2018年の映画『負け犬の美学』を見ました!

この映画はフランス映画ですね!
採点3.6/5.0
あらすじ
40代半ばのボクサー、スティーブ(マチュー・カソヴィッツ)は、ときどき行われる試合とアルバイトで家族を養っていた。スティーブは、パリの学校に行くことを夢見る娘のために、欧州チャンピオンのタレク(スレイマヌ・ムバイエ)のスパーリングパートナーになることを決意する。
以下ネタバレあり
スティーブはボクサーでスーパーミドル級のベテラン。40代半ばでもジャーニーマンで試合をしていた。
そして敗退して一人で控室に帰って家に帰ると血尿が出る。
彼は娘がいて寝かしつけて試合を見にくることは拒否。
そして奥さんに手当してもらってスーパーでアルバイトして生計を立てていた。
娘はピアノを弾いていてレッスン代をスティーブは滞納していた。
スティーブはピアノを買ってやれず、奥さんと相談する。
しかし請求書が山ほどあると言われて、スティーブは娘をパリの学校に入れて夢を叶えてやりたいと話す。
スティーブはトレーニングしてジムにはヨーロッパチャンピオンのマネージャーがスパーリングパートナーを探しにきていた。
そしてジェレミーを指名してスティーブは売り込む。
彼は対戦相手と試合をしたことがあり候補になることに。
そして家族とお祝いして娘にピアノを買ってやると話す。
スティーブはトレーニングして朝はロードワークする。
そしてホテルに来てスパーリングをすることに。
彼はマリクと話して戦績を聞かれると怪訝な顔をされる。
控え室にいた選手たちも気まずくなりスティーブはスパーリングでも実力不足。
そしてチャンピオンを苦戦させるがボディでダウンする。
チャンピオンはイライラしてスティーブは帰される。
スティーブはもう来なくていいと言われて金を受け取る。
そして帰宅して家族にはこのことを隠す。
チャンピオンはロードワークしてスティーブも帯同する。
そしてトレーニングについてきてスパーリングに生活がかかってると話すがそこまでだと怒られる。
しかし食い下がると彼は何も話さずスティーブはまたついていく。
そして街中でも写真を求められて彼は次の試合の50戦目で引退しようとしていてその試合は娘に見せようとしていた。
スティーブはスパーリングを続けて娘のためにピアノを観にくる。
そして息子にボクシングを教えてある日娘は顔を怪我して帰ってきていじめられたのかと思う。
彼女はスティーブの悪口を言われて喧嘩していた。
スティーブは試合を見られて女みたいだと言われていた。
スティーブたちは対マティスの作戦を立ててスティーブは対戦経験を生かす。
彼はチャンピオンにアドバイスしてマティスの癖を話す。
娘は成績優秀で練習試合を見たいと言われるが拒否。
しかし公開練習に来ることになりスティーブは出番を迎える。
チャンピオンはヘッドギアを外してきて遊ばれる。
スティーブはみんなにポンコツと言われて娘は沈む。
娘は外に出てスティーブは追いかけてくる。
彼はチャンピオンに呼ばれて席に座り、客を喜ばせるためだったから恨まないでほしいと言われる。
そして前座に出てくれと言われて快諾することに。
そして最初のトレーナーについてもらって帰宅して娘に最後の試合を見に来ていいと話すが不機嫌になられる。
娘は行きたくないと話してスティーブがやられるのをみんな喜ぶのが嫌だと話す。
彼は絶対に勝てと妻に言われて彼は良い試合をする。
彼はその後娘のピアノコンクールに来て娘も笑顔を見せる。
所感
意地やね…
ボクサーはスティーブのように負けることを承知の上でリングに上がる人もいるし、そうじゃない人もいる。
でも大体の人はボクシングを始めたときには世界チャンピオンになることを夢見て潰えて行くんだよな。
もちろん危険なんだけどこれほど熱いスポーツはない。命を燃やせるスポーツと言えるからね。