2013年の映画『大統領執事の涙』を見ました!

この映画は歴史映画で感動作ですね!

採点4.0/5.0

あらすじ

綿花畑で働く奴隷の息子に生まれた黒人、セシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)。ホテルのボーイとなって懸命に働き、ホワイトハウスの執事へと抜てきされる。アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、フォードなど、歴代の大統領に仕えながら、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争といったアメリカの国家的大局を目の当たりにしてきたセシル。その一方で、白人の従者である父親を恥じる長男との衝突をはじめ、彼とその家族もさまざまな荒波にもまれる。

以下ネタバレあり

冒頭セシルはホワイトハウスに座っていて昔に吊るされた黒人を思い出す。

1926年彼はジョージア州で綿花を摘んで奴隷として生活していた。

しかし母のハッティはある日雇い主のトーマスに連れ去られて父のアールはそのことを聞こうとしてトーマスに射殺されてしまう。

セシルは涙を流して女地主のアナベルはなくセシルを給仕に抜擢して屋敷へ。

そして彼はやがて農園を出て外の世界へと行くことに。

そして街に出て空腹のあまり彼はある民家に忍び込んでご飯を食べる。

そして見つかってしまい、彼はガラスを割ったことを手当てされて家主のメイナード経緯を説明。

ハッティは廃人になったと話して給仕の仕事を求める。

彼はメイナードに弟子入りして執事の心得を学ぶ。

メイナードはある日ニューヨークでホテルの給仕の仕事が来たと明かしてセシルを推薦。

彼は謙遜するセシルに二つの顔を見せろと話して白人を脅かさないことを教える。

セシルはホテルで働き始めて白人の偉い人たちに気に入られる。

そしてメイドのグロリアと結婚してルイスとチャーリーが息子として生まれる。

グロリアは黒人差別の事件のことを話してセシルは電話を受けるとホワイトハウスの執事に抜擢される。

彼は給仕長のスティーヴンと面談して普通は自分が選ぶが今回は異例だと話す。

セシルはあなたが決めていいと話して彼は雇われることに。

隣家にはギャンブラーのハワードがいて一緒にパーティする。

彼の妻はジーナでいつも喧嘩ばかり。

セシルはホワイトハウスで働き始めて同僚のカーターは下ネタ。

ホロウェイとファローズと出会って給仕デビューする。

帰宅するとハワードの子供達もきていて彼は子育てに厳しい。

ルイスは公民権運動に興味を示していて、集会に行くと話すが止められる。

セシルはアイゼンハワーと話して彼も農園育ち。

時は内戦を迎えようとしていてセシルも話を盗み聞き。

ルイスはテネシーの大学に向かうことになり家族で見送る。

セシルは心配していてチャーリーはルイスからエロ本をもらう。

グロリアは泣きそうな顔で見送ってルイスとは離れて暮らすことに。

アイゼンハワーの補佐官のアダムスはケネディを敵視。

そして黒人の懸念を聞いてホロウエイは給料の低さと昇進の無さを指摘。

ルイスはハミーと知り合って彼は黒人の公民権運動に参加する。

彼らは黒人の反発心を募らせて店でも反発する。

セシルは給仕していてルイスたちは逮捕される。

ルイスたちはそれでも運動を続けてセシルにも事情を話す。

セシルは保釈に来ていて学費を出してるんだと怒る。

2人は喧嘩になりハワーズの一家もルイスのことを話題にする。

セシルたちはケネディを迎えて彼が大統領に就任する。

グロリアはなかなか帰宅が遅いセシルに不満を漏らす。

そしてルイスが刑務所にいるのに家のことはほったらかしかと怒る。

セシルはホロウェイ達に楽器をやろうと話して演奏を趣味としていた。

ルイス達はバスに乗って移動していてKKKと出くわす。

彼らは囲まれてしまい、バスを燃やされてしまう。

セシルはケネディの娘に本を読んでいてバスが爆発したことを話される。

そしてルイスに帰ってこいと電話して彼は拘留されていた。

黒人達は迫害されていて白人との関係は緊張状態になる。

ハワードはグロリアのことをたぶらかそう閉じていてグロリアは拒絶。

ケネディはルイスが活動家であることを心配して調べていた。

ケネディはその後黒人差別を撤廃する法律を提案する。

セシルは座りこんでいてケネディが銃撃されて死んだことをカーターに話して涙を流す。

夫人はショックを受けてセシルはこのことをグロリアに話すが知ったことではないと言われて家のことを心配。

2人は仲直りしてグロリアはルイスと和解して欲しいと話す。

セシルは悩んで残業を減らしてグロリアのそばにいることを選択。

ジョンソンが大統領になり、彼はとても厳しくて横柄。

その時キング牧師が行進しようとしていてルイスも運動を続ける。

彼はハミーと恋仲になっており銃声が聞こえて隠れる。

2人は見つめあってキスしてジョンソンはセシルにルイスのことを聞くが彼はルイスのことをほとんど知らない。

ジョンソンは黒人の投票が妨害されていることを不快に思ってスピーチ。

ベトナム戦争が始まってチャールズは学校で話題になる。

セシルは黒人スタッフにも昇進のチャンスが欲しいと話して待遇が不満なら他に行けと言われてしまう。

そして街に出ると暴動が起きていてキングは殺されてしまう。

グロリアは刺繍してルイスは家に来ることに。

そして帰宅してハミーと連れてくるがセシルとは険悪。

セシルは勉強しろと怒ってしまい、出ていけと話す。

そして喧嘩になりルイスが執事と指摘するとグロリアはビンタ。

そしてグロリアも出ていけと話してルイスとハミーは退室する。

ルイスはまた逮捕されてカーターとチャールズは話してハミーは入院。

カーターは保釈してくれてチャールズはベトナムに行くと明かす。

ルイスは止めようとしてチャールズに葬式には行かないと話す。

大統領はニクソンになりルイスの入ったブラックパンサー党はかなり過激。

ニクソンは彼らを弾圧しようとしていてセシルはドキドキ。

黒人達のムーブメントは激しくなってセシルはグロリアにクラブに誘われる。

しかしセシル達はチャールズの訃報を受けてグロリアは涙を流す。

そして葬式になりルイスは会いに来るがセシルは取り合わない。

時代は流れて石油危機や不況の時代になりセシルも歳をとる。

ルイスは下院議員になろうと選挙に出てセシルは活躍をテレビで見守るが負ける。

グロリアはルイスが訪ねて来たことを明かしてレーガン大統領の時代になる。

セシルはスティーヴンに再度給料の交渉をして是正を願う。

そしてしてもらえないなら辞めると話してスティーヴンはじゃあやめろと話す。

セシルはこの件でレーガンが話したいらしいと告げて退室。

このことは認められてレーガンの妻のナンシーにセシルは客として晩餐会に招かれる。

そしてグロリアと参戦していつもとは違う給仕される側に戸惑う。

レーガンは南アフリカの人種問題を話していて経済援助はしないと告げる。

ルイス達の運動についての本は出版されて犯罪者でなくヒーローとして扱われる。

セシルは仕事に打ち込めなくなり途方に暮れる。

そしてグロリアと故郷に来てグロリアは彼に愛を告げる。

セシルは退職を申し出てレーガンは困惑して引き留めようとする。

しかしセシルの決意は固く、レーガンは人種問題で立ち位置を間違えたと話す。

セシルは自分も変化を恐れていたがもう恐れないと話す。

ルイスは運動していてレーガンに反発する。

セシルはその様子を見ていてルイスも気づいて彼と話すことに。

彼はデモに参加しようとしていて仕事を失うと言われるが、お前を失った、すまなかったと話す。

2人は和解して一緒に勾留される。

2008年老人となったセシルはオバマが大統領になるのを見届ける。

孫も生まれていてグロリアと話していたがルイスは議員になっていた。

2人はミサに行こうとしていてグロリアはセシルが聖書を取りに行くときに亡くなってしまう。

グロリアの葬儀が行われてルイスは実家で過ごしてセシルとオバマが大統領になるのを見届ける。

セシルは涙を流してネクタイに大統領からもらったピンを止める。

そして正装してホワイトハウスに来てオバマと面会を迎える。

所感

執事やなぁ…

セシルは大統領の執事としての功績が凄まじいね。これまでの経緯も全てがドラマティックやわ。

彼が見て来た歴史はおそらくアメリカでも近代の中でも重大なことばかり。ものすごい経験してるよね。

ルイスとの関係は仲直りできてよかったね。いつかは和解できる時が来たら嫌なことも忘れられるよね。

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