネイサンは勝元の寺に来る。

そして桜の美しさを語り、ネイサンは黒幕は誰かと聞く。

勝元は大村が黒幕だと暗喩して東京に来いと言われて出発すると話す。

ネイサンは軍服を返されてタカが水浴びしているところに来る。

そして出発すると話してネイサンは勝元達に帯同する。

大村も見守ってネイサンは途中で降りて勝本を一瞥する。

そして日本の政府軍を見てかなり完成されていた。

政府軍はガトリング砲などを仕入れていて天皇は勝元と話す。

勝元はあくまでも海外を拒否して天皇を情けないと話す。

天皇はどうすれば良いか教えろと話してネイサンは情報提供を拒否。

大村はネイサンに天皇に功績を認めさせると話して取り入ろうとする。

ネイサンは背を向けて大村は勝元に近づけば斬れと部下に告げる。

街に出るとちょんまげの信忠が政府軍に銃を向けられていてネイサンは止めに入るが信忠は剣を収めて丁髷を切られてしまう。

勝元は大村主催の会議に来て刀の回収に抗議。

大村は時代遅れだと糾弾して刀を廃棄するように命じられる。

勝元は天皇に刀を差し出すが受け取ってもらえず、退室することに。

ネイサンはバグリーと話してネイサンは多額の金をもらう。

バグリーは勝元は殺されるだろうと話してなぜ自国の人を嫌う?と話す。

ネイサンは無言で侍と描かれた紙を見て酒を飲もうとしてやめる。

勝元は自宅で瞑想していてネイサンは街に出ると男達に囲まれる。

そして刀を抜かれるが敵を倒して勝元の東京の屋敷に向かう。

そしてサイモンを連れてきて勝元の写真を撮り、あなたを逃したいと話す。

そこに氏尾も来てサイモンは村まで帯同することになる。

彼らは屋敷を抜け出すことになり政府軍を倒していく。

信忠は銃に弓矢で応戦して逃げる途中で撃たれて倒れてしまう。

勝元は助けようとするが氏尾に止められてネイサンが飛び出す。

信忠は虫の息で勝元達を逃すために弓矢を使って敵を倒して特攻して果てる。

ネイサンはその様を見届けて勝元に天皇軍に共に戦おうと話す。

彼らは村に帰ってネイサンはタカと再会する。

そして信忠が殉死したことを告げてタカは息子達はあなたが死ぬことを恐れていると話す。

敵の軍勢はやってきてネイサンは飛源を抱きしめる。

ネイサンは勝元と話して戦地となる野原を見渡す。

圧倒的に数でも不利だが2人は引かず、銃があるからと過信する奴らを誘き寄せて接近戦に持ち込むと作戦を立てる。

ネイサン達は戦いの準備をしてネイサンは手記を残す。

サイモンはサムライ達の写真を撮ってネイサンは決戦前にタカと目が合う。

タカはダンナの鎧を使って欲しいと話してネイサンの服を脱がせて袴を着せる。

2人は見つめ合ってキスしてタカはすぐに身を引く。

ネイサンは鎧を着て見参して氏尾も認めてくれる。

そして大村と対面してバグリーは容赦しないと話す。

両軍はあい見えることになり政府軍は大砲を使う。

侍達は陽動作戦で正面の侍達は大砲に背を向ける。

政府軍は前に出てきて侍達は後退して草の茂みに隠れる。

そして政府軍を火薬で翻弄して弓矢で一斉に攻撃する。

政府軍の前軍は混乱して大村は全軍投入させようとする。

ネイサン達は茂みから出てきて銃で撃たれても怯まず合戦で敵を倒していく。

しかしボブはネイサンを庇って撃たれてしまい、倒れる。

政府軍は数を増してきて侍達は氏尾率いる伏兵を使う。

サムライ達は生き様を見せるが次々と倒れていく。

政府軍は撤退して氏尾は銃で撃たれるが踏ん張る。

戦場の後はかなり凄惨でネイサンはさらに敵は来るから立ち向かえないだろうと話す。

勝元はお前は死ななくて良いと話すがネイサンは最後まで戦うと話す。

サムライ達は政府軍と向かい合って大村は皆殺しを命じるがバグリーは怪訝そうに彼を叩く。

勝元達は特攻を仕掛けて前に進み、大村はその気迫に押される。

サムライ達は銃で倒されていき、氏尾もついに倒れてしまう。

勝元は被弾しても恐れず、ネイサンは剣をバグリーに投げて突き刺す。

侍は突っ切って大村へと迫るがガトリング砲を用意してサムライ達は倒れていく。

勝元もに被弾してしまい、ネイサンもついに倒れる。

2人は大村の目前で倒れてしまい、尚も立ち上がろうとする。

将軍はその様を見て打ち方をやめ、勝元はネイサンに介錯を頼む。

ネイサンはもう会話もできなくなるなと話して笑みを浮かべて介錯する。

将軍は彼に敬意を表して政府軍達は土下座する。

その後大村は外国と協定を結んでその場にネイサンが来る。

そして天皇に勝元が差し出そうとしていた刀を授ける。

そして勝元が子孫が自分が何のために戦って死んだのか忘れないでほしいと話していたと告げて天皇は刀を受け取る。

そして彼の最期を見届けたことを確認して日本人たることを忘れてはならぬと話す。

天皇は協定を拒否して反抗する大村を制してネイサンに勝元の死に様を聞くがネイサンは生き様を話すと告げる。

侍の時代は終わりを告げてサイモンもしっかりと見届ける。

ネイサンはその後行方は知られてないが馬と共に勝元の村に帰還。

タカは農業をしていて彼が帰還してきたのを見て2人は目が合い、頷きあう。

所感

ブラボーや…

天晴れでしたね。この手の作品はどうしても偏見があることが多いけどこの作品はそんなことがなくて見れた。

クルーズが親日家であることもあるんだろうけどよくできてる。侍の文化も多少の脚色で済んでるしね。

しかし勝元の最後は泣けるね。勝てないとわかってて向かっていく。これぞ男というものやんね。

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