1996年の映画『この森で、天使はバスを降りた』を見ました!

この映画は隠れた名作として有名な作品ですね!
採点4.8/5.0
あらすじ
森の奥深くにある小さな町を通るバスからパーシーという少女が降りてくる。彼女は、ハナという無愛想な女が経営するレストラン『スピットファイアー・グリル』で働くことになる。町の人々はよそ者であるパーシーに奇異のまなざしを向けるが、パーシーの魅力に周囲の人々は惹かれてゆく。だが、彼女は誰にも言えない暗い過去があった。
以下ネタバレあり
冒頭パーシーは刑務所のコールセンターで働いていてメイン州にいた。
彼女は犯罪者で刑務所にいて同僚からも揶揄われる。
パーシーは読書好きで刑務所にも本をたくさん貯めていて出所を迎える。
彼女は5年間服役していてバスに乗り込んでシェルビーは主婦で夫のネイハムとの仲はあまり良くなくて娘がいる。
パーシーはバスを降りてその街に来て保安官の事務所に入ってゲイリー保安官と話す。
彼女は新天地で再起を図ろうとしていたがその町は廃れていた。
その街にはインディアンの伝説があり彼女は物知りだった。
ゲイリーはスピットファイアー・グリルというレストランの店主のハナに住み込みで雇ってもらえるように頼むを
パーシーは雇われることになり部屋に行く。
そして外を窓から見るとハナが薪割りをしていた。
翌朝ハナは仕込みをしていて薪を取ってくるように言われる。
パーシーは早速働くことになりキッチンでのタバコは禁止されて髪もまとめろと言われるが無言。
エフィはお店に来て無言のパーシーと目が合うとすぐに消える。
パーシーは常連客の注文を取るがなかなか店に馴染めない。
よそ者の彼女はみんなにジロジロ見られてみんなの前でハナに刑務所にいたことを話して黙らせる。
パーシーはネイハムに話しかけられて彼はハナの甥っ子。
ネイハムはゲイリーにパーシーの素性を聞いてパーシーを警戒を
ゲイリーはパーシーの物知りさを語る。
パーシーは真面目に働いて読書もしながら働く。
配管工のジョーは彼女に話しかけて一緒に街に行こうと話すがパーシーは手紙を書かないとならないからと話す。
しかしここにも少し退屈したからと行くことになる。
パーシーは車から降りず、外に出るのを怖がっている様子。
パーシーは南部の出身でジョーは色々と質問するが紙に書いてくれと言われる。
パーシーは傷害致死で刑務所に入ったと話して不機嫌に。
帰宅するとハナが倒れてしまって負傷していて病院に連れて行こうとするが触れるなと言われる。
パーシーは制して無理矢理連れて行くことになり彼女は入院することに。
ハナは座ってたら痙攣してしまったと話すがネイハムはパーシーには出て行ってもらおうと疑う。
ジョーは病院に運んでくれてパーシーは感謝するがジャーは君も良くやったと話す。
そして罪のことは黙ってると話してパーシーはコーヒーを淹れる。
ハナはパーシーは悪くないと話して動けるように誰かいてほしいと話して家におこうとする。
パーシーは店を切り盛りしてハナの看病もする。
ハナは誰があなたに料理を教えたと話すが彼女は料理をあまり知らないらしい。
そして麻の袋に手紙を入れて切り株のところに置いてくれと話す。
パーシーは切り株のところに来て斧を振り下ろして翌日また店の支度をするとシェルビーが来る。
娘の名前はモリーでネイハムに言われて手伝いに来ていた。
2人は連携して店を切り盛りしてシェルビーと夜話す。
シェルビーは刑務所の話を仕掛けて謝り、パーシーはやっと笑顔を見せる。
パーシーはシェルビーの帰宅後袋をまた外に出して薪割りしようとするが男が見ていて気付くと逃げられて何もしないよと追いかける。
彼はハナから残飯をもらっていてパーシーも気づいていた。
そしてまた別のものをあげると話してパーシーはおしゃべりしようと話す。
シェルビーはまた店を手伝って娘が学校から帰るとパーシーと3人で話す。
パーシーは心を開き始めて店の裏に行き、シェルビーと昨夜の男について聞く。
シェルビーはハナには息子のイーライがいてとても優しくて陸上のチャンピオンだったと話す。
しかし戦争になり志願してベトナムに行ったがそこで亡くなっていた。
ハナはそのことを何も話さず、旦那も苦しんで亡くなり店を売りに出していた。
パーシーは店を売りたいなら、作文コンテストをして景品したらどうだろうと話す。
ハナはパージを呼び出して材料が切れそうだと大袈裟に話す。
そしてスーパーに行けと言われて自分が行っていいのかと話すがシェルビーに料理を任せろと言われていくことに。
パーシーは車に乗ると森で男を見かけて声をかけて話しかける。
ハナの具合は良くなく、パーシーは看病する。
ハナはネイハムがまだ買い手を見つけてくれないと話してパーシーは切り株に袋があるのを見る。
そこには羽もありパーシーはハナに作文コンテストを提案。
そして条件をつけようと話してハナはシェルビーとこのことについて話す。
シェルビーはやっても損はないと話してやることになる。
シェルビーは企画してパーシーと相談してパーシーは刑務所の仲間に電話。
そして刑務所の中でやった作文コンテストをするから広めたいと広報をしてもらう。
パーシーは森に来て散歩してるとジョーがいて2人は話す。
彼女はオハイオ出身で仕事を探して北部に来たと話して都会のスラムに住んでいたらしい。
そしてスーパーで買い出しするとシェルビーに呼ばれて見せたいものがあると言われる。
2人は教会に来てとても静かなところになっていた。
そこはシェルビーのお気に入りの場所で1人になりたい時は来たら良いと言われる。
ネイハムは電話を受けてパーシーの絡みで2人が外を歩くのを見る。
パーシーはジョーの家に来て両親と会うが父は無口で反応がない。
2人は森に来てパーシーはとても美しいと話す。
ジョーは昔いろんな人たちが木を切り倒したと話してパーシーはシェルビーと話してジョーと会ってることを言われてスパイしてるのかと話す。
パーシーは昔この州で起きた自分の赤ん坊の殺人事件を話してシェルビーは困惑。それはパーシーの事件だった。
パーシーは目覚めて切り株のところを見ると変化があり、袋がかけられていて食べ物は受け取ったのねと声をかける。
すると物音がして追いかけて名乗り、本当の父は知らないと話す。
彼女は彼のことをとりあえずジョニーと呼ぶことにして森の中を探す。
森には写真が飾られていて微笑み、滝が流れているのを見る。
パーシーは涙を流してジョニーはその様子を見つめる。
ハナは起きてきてエフィにシカゴからの手紙を渡される。
それは作文コンテストへの寄付の100ドルで妻に捨てられた男からだった。
パーシーは夜ハナに痛み止めを塗ってあげて次々と手紙が来る。
ネイハムはコンテストに否定的でシェルビーは自分が提案したと話す。
エフィは大量の手紙を持ってきてみんなで開封していく。
そして内容を吟味してシェルビーは手紙を持ってネイハムとキス。
ネイハムはコンテストを思いついたのはパーシーで君にそんな頭はないと話してシェルビーはムッとくる。
ハナは店の客にも手紙を見せて参加させる。
夜パーシーは巻きのそばにいてハナはその様子を見つめる。
ネイハムはパーシーの狙いはコンテストで刑務所の仲間と考えたんだとゲイリーに話す。
ゲイリーは彼女に強盗などの前科はないと話すがネイハムは集めた金を狙ってるのだと話す。
コンテストは大盛況になり店にはたくさんの人が集まる。
ジョーはパーシーに話しかけて2人は森に来る。
ジョーは集めたお金で街の荒廃を止めれると話して、パーシーは喜ぶ。
さらにジョーは君が初めて街に来た時ときめいたと話してプロポーズする。
パーシーは困惑して私とは結婚しない方が良いと話す。
ジョーは人がどう思おうが関係ないと話すがパーシーは子供が欲しいと話す彼に自分は産めないと話す。
パーシーは抱きしめてあなたにぴったりの女がいると話して自分ではないと話す。
ハナは切り株にある写真を見て何かに気づく。
パーシーは翌朝目覚めて森に来てジョニーを探す。
そして彼の寝床にたどり着いてパーシーは草原に来て1人歌う。
すると後ろから誰かが来てそれはジョニーでパーシーは振り向かず、頭を撫でられる。
ハナは帰宅するとどこに行っていた?と話して明け方に出て行った理由を聞かれる。
ジョニーはハナの息子でハナはヒステリックにお前なんか信じなかったら良かったと話す。
パーシーは言い返すとビンタされて好きで息子を失ったわけではないと言われて息子を殺したことがあるのかと喧嘩になり部屋にこもって喧嘩に。
ネイハムはシェルビーにもう店で働くなと話してパーシーはこの街にはいる理由はないしみんなにも受け入れられないと話す。
シェルビーは明日ハナとパーシーが金を銀行に預けると話してネイハムはなんで信用するんだと話す。
しかしシェルビーは自分もハナも彼女が来てから幸せになったと話して喧嘩に。
そしてお前はイーライが生きていた頃から嫉妬の塊だと吐き捨てる。
ネイハムは夜ゲイリーのところに来てパーシーは夜切り株を見る。
ネイハムは金を麻の袋に詰め込んで罪をパーシーに着せようとする。
パーシーは食料をとって麻の袋に詰めてジョニーに渡す分を詰めて外に出るがそれをネイハムは見ていた。
シェルビーは翌朝店に来てハナが泣いていて金が消えたと話す。
そしてパーシーもいないと話して金と共に消えたと話す。
シェルビーはそんなはずはないと話して何があったのだと話すがハナは通報することを決める。
シェルビーは帰宅してゲイリーも来て金が消えたことを話す。
そしてシェルビーは証拠もないのに彼女を疑うならネイハムに別れると話す。
ネイハムは昨夜見かけて袋を運び出して誰かを待ってたぞと話す。
シェルビーはパーシーを探して彼女は教会に来ていた。
そして小さな街ならやりなおせると思ったのにと吐露して昔義父に犯されたと話して16で妊娠してジョニーと名付けていた。
そして生まれたら守ると決めていたが義父にまた襲われて抵抗したら殴られて赤ちゃんが死んでしまったことを話す。
彼女はそのことをショックに思って義父が迎えに来て車の後ろに数日間乗せられて赤ちゃんが死んでよかったと酒を飲んで話してそれを聞いた彼女は剃刀で義父を殺していたのだった。
彼女はそれで刑務所に入ってシェルビーはお金は取ってないことを聞
いてパーシーは初耳だった。
ゲイリーは駆けつけて逮捕しない、話を聞きたいと冷静に話す。
シェルビーはハナに彼女はそんなことしないと話してジョーも駆けつける。
ゲイリーは森の何者かにパーシーが金を渡したとみんなに話してハナはイーライのことだと知って焦って外に出る。
イーライは捜索されてハナはパーシーに助けを求めるが拒絶される。
ハナは助けたいのに助けてやれないと話してイーライは食事を鶏肉深まる話してくれない、だから金を集めて探してもらおうとしていた。
パーシーは事情を知って自分なら探せるけど出られないと話して、ハナは彼女を連れ出す。
そして森に来てパーシーはイーライに声をかけて逃げろと話して川に流されていく。
イーライの家は探し当てられて金が見つけられる。
ネイハムはパーシーとイーライを見てパーシーを助けに来たイーライに銃を向ける。
パーシーは流されてしまい、滝の下に打ち付けられてイーライが発見して目を覚ます。
しかし彼女は目を閉じてしまい、ネイハムは駆けつけてイーライに気づく。
パーシーは亡くなってしまい彼女の葬儀が行われる。
ゲイリーは故人に言いたいことがあるなら言えと話してジョーは席をたつがまた座る。
ネイハムは前に出て彼女を知ってるつもりで何も知らなかった、ただの余所者で悪い影響を出すと思ってたと話す。
そして彼女を泥棒と思い込んで自分が金を盗まれないように詰めたとことを告白。
そして彼女の死に自分が誰よりも責任があると話してハナはコンテストの締め切りは今日だったと話してシェルビーと悲しむ。
パーシーの部屋は開けられていてハナは1人店に来る。
店には無言のイーライが来ていてハナはついに彼との再会を果たす。
2人は手を握ってその後街には活気が戻り、ハナはパーティーで切り盛りしていてネイハムはシェルビーと別れていた。
そしてコンテストに優勝したシングルマザーの女性が街に来てハナと握手。
彼女はクレアで店に案内されてクレアは子供が産まれるときにこの子のために必ずチャンスを与えると決意したと手紙に書いてみんな彼女を優勝に決めていてクレアはこの街ならやれると思っていた。
所感
最高によかった…
隠れた名作なんですけど、パーシーの物憂げなところとか、心を開くところ、結末が胸を打ちますね。
この映画はミュージカルにもなってて有名ではないけど知る人ぞ知る名作。パーシー役のエリオットはもっと有名になってもよかったね。
ラストもかなりよかったしパーシーには報われて欲しかったな。でも彼女があの街を変えたんだよな。