2015年の映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を見ました!

この映画はヘレン・ミレン主演の軍事サスペンスですね!

採点4.0/5.0

あらすじ

イギリス軍諜報(ちょうほう)機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をキャッチした彼女は、アメリカの軍事基地にいるドローンパイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明し……。

以下ネタバレあり

冒頭アフリカが映し出されてキャサリン大佐は家で仕事をする。

そしてソマリアの武装組織がアフリカで市民を襲っていると知る。

彼女は出勤して兵士のキャリー達にソマリアの組織の作戦を伝えて自爆テロに関与してるため航空機で向かうように指示。

フランク中将は家族思いで家族のためにプレゼントを買いに来ている。

そして作戦会議に来てナイロビの過激派のモハメドを倒す作戦を立てる。

彼らはドローンを使って偵察してキャサリンも見守る。

キャサリンは作戦を指示して車で動く敵を偵察させる。

車は商人のところに着いて少女のアリアがそばで遊んでいる。

ドローンに偵察させてアリアは殺傷圏内にいることをドローンパイロットのスティーブは知る。

ソマリア軍は部隊が買ったバケツを怪しんで現地工作員のジャマは通信機でドローンを操作。

そして撮影してキャサリンも様子を見守る。

そして部屋の中を偵察してキャサリンは顔を確認させろと話す。

そしてテロリストのダンフォードの妻のヘレンを確認。

フランカは攻撃を提言するが政務次官のアンジェラは捕獲を指示。

キャサリンは攻撃を却下されてヘレンの夫のテロリストも補足。

キャサリンは大量の爆薬を見つけて動き出す。

スティーブは家屋に爆薬があるため攻撃できないと進言されてイライラ。

長官に判断させようという話になりフランク達は話し合うがマーガレットは殺害をためらう。

そして作戦を認めず、スティーブや外務大臣達はもめる。

キャサリン達は作戦会議して爆発物を使うと周りにも被害が出ると話す。

現場の兵士は手遅れになる前に命令してくれと話してイライラ。

敵たちは爆薬を持っていて作戦を開始しようとしている。

キャサリンは発車を待機してるから早く決断しろとフランクに話す。

フランクはなんとかしようとしてマーガレットたちも動き出す。

キャサリンはスティーブに許可が降りたと話して攻撃させることに。

アリアはその近くにいてスティーブは攻撃準備。

しかしアリアがいることを知り、攻撃を躊躇う。

キャサリンは攻撃を指示してアリアはその近くで商売をしようとしていた。

スティーブはキャサリンと言い合いになり、攻撃するように命令されるが攻撃できない。

そして自分には再考を求める権利があるから発射できないと話す。

キャサリンはやむなく再考させてジャマはアリアを退かすことになりパイを全て買ってあげる。

そして帰れと話してテロリストに声をかけられる。

ジャマは怪しいと言われてバケツを投げて逃げて銃撃される。

ジャマはなんとか逃げて民家の車の下に隠れる。

キャサリンはドローンをアジトに戻すがアリアはまたパイを売ろうとする。

キャサリンはフランク達と話してアリアの措置を相談する。

上官たちはアリアを無視して作戦を行うように話してマーガレットは断固反対。

しかし止めたらもっと多くの人が死ぬということで揉める。

アリアは女性にパイを売ってスティーブ達は売り切れるのを待つ。

テロリストたちは男に爆弾を巻きつけていてキャサリンは周りの被害を抑えるように指示する。

そしてミサイルを打ち込む場所を決めようとして50%以下に被害を抑えたいと話す。

しかしどうやっても最大65%でキャサリンは悩む。

そして少し外れたところに打ち込むことを提案させて責任は自分が負うと話す。

キャサリンはアリアが死ぬ確率は45%だと提案してフランクは攻撃の許可を迫る。

そして承認させてフランクは攻撃を命令する。

スティーブは攻撃を許可されてジャマは車の下から出る。

そして子供を使ってアリアのパンチを買うように頼む。

スティーブは周りを見回して攻撃準備してミサイルを発射する。

しかしそこに少年が来てパンを買ってキャサリン達は早くしてくれと祈る。

少年はすぐに去り、アリアは店じまいして早く去るようにみんな固唾を飲んで見守るがミサイルは着弾する。

ジャマは少年を庇ってミサイルはアジトを吹き飛ばす。

アリアは倒れていてスティーブは涙を流すが辛うじて生きていた。

スティーブはテロリストの遺体を確認することになりまだターゲットが1人生きていてキャサリンは再攻撃を命令。

スティーブは承諾してライフルミサイルを発射する。

父親はアリアを助けに来てそこにミサイルが着弾する。

アリアはソマリア軍に助けられることになり運ばれる。

ジャマはその様子を見守ってターゲットは死亡する。

キャサリンは隊員のサッドにこれしか方法がなかったと話してサッドも頷く。

スティーブは涙を流すマーガレットに自身の体験を話して恐ろしいが彼らがやろうとしたことはもっと恐ろしいと話す。

そして軍人に戦争の代償を知らないなどと話すのはいけないと話す。

アリアはその後運ばれてドローンは帰還する。

キャサリンは整理してアリアは命を落としてしまう。

スティーブはやりきれない気持ちを抱えたまま作戦を後にする。

エンドロールでは楽しそうに遊ぶアリアの姿が映される。

所感

必要悪なの?

すごく考えさせられる映画ですね。アリアには何の罪もない。そこに居合わせただけで正義のために死んでしまう。

それが正しいことなのかはわからない。戦争なんて始めた方がどちらも悪だなということがわかるな。

でも軍人たちが悪人とも思えないし、やりきれない映画。すごく重苦しくて決断って簡単じゃないな。

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